2012年12月1日土曜日

学生たちに「ブラック企業とは何か?」という問いかけをしたところ、ある学生はこう答えた。 「ワタミ!」


学生たちに「ブラック企業とは何か?」という問いかけをしたところ、ある学生はこう答えた。
「ワタミ!」

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「ブラック労働」をなんとかしろ 「ワタミ」叩きだけでは社会は変わらない - 常見 陽平
の一節である。

私は複数の大学でキャリア教育を担当する非常勤講師をしている。
中でも、武蔵野美術大学においては、「労働法」に関することを教えることを大学から期待されている。
彼ら彼女のたちの進路の一つである編集プロダクションや、制作会社などは劣悪な労働環境の職場も中にはあり、労働法で身を守ることがマストだからだ。
その文脈から、ブラック企業について議論する場も設けている。

の後に続くもの。

著者は
2010年代の『自動車絶望工場』(鎌田慧 講談社文庫)だと評価
する
『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』 (今野晴貴 文春新書)
を紹介し、

「ワタミ」に代表されるブラック企業(だとされている企業)を叩くのもいいが、まずは、目の前の仕事、職場がまともかどうか、それに対する適切な異議申立てこそ必要だ。
本書は単なる「ワタミ」叩きではなく、ブラック企業を社会問題として捉え直していることを私は高く評価している

と、評価している。

読んでみるかな。

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