2013年6月24日月曜日

石原慎太郎、新聞記者に八つ当たり。 「バカヤロー。(都議選の)結果なんて分かってんだよ。」と怒鳴る。 でも、もう記者もビビッてないゾ。

日刊スポーツ
石原氏「バカヤロー。結果分かってんだ」

 7月の参院選の前哨戦、東京都議選が23日、投開票され、自民党は59人全員が当選する完勝で、前回失った第1党の座を民主党から奪還した。公明党も23人全員が当選、両党で過半数を確保した。初陣の日本維新の会は、橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言の影響をもろに受け、わずか2議席。共産党は16年ぶりの議席増で第3党に躍進、民主党は第4党に転落した。都議選の結果は直後の国政選挙とリンクする傾向が強く、自民党が勢いづきそうだ。投票率は43・50%で、前回を10・99ポイントも下回った。

 都議選の開票が進む23日夜、東京・赤坂の日本維新の会東京総支部に、石原慎太郎共同代表の姿はなかった。34人の候補者を立てた維新の首都決戦。現有3議席に届かず2議席の惨敗に終わった。橋下氏の従軍慰安婦をめぐる発言、在日米軍の風俗業活用をめぐる発言で支持率は一気に低下。その影響は都議選を直撃した。

 石原氏は23日午後7時45分ごろ、外出先から都内の自宅に帰宅。夫人とともにタクシーから降りると、日刊スポーツの「党本部に行くのか」という取材に不機嫌な表情を見せた。

 石原氏 どこの社だ! 行くわけねえだろう、バカヤロー。(都議選の)結果なんて分かってんだよ。

 記者を怒鳴り上げると、重い足取りで自宅に入っていった。開票速報が始まる時間に合わせて帰宅したものとみられるが、すでに維新の大敗を覚悟していたようにまくし立てた。

 橋下氏の問題発言に、首都東京の有権者はそっぽを向いた形だ。おひざ元での逆風に、石原氏は18日に「大迷惑だ」と発言。これを受け、橋下氏は19日、都議選敗北なら共同代表を辞任する考えを示した。松井一郎幹事長が勝敗ラインを現有の3議席とした20日、橋下氏は都議選候補らにメールで謝罪。橋下氏は、告示前後に2度、都議選候補の応援に東京入りし、選挙戦最終日の22日には池袋駅前の街頭演説で石原氏と握手して“和解”を強調したが、選挙戦の巻き返しにはつながらなかった。

 午後9時すぎに総支部で会見した平沼赳夫代表代行は「改選議席3を下回っても波風立てる必要はない。参院選へスクラムを組めばいい」と、橋下氏の代表辞任を否定。石原氏が総支部に姿を見せなかったことには「非常に熱心に街頭をしていただいた。80歳でもあられるので、ご自宅でみていてくれる」と説明した。藤井孝男選対委員長は、選挙結果を受けて石原氏と電話で会談した。藤井氏によると、石原氏は「どんな結果になろうとも、橋下代表と一致結束して参院選に臨む」と話したという。

 10日後の7月4日に公示が迫る参院選に同じ体制で突入して、都議選と違った結果が出せるのか。参院選候補者の出馬辞退も相次いでおり、党の立て直しの道は難しそうだ。【清水優、峯岸佑樹】

 [2013年6月24日9時49分 紙面から]

あーあ、知事辞めんじゃなかった、というところカナ。


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