2012年5月24日木曜日

「(電力消費地や国が)電気が必要でないと言うならば、無理して動かす必要はない」(西川福井県知事)


福井県知事の発言は、立地県と消費府県の「ネジレ」を、まともな形に解(ほど)くキーである。

だから、西川氏が言うように大飯を動かす必要は全くないのである。

以上。

朝日新聞
「電気必要ないなら動かさない」 大飯再稼働で福井知事

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について、福井県の西川一誠知事は24日の記者会見で「(電力消費地や国が)電気が必要でないと言うならば、無理して動かす必要はない」と述べた。
西川知事は、再稼働に反発している関西の自治体に対する政権の対応の遅さを批判しており、改めて再稼働に向けた政権の決意を促す意味があるとみられる。


 19日に開かれた関西広域連合の首長会合では、細野豪志原発相が再稼働への理解を求めたが、出席した知事らから「安全確認の態勢が不十分」として再稼働に否定的な見解が相次いだ。
西川知事は、こうした関西の首長らの言動について「消費地が将来の見通しもないままいろんなことを言うのは望ましくない」と批判。
同会合で大阪市の橋下徹市長が「1~3カ月の臨時運転」を提案したことについては、「ご都合主義は話にならない」と不快感を示した


 一方で、西川知事は「いくら何でも政府の対応が遅すぎる」と政権の対応にいらだちを見せた。
「関西の同意を待っているわけではない。
政府が姿勢を示すことで解決できる」とも述べ、関西の首長への説得を打ち切ってでも再稼働への決意を示すよう政権に求め、野田佳彦首相のリーダーシップを改めて促した。

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