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当日広島入りでがん死リスク増加 原爆投下、残留放射線か
原爆投下の当日に広島市に入った30~49歳の男性は、3日後以降に入った男性よりも、がんで死亡するリスクが高かったことが17日、広島大原爆放射線医科学研究所の大谷敬子助教らの解析で分かった。
核爆発で生成された放射性物質から発生した残留放射線による健康被害を示唆している。大きな影響はないとしていた日米共同の研究機関、放射線影響研究所の見解に反論する結果。
大谷助教は「30~49歳の男性は爆心地付近で家族を捜し回ったり遺体を運んだりする役割を求められやすい年齢で、放射性物質を含んだ粉じんなどを吸い込み、残留放射線の影響を最も受けたと考えられる」と話す。
2013/10/17 08:38 【共同通信】
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