首相「参拝決めている」 靖国に真榊奉納、時期見極め
産経新聞 10月18日(金)7時55分配信
安倍晋三首相は17日から始まった靖国神社(東京・九段北)の秋季例大祭にあわせ、内閣総理大臣名で「真榊(まさかき)」という供物を私費で奉納した。春の例大祭時にも「真榊」を納め、参拝は控えたため、今回の例大祭期間中も参拝は見送りとの観測が流れている。ただ、首相は周囲に「どこかのタイミングで参拝することは決めている」と述べているほか、例大祭は20日まで続く。首相は例大祭期間中も含め、慎重に参拝時期を探っているとみられる。
「安倍さんは必ず靖国に行く。例大祭の期間外も許容範囲だろう」
首相側近は17日、こう語った。首相は第1次政権時に参拝しなかったことについて、繰り返し「痛恨の極み」と述べており、菅義偉(すが・よしひで)官房長官も同日のフジテレビ番組で「首相の気持ちは当初から全く変わっていないだろう」と指摘した。
首相は昨年12月、いったんは就任翌日の27日に靖国に「電撃参拝」することを計画したが、このときは周辺に慎重論があって見送った。就任直後でまだ中国、韓国など近隣国や同盟国の米国の反応や出方が見えにくかったこともある。
その意味では、今回の例大祭は一つのチャンスだ。もとより例大祭は靖国にとって最重要な祭事であり、参拝の時期としてふさわしいのは言うまでもない。
また、中韓両国には対日関係改善に向けた動きは特段見られない上、年内に首脳同士が顔を合わせる機会もなさそうだ。東アジア地域の緊張が高まるのを嫌う米国も、シリアの化学兵器使用問題や国内の債務上限引き上げ問題などで現在は靖国どころではない。
各種世論調査では、首相の靖国参拝を望む声の方が多数派だ。
例大祭期間はまだ3日間ある。最後は「首相の腹一つ」(周辺)にしても、第1次政権時代からの宿題を果たすにはいい頃合いだろう。(阿比留瑠比)
#真榊奉納 真榊とは神前に供える榊の鉢植えのこと。最近話題になるのは、右翼総理が中韓両国に配慮して直接参拝する代わりに真榊を奉納するとき。しかし安倍は「内閣総理大臣 安倍晋三」と書いた名札を添えて奉納している。なぜか? それは公的参拝を意味しているから。中韓両国はだから批判する。
— 雪之丞 (@aoitori2011) October 17, 2013
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