最悪の状況だから建設的なことを書きます。
自民党を選んだ国民が悪い、というのはウソです。民主党に負けた2009年総選挙に比べ、2012年に自民党に投票した人はむしろ減っています。むろん自民党に投票した人は全体のなかの少数派にすぎません。
これは多数決でなく少数決なのです。(続く)
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2013, 12月 5
(承前)2012年総選挙の比例区で自民党に投票した人は全有権者のたった16%。6人に1人。
二大政党のもう一つの民主党支持が激減し小選挙区制の作用で圧勝したにすぎない。
少数派の専制が嫌なら、小選挙区制を廃止し、比例代表制にすること。今これを学ばなかったら、それは国民の自業自得。
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2013, 12月 5
おはようございます。中野晃一先生が書いていたように、2012年の選挙で有権者は自民党を圧倒的に支持したわけではありません。比例区の得票率は27.6%(57議席)、政権陥落した2009年の26.7%(55議席)と比べても1ポイントしか上がっていません。
— 内田樹 (@levinassien) 2013, 12月 5
すみません。少し前のツイートの数字書き違えました。「しかし小選挙区では得票率43.0%で237議席(議席占有率79%)。敗北した民主党は得票率22.8%で27議席(9%)。この小選挙区制のシステムが今回の自民党の独裁的な国会運営を可能にしたのです。」
— 内田樹 (@levinassien) 2013, 12月 6
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