2015年1月10日土曜日

有権者怒り! 佐賀知事選で安倍首相の肉声録音“迷惑”電話 (日刊ゲンダイ) : ただでさえ県民の評判が悪い樋渡候補は、電話作戦でさらに反発を買っている始末・・・ / これが安倍の録音電話音声 (Youtube)   

日刊ゲンダイ
有権者怒り! 佐賀知事選で安倍首相の肉声録音“迷惑”電話
2015年1月9日

 自民党が推す前武雄市長の樋渡啓祐氏(45)と、総務官僚出身の山口祥義氏(49)が激戦を繰り広げている佐賀県知事選。佐賀県民が、ある“怪電話”にカンカンになっている。

「正月三が日が終わった頃だったでしょうか、自宅にいたら、突然、電話が鳴ったんです。受話器を取ると、何の説明もなく、安倍首相の声で<新しい佐賀県のリーダーとして樋渡啓祐さんをご支援いただきますように>って録音テープが流れ、そのままプツン。一方的に電話をかけてきて、勝手にテープを流し、勝手に切れる。正月から、これほど失礼な電話はありませんよ」(佐賀県内の主婦)

 どうやら保守分裂によって苦戦を強いられている自民党本部が片っ端から安倍首相の応援テープを流しているらしい。樋渡陣営に確認すると、電話は投票を呼び掛ける「総裁テープ」(広報担当)とのこと。県内の有権者宅にランダムにかけまくっていた。すでに終了しているが、いきなり電話で安倍首相の録音テープを聞かされる県民はタマったもんじゃない。県選管にも、苦情や問い合わせが「1日数本あった」(担当)という。

 ただでさえ県民の評判が悪い樋渡候補は、電話作戦でさらに反発を買っている始末だ。

「ネットでは『ノーモア樋渡』という特設サイトがつくられ、武雄市長時代に強引に進めた行政手法に対する批判や、『ひまじんうんこ』『君はゴキブリ以下』といった過去のネット発言が次々とバクロされています。樋渡陣営は必死に削除しているようですが、拡散するばかり。さらに今回の“怪電話”ですからね。ダメージは大きいですよ」(佐賀県政記者)

 今月11日に投開票される佐賀県知事選が、どうなるか見モノだ。


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