「横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮」展に行った(←コチラ)
同時に、コレクション展(常設展)2015年度第3期も同じチケットで鑑賞できた。
以下、その概要。
■「抽象と構成」というパートで
シロウトなのでよくは判らないけれど、判らないなりにも、名前だけは知っている作家とか、面白い作品が多々あった。
▼ジョージ・グロッス『エドガー・アラン・ポーに捧ぐ』1918年
▼ヴァシリィ・カンディンスキー『網の中の赤』1927
▼パウル・クレー『攻撃の物質、精神と象徴』1922
▼ジョルジュ・ブラック『画架』1938
▼ポール・デルヴォー『階段』1948
ポール・デルヴォーは、20世紀ベルギーを代表する作家、1930年頃にダリやマグリットらの作品と出会い、シュルレアリスムに接近した。
本作の中央には、階段の降り口に立つ半裸の女性が描かれる。
彼女の左手の先には、壁に落ちた影に導かれるように設計図が、さらにその先にはギリシャ神殿のような建築現場が見える。
画面右の女性も同じ場所を指し示す。
クレーンや街灯など、近代と古代が混在する不思議な世界に見る者は誘われる。
▼リチャード・ハミルトン『わがマリリン』1966
「×」や「Good」はマリリン・モンローが付けた印。
死後に公開されたこれらの写真は、女優がいかに「見せたい私」の姿を厳しく管理していたかを物語る。
ハミルトンは4つのショットを反復し、非現実的な色合いを加えることで、イメージ操作の跡をさらに強調している。
■「神話とヌード」のパート
▼展示エリア
▼カロリュス=デュラン『アンドロメダ』1887
▼藤田嗣治『腕を上げた裸婦』1923大正12
▼パウル・クレー『内なる光の聖女』1921
▼アンリ・マティス『ダンス』1935-36
▼日本絵画の展示エリア
▼鏑木清方『遊女』1918大正7
▼諏訪敦『Stereotype Japanese 08 Design』2008平成20
▼中平卓馬の写真展示
「無名都市~現代の写真に見る匿名の風景」というパート
▼美術館内部
落ち着く空間だ
【コレクション展】2015年度第3期の情報をウェブサイトに公開!「神話とヌード」「抽象と構成 ~工業化と都市のイメージ」「無名都市 ~現代の写真に見る匿名の風景」「コムデギャルソンと家具」、4つのテーマで構成します。 http://t.co/ZgEFzWHpoE #yokobi
— 横浜美術館 (@yokobi_tweet) 2015, 10月 18
【コレクション展】2015年度第3期の情報はもうご覧になりましたか。太田聴雨《飛天》の図版が目を惹きます。会期は11月3日(火・祝)~2016年4月3日(日)まで。 https://t.co/ZgEFzWHpoE #yokobi pic.twitter.com/F9PpakOffD
— 横浜美術館 (@yokobi_tweet) 2015, 10月 24
【コレクション展】今年9月にご逝去された中平卓馬さん。当館では2003年に個展を開催した、縁の深い作家でした。写真展示室では中平さんの1960-70年代の作品25点をご紹介しています。 https://t.co/P4buiKT4vu #yokobi
— 横浜美術館 (@yokobi_tweet) 2015, 11月 7
横浜美術館コレクション展2015年度第3期に Stereotype08が国内初展覧になります。併せてトークイベントは、2月が金氏徹平さん、3月が諏訪敦。会期は11月3日(火・祝)~2016年4月3日(日)まで。 pic.twitter.com/hzYntHxvcw
— 諏訪 敦 Atsushi SUWA (@suwakeitai) 2015, 10月 24
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