2015年11月10日火曜日

横浜美術館 コレクション展(常設展)2015年度第3期(11月3日~2016年4月3日) 「抽象と構成」 「神話とヌード」 「無名都市」(中平卓馬の写真展示) : 太田聴雨《飛天》 諏訪敦《Stereotype Japanese 08 Design》 鏑木清方《遊女》

11月6日、横浜美術館で開催中の
「横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮」展に行った(←コチラ)

同時に、コレクション展(常設展)2015年度第3期も同じチケットで鑑賞できた。
以下、その概要。

■「抽象と構成」というパートで
シロウトなのでよくは判らないけれど、判らないなりにも、名前だけは知っている作家とか、面白い作品が多々あった。

▼ジョージ・グロッス『エドガー・アラン・ポーに捧ぐ』1918年

▼ヴァシリィ・カンディンスキー『網の中の赤』1927

▼パウル・クレー『攻撃の物質、精神と象徴』1922

▼ジョルジュ・ブラック『画架』1938

▼ポール・デルヴォー『階段』1948
ポール・デルヴォーは、20世紀ベルギーを代表する作家、1930年頃にダリやマグリットらの作品と出会い、シュルレアリスムに接近した。
本作の中央には、階段の降り口に立つ半裸の女性が描かれる。
彼女の左手の先には、壁に落ちた影に導かれるように設計図が、さらにその先にはギリシャ神殿のような建築現場が見える。
画面右の女性も同じ場所を指し示す。
クレーンや街灯など、近代と古代が混在する不思議な世界に見る者は誘われる。

▼リチャード・ハミルトン『わがマリリン』1966
「×」や「Good」はマリリン・モンローが付けた印。
死後に公開されたこれらの写真は、女優がいかに「見せたい私」の姿を厳しく管理していたかを物語る。
ハミルトンは4つのショットを反復し、非現実的な色合いを加えることで、イメージ操作の跡をさらに強調している。

■「神話とヌード」のパート
▼展示エリア

▼カロリュス=デュラン『アンドロメダ』1887

▼藤田嗣治『腕を上げた裸婦』1923大正12

▼パウル・クレー『内なる光の聖女』1921

▼アンリ・マティス『ダンス』1935-36

▼日本絵画の展示エリア

▼鏑木清方『遊女』1918大正7

▼諏訪敦『Stereotype Japanese 08 Design』2008平成20

▼中平卓馬の写真展示
「無名都市~現代の写真に見る匿名の風景」というパート

▼美術館内部
落ち着く空間だ









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