2017年11月26日日曜日

給料が下がっている国は世界でも稀 大前研一氏が語る日本の問題点(マネーポストWEB); 世界第3位の経済大国でありながら、名目賃金は、OECD(経済協力開発機構)35か国中で19位だ(2016年/ドル換算)。しかも、2000年時点の賃金と現在を比較すると、各国が軒並み大幅に上昇しているのに対し、ただ1国、日本だけが下がっている.....



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 日本は給料が20年も上がらず、初任給は平均20万円ほどのままで、今や欧米先進国に比べて大幅に低くなっている。世界第3位の経済大国でありながら、名目賃金は、OECD(経済協力開発機構)35か国中で19位だ(2016年/ドル換算)。しかも、2000年時点の賃金と現在を比較すると、各国が軒並み大幅に上昇しているのに対し、ただ1国、日本だけが下がっているのである。デフレだからと看過できるような話ではない。

 雇用では、団塊の世代がリタイアする一方、少子化で若手の労働人口が減っているため、建設、小売り、介護といった業界では、人手不足がいっそう深刻になりつつある。それでも給料は、なかなか上がらない。中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)の日本法人が初任給40万円以上で新卒者を募集したというニュースが大きな話題になる始末だ。

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