2024年11月10日日曜日

今回の選挙は「男対女」という構図があり、トランプ陣営の特に若年男性層をターゲットにした戦略が功を奏した / トランプ陣営が2020年の敗戦後からアプローチを変えたことがわかってきた。その頃から2024年を念頭にトランプ陣営はトランプをスポーツや総合格闘技UFC等の会場に出向かせ、若年男性層へのアピールと「マッチョ」なトランプというイメージ作りを始めた。陣営は大統領選を左右する激戦諸州で、若年男性層が有権者の11%を占めることに注目、その取り込みを図ったわけだ。 / 若年男性層は選挙で投票率が低く(大統領選でも3-4割)、政治に興味があるわけでもなく、支援が期待しにくいグループで、従来はキャンペーンのターゲットになりにくかった。だがトランプ陣営はその分伸び代があると考え、その層にアピールするためのイメージ作りを戦略の柱の一つに添えたという。、、、、、      

 


〈ツイート全文〉

「ハリスが女性だから負けた」とコメントしてる人が多いので若干補足。

むしろトランプ陣営が「男はトランプ」という雰囲気を作り出したことが重要で、トランプ支持のインフルエンサーなんかがポッドキャストで「男ならトランプに投票」と言ったり、トランプ自身演説で「私が女性を守る、彼女たちがそれを望んでいてもいなくても」などと発言することで、マッチョ性を強調していった。それにMeToo運動以降の流れに反発し不満を溜めていた男性層が飛びついたのも理解できる。

こう考えると、演説でトランプがあるゴルファーの性器の大きさに言及したり、オーラル行為の振りをしたのも理解できる。そうすることで、bro cultureにハマっている男性層に「俺らと同じじゃんwww」と思わせることに成功したからだ。

トランプとその陣営は反対派が考えている以上に賢く戦略的だ。民主党は今後、ジェンダーや女性についてのメッセージングを賢くやらないと、また敗北を繰り返すことになる。




 

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