2013年2月16日土曜日

「熱血指導」柳本(前女子バレー監督)、体罰事件の桜宮高校の顧問に就任

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なぜ、この人に? 体罰事件「桜宮高」の顧問に就任
ゲンダイネット2013年02月16日07時00分

 大阪市教育委員会は12日、体罰事件が発覚した市立桜宮高改革の担当顧問に、バレーボール女子日本代表前監督の柳本晶一氏(61)を選任したと発表した。

 任期は3年で、18日に就任する。桜宮高では、主将が自殺した男子バスケ部のほか、男子バレー部やサッカー部でも体罰が常態化。14運動部のうち、11運動部で体罰があった。柳本前監督は、「鉄拳制裁」の体質が染み込んだ運動部の意識改革を託されたワケだ。当初は校長就任を要請されたものの、固辞し、市教委顧問になったという。柳本前監督は大阪市出身で、男子バレーの新日鉄などで活躍。03年から08年まで女子バレーの日本代表監督を務め、アテネ、北京の両五輪で5位入賞。現在は、解説者や芦屋大学(兵庫県)バレー部の総監督を務める。地元出身とはいえ、なぜ、柳本前監督に白羽の矢が立ったのか。

 市教委は「学校の立て直しを図る人材として複数の候補者を選び、その中からスポーツ指導のエキスパートである柳本氏が適任と判断しました」(人事担当)と説明するが、本当に適任なのかどうか。

「改革担当といっても、非常勤だから、学校に常駐するわけではありません。報酬も決まっていません。たまに顔を出す程度で、学校の雰囲気や生徒の意識を変えられるのか甚だ疑問です。何より、教員の反発もあるでしょう。市は、今回の人事を『適任』と強調していますが、本当は誰も引き受ける人がいなかったのではないでしょうか」(大阪市市政担当記者)

 そもそも柳本前監督といえば「熱血指導」で知られた代表格だ。ネット上でも、全日本女子監督時代、スパイカーの大山加奈にボールを投げつけ、鬼の形相で「何が大山じゃっ、ボケッ!」「バカタレ」と激しく怒鳴りつける映像が流れている。怯える大山や周囲の選手の顔が印象的だ。

 12日、柳本前監督と一緒に会見した橋下市長は「最高の人選」と胸を張っていたが、まだ勤務体制も決まっていないのでは、単なるパフォーマンスで終わりかねない。
(日刊ゲンダイ2013年2月13日掲載)

1 件のコメント:

  1. 私の友人の話を投稿します。
    彼(柳本氏)がなぜ今回の事件で全面に出てきたのか理解し難いと言ってます。何故なら彼は高校時代(大阪商業大学付属高校)三年生のキャプテンの時、監督に隠れ後輩に鉄拳制裁が日常茶飯事だったと言ってます。高校卒業後その当時の実業団リーグの帝人三原に就職し、一年足らずで新日鐵に移籍し他のメンバーの力もあり、選手で何度か日本一になり(その間も後輩には言葉の暴力は多々あった)その後監督になってからはもっと酷くなったとようです。
    以上のことだけでも分かるように、個人のマスターベーションだけで後輩達に暴力を行っていた人間を、橋本市長は何を根拠に今回のポジションに置いたのか一度確認したいとも言ってます。他にもいろいろありますが長くなるのでこれぐらいでにします。
    この投稿について、私の友人は彼(柳本氏)からあった「実際の体験談だから是非投稿したい」ということで、私が代筆しました。

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