鎌倉 明月院 あじさい 瓶の井 北条時頼の墓

「あじさい」と言えば「明月院」、「明月院」と言えば「あじさい」というくらいの定番ですが、「成就院」、「長谷寺」と廻ってみて、人の多さに閉口、もう「あじさい」には行かないと宣言したものでしたが、今日突然転向して、「明月院」に行きました。
かなり以前に二度ほど行ったことはあったのですが、さすがに立派なものでした。

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正面
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メインの参道
（比較的、人の少ない時に撮ったもの）
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方丈前は人が一杯。方丈の写真は割愛します。
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開山堂
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明月院やぐら（羅漢洞）
平治の乱で戦死したこの地の豪族の菩提供養の為に造られ、
のち上杉憲方が墓塔を建立したと伝えられているそうです。
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瓶（かめ）の井（鎌倉十井）
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北条時頼の墓
時頼は北条得宗専制政権の基礎を築いた人（名越氏・三浦氏を滅ぼす）。
時宗の父
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「鎌倉十井」というのは、文政12年に書かれた「鎌倉攬勝考（ﾗﾝｼｮｳｺｳ）」という本に書かれているそうです。もともと水質の良くない鎌倉にあって、これら10ヶ所の井戸は良質の水が湧いたということのようです。明月院の「瓶の井」は現在も使用可能とのことです。
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お寺のパンフレットによる由来の紹介。
「国指定史跡　明月院
明月庵の創建は今から八三〇年前、永暦元年（一一六〇）にはじまる。
この地の住人で、平治の乱で戦死した首藤刑部大輔俊道の菩提供養として俊道の子、首藤刑部太夫山ノ内経俊によって創建。その後、康元元年（一二五六）、北條相模守時頼公によって、この地に「最明寺」を建立（現在、明月院西北の場所）。言うなれば北條時頼の別業の仏堂。時頼は三〇才で出家、僧名を覚了房道崇と号し、弘長三年（一二六三）十一月二十二日、三十七才で卒去。
のちに北條時宗（時頼の子）が、最明寺を前身として「福源山禅興仰聖禅寺」を再興。開山は建長寺開山大覚禅師の五世法孫の位地にあった密室守厳禅師。康暦二年（一三八〇）、時の関東公方足利氏満が管領上杉安房守憲方に禅興寺の中興を命じ、伽藍を完備、寺域を広大にし、支院を配置させた。足利三代将軍義満天下の時、大寺院を選ぶにおいて禅興寺を関東十刹の一位とする。
明月庵は「明月院」とあらためられ、支院の首位におく。本尊　聖観世音菩薩。その当時の「明月院絵図」にありし日の堂塔伽藍を偲ぶ。禅興寺は明治初年廃寺となり、「明月院」のみを残し今日に至る。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　臨済宗建長寺派　福源山明月院」
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この「禅興寺」は、今の横須賀線の通っている辺りが総門だったようです（参考、コチラ）。
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「★鎌倉インデックス」をご参照下さい
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「寺社巡りインデックス」をご参照下さい。
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