日経新聞
放射線監視装置、675地点で改修へ 10%低く表示
2012/11/8 2:28
政府の原子力災害対策本部は7日、空間放射線量を測定するため、福島県や周辺県に設置した放射線監視装置(モニタリングポスト)で、10%程度低い空間線量が表示されていたとして、675カ所で改修工事を行うと発表した。来年2月までに全ての改修を終える。装置内で金属製の箱に覆われたバッテリーが検出器の隣に設置されていたため、放射線が遮られていた。
東京電力福島第1原発事故を受け、政府は公共施設や観光地などにモニタリングポストを設置し、今年4月から文部科学省のホームページで測定結果を公開していた。
住民や自治体から実際の線量と異なるという指摘を受け、機器の位置を変更し、より正確な表示を目指す。〔共同〕
読売新聞
7県の線量計測器675台、10%低い値を表示
政府の原子力災害現地対策本部(福島市)は7日、福島第一原発事故による放射性物質の影響を観測するために福島、宮城、山形など7県に設置された可搬型のモニタリングポスト計675台について、空間線量が実際より低い値を計測していたと発表した。
同本部によると、検出器の真横にバッテリーなどがあるために放射線の一部が遮られ、本来の数値よりも約10%低い線量が表示されていたという。
同本部は、準備が整い次第、機器調整工事を行う。バッテリーを検出器から離れた位置に置くよう改良する。工事は、来年2月末をめどに完了する見通し。
(2012年11月8日07時45分 読売新聞)
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