2012年11月24日土曜日

橋下の言うことの変質 原発再稼動反対、企業献金禁止、タレント候補擁立しない、相乗り選挙は大政翼賛会

内田樹が「いじめの達人」と賞賛する橋下(←コチラ)は、
また、ウソや変質の多いニンゲンでもある。
いちいちフォロするほどのヒマ人じゃないので、その変質の全貌はよくわからない。

こんなツイートがあった。






なるほど、こりゃフラフラだわ。

その時その時の「勝負」に勝てばいい、
そのためには「若干の修正」を機敏に行う。

少し時間がたって振り返ったら、大きな変質を遂げている。

橋下は政治家にはむいていない説を、ワタクシは持っている。
一刻も早く足を洗ったほうがいい。

▼11月23日付け「朝日新聞」

▼11月21日付け「朝日新聞」
(双頭の片割れの記事もついでに)

読売オンライン
維新の政策修正に厳しい声…地方議員ら集め会議
 日本維新の会は21日、衆院選で連携する全国の政治団体や地方議員らを集めた会議を大阪市内で開き、太陽の党との合流経過を説明するとともに、各地での公認候補への選挙支援を要請した。出席団体からは、維新の会が「企業・団体献金禁止」ルールを撤回するなど、基本政策を修正したことに対し、厳しい意見が相次いだ。
 会議は、基本政策「維新八策」への賛同を条件とする協定書を締結した「京都維新の会」のほか、「松山維新の会」など全国11団体の地方議員らが出席し、非公開で行われた。
 出席者によると、太陽の党に配慮して、献金禁止ルールを撤回したことなどに対し、「有権者に説明できない」などの異論が出たという。
 幹事長の松井一郎大阪府知事は、太陽との合流について、「今までと違うと不満があると思うが、すべてをのみ込んで力を結集してほしい」と理解を求めた。
(2012年11月22日  読売新聞)

▼相乗り選挙は大政翼賛会
読売


衆院選と同日選の東京都知事選(12月16日投開票)は、猪瀬直樹副知事(66)の出馬表明で主要候補が出そろった。

 すでに自民、公明、みんなの党が猪瀬氏支援を表明しているが、そこに加わるのが、既成政党批判を強める日本維新の会。代表代行の橋下徹・大阪市長と“共闘関係”にある猪瀬氏を足がかりに、衆院選で首都攻略につなげたいという思惑からだが、各政党の「相乗り」選挙に対する批判を自ら受けることにもなりかねない。

 ◆「方針転換」◆

 維新の会は、東京の選挙区で擁立する衆院選の顔ぶれを次々に決定。立候補予定者は、既成政党批判を繰り広げるが、都知事選のことになると途端に歯切れが悪くなる。都内の選挙戦を仕切る、維新の会所属の大阪府議は19日の記者会見で、都知事選のことを問われると「対応は党幹部に一任しているとしか説明できない」と言葉を濁した。

 猪瀬氏支援で維新の会に迷いが見えるのは、橋下氏のこれまでの主張と相いれないからだ。橋下氏は昨年11月の大阪市長選で、「相乗り」で対立候補を推す主要政党を「戦時中の大政翼賛会のようだ」などと糾弾し、有権者の喝采を浴びて大勝した。

 しかし、太陽の党との合流で、維新の会の代表は橋下氏から、猪瀬氏を都知事に後継指名した石原慎太郎・前都知事に代わった。大阪の地域政党から脱却し、全国に打って出るためには、石原氏の力が必要だ。松井一郎幹事長は「石原代表の意思を尊重する」として従来の方針を転換。都知事選では各党と足並みをそろえるように、猪瀬氏支援を決めた。

 ◆イメージアップ◆

 衆院解散後、新党結成が相次いだことで、一時の勢いにもかげりがみえる第3極。維新の会が「相乗り」をしてまで猪瀬氏支援に乗り出すのは、東京で根強い人気を誇り、衆院選の比例東京ブロックで出馬する見通しの石原氏の知名度を生かすことで、都知事選を、党の存在感を示す場として最大限活用するためだ。

 都知事選の選挙期間が始まるのは衆院選より5日早い。維新の会は、都知事選を衆院選の「前哨戦」と位置づけ、今月29日の告示日は、猪瀬氏の第一声の街頭演説で石原、橋下両氏をそろい踏みさせ、維新の会の支援を前面に打ち出すことを計画している。

 都内の有権者にとって、維新の会は「大阪の地域政党」という印象が強く、都内の立候補予定者は党のイメージアップを求めている。立候補予定者は、「石原さんと橋下さんの2人が一緒に東京の街頭に立てば、有権者の反応も大きく変わるはずだ」と期待する。

 ◆主要政党は静観◆

 維新の会が「相乗り」を決めた都知事選に、主要政党が警戒する様子はない。むしろ、衆院選と同日選になったことで注目度が下がり、結果的に争点もかすむとして、自民の都連幹部は「こんなに楽な選挙はない」と冷ややかに語る。公明党都本部の幹部は、衆院選で手いっぱいだとして、「都知事選は二の次。勝てそうな候補にさえ乗ることができれば、運動員の負担は少なくて済む」と語った。

 都知事選に出馬表明した主な顔ぶれでは、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(65)が、共産、社民、国民の生活が第一などの支援を受けるものの、前神奈川県知事の松沢成文氏(54)、元自民党総務会長の笹川尭氏(77)は特定政党の支援を受けない見通しだ。

 都議会で最大勢力を抱える民主党は、新党改革代表の舛添要一氏に出馬を打診したものの拒否され、独自候補の擁立を断念。逆風下で戦う衆院選に戦力を集中させ、今回の都知事選は「自主投票」となる。都議会民主党の酒井大史幹事長は「支援する都知事候補を最後まで模索したが、党内の意見がまとまらなかった」と語った。

(2012年11月24日08時39分  読売新聞)

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