2013年1月12日土曜日

福島県大熊町の農業用ため池土壌、セシウム105万ベクレル検出。これまでの最高値。

福島民報
セシウム105万ベクレル検出 大熊の農業用ため池土壌 環境省調査
 環境省は10日、昨年9~11月にかけて県内の河川や湖沼など計217地点で実施した水質と底部土壌(底質)などの放射性物質検査結果を発表した。大熊町の農業用ため池「鈴内4」周辺の土壌から1キロ当たり105万ベクレル、双葉町の農業用ため池「沢入第1」の底質から78万ベクレルの放射性セシウムが検出された。県によると、これまでの土壌調査で最高値
 いずれのため池も東京電力福島第一原発から約10キロにあり、今回、初めて調査した。最高値は周辺土壌、底質ともに前回調査(昨年7~9月)の約8倍となった。大熊町の「鈴内4」は水からも60ベクレルのセシウムが検出された。水深が20センチ程度で、濁っていたため、底質の影響があったとみられる。
 複数回実施した地点は最新日の結果を掲載した。「鈴内4」「沢入第1」はともに10月と11月の2回調査し、最高値はいずれも10月だった。環境省は「全体では横ばい傾向だが、放射性物質が飛散した原発から北西の方向では高い値が多かった」としている。
( 2013/01/11 10:56 )

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