2013年8月11日日曜日

復興予算使えず線量計点検見送り 6市町村、無用な被ばくも

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復興予算使えず線量計点検見送り 6市町村、無用な被ばくも

 東京電力福島第1原発事故で国から避難指示を受けた福島県の12市町村のうち半数の6市町村で、国の復興予算が利用可能なことを知らず、避難住民に配布や貸し出しをした電子線量計の点検調整を見送っていたことが10日、分かった。未調整の場合、誤差が大きく、住民が無用の被ばくを受ける恐れがある。復興庁は説明不足を認め、周知徹底を図る方針。

 政府は7月末、2012年度の復興予算のうち35・2%が使われなかったと発表したばかりだが、地元自治体の担当者は「制度が複雑すぎて問い合わせ先も分からない。何のための復興予算なのか」と憤っている。

2013/08/10 17:11   【共同通信】

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