【インドネシア】首都圏で180万人ゼネスト、31日から２日間

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【インドネシア】首都圏で180万人ゼネスト、31日から２日間
NNA 2013/10/25 08:30

　インドネシア労組会議（ＫＳＰＩ）は24日、今月31日と来月１日の２日間、首都圏を中心に大規模なゼネストを展開すると明らかにした。ジャカルタと西ジャワ州ブカシ県などで180万人を動員する。政府が間もなく来年の州最低賃金を発表するのを前に、大幅な賃上げを要求する構えだ。

　ＫＳＰＩの広報担当者によると、ジャカルタとブカシ県の企業に勤務する80万人のほか、西ジャワ州デポックとボゴール、バンテン州タンゲランで計70万人、西ジャワ州カラワン、プルワカルタ、スバンで計30万人が参加する。労働者が勤務する各工場前で座り込みストライキを実施する。

　最低賃金を算出するための適正生活水準（ＫＨＬ）の構成品目を60品目から84品目に増やすべきとの考えをあらためて表明。ジャカルタの州最低賃金を今年度から７割増しの370万ルピア（約３万2,000円）に引き上げるよう主張する。

　北スマトラ州メダンでも工業団地５カ所で、総勢10万人がストに参加する計画だ。メダンでは来年の州最低賃金を、今年度比８割増しの250万ルピアに引き上げるよう要求している。