2013年11月27日水曜日

赤福前社長:「おかげ横丁に外人は来てほしくない」(毎日新聞) : 伊勢神宮のお膝元で排外主義者が公然と商売をやっているという事実。

毎日JP
赤福前社長:「おかげ横丁に外人は来てほしくない」
毎日新聞 2013年11月27日 08時30分(最終更新 11月27日 10時30分)

20年に1度の式年遷宮でにぎわう三重県伊勢市の伊勢神宮内宮(ないくう)門前にある商店街「おかげ横丁」について、地元の老舗和菓子製造販売「赤福」の前社長、浜田益嗣(ますたね)氏(76)が26日、津市であったフォーラムの対談で「おかげ横丁には外人は来てほしくない」などと発言した。伊勢市は今年の神宮参拝者を1300万人と予測し、外国人誘客にも取り組んでいる。

フォーラムは同県などが主催。地域活性化をテーマに、経営者ら約350人が集まった。この中の対談で、おかげ横丁建設の経緯などについて聞かれた浜田氏は「外人は来てほしくない。いたらおかしいでしょ。来ないでくれとは言えないが、英語の表記をするような気遣いはしない」と話した。

内宮、外宮(げくう)では今年10月、式年遷宮のクライマックス「遷御(せんぎょ)の儀」が行われ、参拝者が過去最高の1000万人を突破している。市は外国人観光客をもてなすため、飲食店や土産物店の経営者向けに英会話の研修会を開くなどしている。

浜田氏は毎日新聞の取材に、社長を務める関連会社を通じて「伊勢は日本人の心のふるさとで、日本の方々に喜んでもらう街をつくりたいという意味の発言だった。外国人への偏見ではない」とコメントした。【大野友嘉子】

【ことば】おかげ横丁

浜田益嗣氏が発案、赤福が140億円を投じて1993年7月にオープンさせた伊勢神宮内宮前にある商店街。約1万3000平方メートルの敷地に、飲食店や土産物店など50店以上が並び、江戸末期から明治初期の門前街の風情を再現している。運営は赤福の子会社。三重県によると、昨年は452万人が訪れた。浜田氏は元伊勢商工会議所会頭。




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