法律に書かれる「伝統文化」や「愛国」はまやかしである/田中優子 http://t.co/2qIHKrBuic 「最近言われている“伝統”というのは、殆どが明治以降に成立したもの」
— ソウル・フラワー・ユニオン (@soulflowerunion) 2014, 1月 5
(略)
編集部 田中先生は、江戸時代の文学や文化、生活をずっと研究されてきた江戸学者として有名ですが、先日「最近の、日本古来の文化や伝統を守れというような風潮、言い方にとても違和感を持つ」というような発言を、ある講演でなさっておられました。それはどういうことなのでしょうか。
田中 まず、日本の文化伝統とは一体どういうものなのか、という検証をまったくせずに、軽々しくこの言葉を使うことへの批判ですね。日本古来の伝統などというのは、とても抽象的ですごく多岐にわたるものなのです。だから、膨大なジャンルのものを一言で片付けられるはずがありません。いったいどれを指して「日本の伝統、文化」と言っているのかが疑問なのです。
編集部 「日本の文化伝統」という言葉が、とても安易に使われている、ということですね。
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