2014年9月26日金曜日

9月の日銀短観、大企業景況感はやや悪化の見通し— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 : 消費増税後の景気の落ち込みが予想を上回り、そこからの持ち直しに苦労していることを受け、企業の景況感はやや悪化したもようだ。



【東京】日本銀行は10月1日に9月の企業短期経済観測調査(短観)を発表する。エコノミストらによると、消費増税後の景気の落ち込みが予想を上回り、そこからの持ち直しに苦労していることを受け、企業の景況感はやや悪化したもようだ。

 安倍晋三首相が7-9月期の統計を踏まえて来年に再び消費税率を引き上げるべきか判断する方針を明らかにしているため、9月短観は特に大きな注目を集めそうだ。

 4月1日に消費税率が5%から8%に引き上げられてから5カ月が経過したが、個人消費はいまださえない。輸出も低迷が続き、国内外の弱さを浮き彫りにしている。

 ウォール・ストリート・ジャーナルがエコノミスト19人を対象にまとめた調査では、注目度の高い大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス10と、6月の前回調査のプラス12からやや低下するとの見方が中心だ。

 2期連続での低下となれば、2013年3月(12年12月と13年3月)以来となる。

(略)



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