2015年3月9日月曜日

メルケル独首相が来日講演、「ドイツは過去と向き合った」 (ロイター) / 独メルケル首相「歴史に向き合い友好関係」 (NHK) / 歴史問題でメルケル首相講演 「過去と向き合うこと」7年ぶり来日 (東京新聞) / メルケル独首相、東アジアの緊張緩和促す 7年ぶり来日 (朝日新聞) / 独メディアの「何故、日本はあれほどの原発事故にも懲りずに再稼働させようとしているのか?」との質問に対し、安倍総理は「日本は事故前は電力の3割を原発に依存してきたから、安全が確認できた原発から再稼働させる」と回答。答えになってない。 / メルケル首相が、安倍首相との会談に先だって、安倍首相の大っ嫌いな朝日新聞社を訪問したのは、ある意味て面白い / 安倍や菅義偉にとって耳の痛い話ばかりで早く帰ってもらいたいと思ってるに違いない。安倍の表情にも表れている。 /  ドイツ人の記者に「なぜ日本は脱原発できないのか」って質問されて、「あー、えー、うー」としどろもどろの総理大臣ってのも情けない。(動画あり)  

ロイター
メルケル独首相が来日講演、「ドイツは過去と向き合った
2015年 03月 9日 15:02 JST 

[東京 9日 ロイター] - 来日したドイツのメルケル首相は9日、東京都内で講演し、ドイツが戦後、国際社会に受け入れられたのは、過去ときちんと向き合ったため、と述べた。

メルケル首相の来日は2008年以来。

メルケル首相は講演で、ヴァイツゼッカー独大統領(当時)の1985年のスピーチ「過去に目を閉ざす者は、現在に対してもやはり盲目となる」を引用。ドイツは戦後、かつての敵国とどのようにして和解することができたのか、との質問に対して「近隣諸国の温情なしには、不可能だった。ただ、ドイツ側も過去ときちんと向き合った」と述べた。


NHK
メルケル首相「歴史に向き合い友好関係」
3月9日 15時42分

日本を訪れているドイツのメルケル首相が都内で講演し、ドイツが戦後、周辺国と友好な関係を築いたことについて、「ドイツが歴史に向き合う姿勢を示したからこそ成し遂げられた」と述べ、歴史に真摯(しんし)に向き合う重要性を訴えました。

9日から2日間の日程で日本を訪問しているドイツのメルケル首相は、都内で新聞社主催の講演会に出席しました。

この中でメルケル首相は、東日本大震災からまもなく4年になることについて、「日本国民の復興に向けた連帯意識に強い尊敬の念を抱いている」と述べました。そして、「『破壊』と『復興』ということばは、戦後70年を迎えたことしにも共通している」と指摘したうえで、「われわれドイツ人はヨーロッパや世界に苦しみを与えたにもかかわらず、和解の手を差し伸べてもらったことを決して忘れない」と述べました。

続く質疑応答で、「ヨーロッパの経験から、周辺国との関係を改善するためには何が必要か」と質問されたのに対して、メルケル首相は「和解は隣国の助けがなければ実現できなかった。またドイツが歴史に向き合う姿勢を示したからこそ、成し遂げられた」と述べ、歴史に真摯に向き合う重要性を訴えました。


東京新聞
歴史問題でメルケル首相講演 「過去と向き合うこと」7年ぶり来日    
2015年3月9日 夕刊

ドイツのアンゲラ・メルケル首相(60)が九日午前、二日間の公式実務訪問のため、羽田空港に到着した。メルケル氏の来日は七年ぶり。東京都内で講演し、過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)による日本人人質事件や、フランス連続テロに触れ、国際テロ対策で「ドイツと日本は連携していく」と述べた。午後に安倍晋三首相との首脳会談に臨む。

メルケル氏は講演後、戦後七十年を迎えた日本が歴史問題をめぐり、中国や韓国との対立をどうやって克服すべきかとの質問に対し、ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の歴史を背負うドイツが第二次大戦後「過去ときちんと向き合った」ことで、国際社会に受け入れられたとの考えを示した。

東京電力福島第一原発事故については日本という高い技術水準の国でも予期しない事故が起こりうると分かったからこそ、自国での「脱原発」を決めたと述べた。

講演では、日本人人質事件で「日本人二人が殺害されたが、自由や寛容の信念は曲げられない」と強調した。日本、インド、ブラジルと協力し、国連安全保障理事会の改革のため尽力するとの考えも表明した。

ウクライナ東部紛争や欧州の安全保障問題にも言及。東部で親ロシア派武装組織を支援するロシアの対応を批判し、日本がドイツと共に対ロシア経済制裁を科していることに「感謝している」と表明、外交解決を模索していく意欲を強調した。メルケル氏は六月にドイツで開く主要国首脳会議(サミット)の議長を務める。

安倍氏との会談前に皇居で天皇陛下と会見する。 (共同)

◆日独手を携えてアシモと握手

来日したドイツのメルケル首相は九日午前、東京都江東区の日本科学未来館を訪れ、ホンダの二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」を見学した。

アシモがサッカーボールを蹴ると、メルケル氏は笑顔でうなずきながら拍手。走ったり跳ねたりする様子を感心した表情で眺め、最後にアシモと握手した。

館長を務める宇宙飛行士の毛利衛さんがメルケル氏を案内。同氏は展示を見て回った後、日本とドイツの科学技術協力について、日本人研究者らと懇談した。若手研究者の交流や太陽電池の研究などが話題に上ったという。

(共同)

朝日新聞
メルケル独首相、東アジアの緊張緩和促す 7年ぶり来日
朝日新聞デジタル 3月9日(月)14時1分配信

ドイツのアンゲラ・メルケル首相(60)が9日、7年ぶりに来日し、東京・築地の浜離宮朝日ホールでの来日講演会(朝日新聞社、財団法人ベルリン日独センター共催)で講演した。東アジアで日中韓など近隣諸国の緊張が続いている問題を巡り、「大切なのは平和的な解決策を見いだそうとする試みだ」と述べ、関係国に緊張緩和に向けた取り組みを促した。

メルケル首相の来日は2008年の北海道・洞爺湖サミット以来。10日まで滞在する。

メルケル首相は講演後の質疑応答で、東アジアにおける隣国同士の関係改善や和解をどう進めるべきかを問われた際に、独仏の関係改善の歴史に言及。他の地域にアドバイスする立場にないとしながらも、ドイツが欧州で和解を進められたのは「ドイツが過去ときちんと向き合ったからだ。隣国(フランス)の寛容さもあった」と述べた。東アジアでも「あらゆる努力を惜しまず、平和的な努力をする必要がある」と語った。

一方で、戦後70年の節目を踏まえ、敗戦国である日独両国が「世界秩序の中でグローバルな責任を持っている」と指摘し、世界の安全保障問題などに連携して取り組む姿勢を強調した。

混迷するウクライナ情勢については、「ウクライナは他の国々と同様、完全な主権に基づき自らの道を決定する権利がある」と述べ、親ロシア派武装勢力を支援するとされるロシアを厳しく批判。対ロシア制裁で足並みをそろえる日本に謝意を示した。

朝日新聞社




メルケル独首相、慰安婦解決促す (ロイター)

メルケル独首相の訪日レポート(南ドイツ新聞) (長坂道子「ときどき日記」) : 日本がこうしたオブラートにくるまれた批判をどのようにかわすかが端的に見て取れたのがNHKのメルケル首相訪問の扱いであろう。会合の場所がかの悪評高き朝日新聞であったということを、NHKの報道は伏せた。そしてメルケル首相のスピーチに関しては、ごく一部を抜粋したに過ぎず、・・・



ドイツZDF → メルケル訪日レポート「安倍総理は危険だ」と明解に批判 : 日本の報道と大違いよ、国会大包囲の映像も紹介 — S ・Kuroda








0 件のコメント:

コメントを投稿