2016年9月22日木曜日

安倍晋三「いまだかつて男女平等を実現した国はありません。しかし、私は、「女性が輝く社会」を必ず実現させていきたいと考えています。日本は、いわゆる侍の国として、非常に保守的な国でもあります。しかし、日本が変われば世界が変わっていくと聞いています。皆さん、共に世界を変えていこうではありませんか。」(官邸HP 平成28年9月20日 HeForSheレセプション 安倍総理スピーチ) ← この程度の認識レベル / おまけに、「そのスピーチ内でエマ・ワトソンとエマ・トンプソンを間違えて発言しています」 ← あちゃー! / 男女平等ランキングで101位の国の、選択式夫婦別姓すら頑なに認めない政治家に「いまだかつて男女平等を実現した国はありません」とか、偉そうに言われたくないだろう。 / 安倍首相が米国の男女平等イベントで「日本は侍の国」と自慢し「経済成長のために女性活用」を主張するトンデモ発言 / 「『日本はいわゆる侍の国』と言ったかと思うと、『リーマン・ブラザーズ&シスターズだったら、破綻しなかった』。しかも、このジョークは借り物だった。正直、国民の一人として、しょんぼりしてしまう。」  




官邸HP
平成28年9月20日
HeForSheレセプション 安倍総理スピーチ

 皆さんこんばんは。安倍晋三です。・・・

 (略)

 私はこれまで、日本の総理大臣として、インパクト・チャンピオンに選ばれ、「女性が輝く社会」の実現に取り組んでまいりました。

 G7伊勢志摩サミットでは、首脳会合のみならず、全ての関係閣僚会合でも必ず女性の問題を議題として取り上げるよう指示しました。これはG7サミットの歴史上、初めてのことであります。

 私は、「女性のエンパワーメントなくして日本経済の再生はない」と思っています。これまで女性の参画は社会政策という位置付けでありましたが、安倍政権では、これを経済政策と位置付け、アベノミクスの中心政策としてまいりました。

 日本は高齢化が進み、少子化が進む中で、人口減少の局面に入っています。女性の潜在力を開放していかなければ、日本の経済成長は望めないと考えています。同時に、女性の活躍、あるいは多様性こそが社会を強靭にし、そしてそれは経済成長につながっていくと考えています。


 日本の経済界に、上場企業には少なくとも重役に1人の女性を入れるように要請しております。私はその際良くこう申し上げるのです。もし、リーマン・ブラザーズが、リーマン・ブラザーズ&シスターズだったら、破綻しなかっただろう、と。女性が参加していくことによって、企業はもっとその魅力を生かしていくことにつながっていきます。それは企業だけではなくて、社会もそうですし、国もそうです。そして、世界もそうであろうと思います。

 その実現のために始めたのが、国際女性会議WAW!です。HeForSheキャンペーンが訴えるように、女性のエンパワーメントの実現のためには、男性も変わらなければなりません。WAW!では、男性も巻き込んで変革を起こそうとしています。

 (略)

 私たちのチャレンジは、まだ道半ばです。エマ・ワトソン親善大使が色々なところで訴えられておられるように、いまだかつて男女平等を実現した国はありません。しかし、私は、「女性が輝く社会」を必ず実現させていきたいと考えています。

 日本は、いわゆる侍の国として、非常に保守的な国でもあります。しかし、日本が変われば世界が変わっていくと聞いています。皆さん、共に世界を変えていこうではありませんか。




▼多分、原稿には正しくエマ・ワトソンと・・・




▼「もし、リーマンブラザーズが、リーマンブラザーズ&シスターズだったら」

この時はキチンと引用を明示してたのに・・・。
ま、所詮、自分が書いた原稿じゃないんで、その時かぎりの言いっぱなしで終わったんだろう。

ハフィントン・ポストで有名な、アリアナ・ハフィントンさんは、この9月にもニューヨークでお目にかかりましたが、ハフィントンさんが、かつてこう語ったと言います。「もし、リーマンブラザーズが、リーマンブラザーズ&シスターズだったら、今も隆々と仕事を続けているのではないか」ということであります。
(首相官邸 総理の一日「平成25年12月6日 日本女性エグゼクティブ協会発会式」より 2013/12/6)








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