2018年10月14日日曜日

正岡子規『明治卅三年十月十五日記事』〔『ホトトギス』第四巻第二号 明治33年11月20日〕を再読した

10月14日(日)、はれ
昨日は前の会社の同期会。
各人の近況報告は、まず血圧とか糖尿だとかの健康状況、次に息子・娘が(ようやく)結婚したとかマゴが出来たとか。
ウチにもまだ未婚の息子がいるけど、皆さんのとこにも30歳過ぎて未婚の息子・娘って結構いるって感じだった。
ま、何てことないけど、流れで、次回幹事を仰せつかってしまった。

写真は今日の朝の景色。富士山は見えない。
午後、2時間ほど近くを散歩した。

明日は10月15日だなと思い出して、自分の過去記事を読んだ。

正岡子規『明治卅三年十月十五日記事』〔『ホトトギス』第四巻第二号 明治33年11月20日〕を読む(1) 「御馳走(ごちそう)は、あたたかきやはらかき飯、堅魚(かつお)の刺肉(さしみ)、薩摩芋の味噌汁の三種なり。皆好物なるが上に配合殊(こと)に善ければうまき事おびただし。飯二碗半、汁二椀、刺肉喰ひ尽す。」

正岡子規『明治卅三年十月十五日記事』〔『ホトトギス』第四巻第二号 明治33年11月20日〕を読む(2) 「...発泡の跡、膿口など白く赤くして、すさまじさいはんやうもなく、二目とは見られぬ様に、顔色をかへて驚きしかば、妹は傍より、「かさね」のやうだ、とひやかし、...」

正岡子規『明治卅三年十月十五日記事』〔『ホトトギス』第四巻第二号 明治33年11月20日〕を読む(3) 「ふと今日は十月十五日にして『ホトトギス』募集の一日記事を書くべき日なる事を思ひ出づ。.....余も何か書かんと思ひ居し故今日は何事かありしと考ふるに何も書くべき事なし。実に平凡極る日なり。」

正岡子規『明治卅三年十月十五日記事』〔『ホトトギス』第四巻第二号 明治33年11月20日〕を読む(4終) 「「溲瓶を呼ぶ」という五文字には、そうした女性たちに介護されている男性としての子規の、恥ずかしさと申し訳なさをはじめとする様々な複合した感情の寄り集まりのうえに、二人の女性介護者への気遣いもあらわれている。」(小森陽一『子規と漱石』)

子規はこの時まだ34歳。







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