2021年1月20日水曜日

変異株 静岡県の資料を厚労省が一部削除(SBS静岡放送); 検体の数と濃厚接触者の所在地

<県疾病対策課 後藤幹生課長>「16日にクラスター対策班が来ていただいたときに、(12人に加えて)30数人の検体もすでに国立感染症研究所に送っているところです」 <新聞記者>「先ほどSBSとのやりとりの中で12人いう数字が出てきたのですが、それは間違いないですか?」 <県疾病対策課 後藤幹生課長>「その通りです」  この「12人」という数字は、静岡県がサンプルとして国立感染症研究所に送った感染者の検体の数です。このうち1人の検体から、新型コロナ変異ウイルスが確認されました。変異ウイルスが県内でどの程度広がっているのか推測する上で重要な情報ですが、厚労省からの指示で直前になって削除されたのです。 <新聞記者>「12件と30数件という数字は間違いではないですよね」 <県疾病対策課 後藤幹生課長>「間違いではないけど、言ってしまっていいのか確認をしていないが、実際、それは本県としても分母の数になりますので。非常に重要ですので」  この他にも、変異ウイルスに感染した20代女性の濃厚接触者で、変異ウイルスの疑いがある県外の感染者の居住地について、初めに配られた資料には「首都圏」と書かれていましたが、修正された資料では「他の都道府県」に変更されていました。首都圏という場所については正しいのか、間違っていたのかは定かではありませんが、これも厚労省の指示で削除されていたことが分かっています。 -------------------

0 件のコメント:

コメントを投稿