2025年3月16日日曜日

「真実かどうかよりも、極端なコンテンツほどたくさん見られる」選挙期間中に拡散される誹謗中傷や虚偽を含む動画 作成に報酬も…背景を取材【報道特集】 / 大学生やお金に困っている人たちが、罪の意識もなくクラウドワークスで仕事を請け負い、切り取り編集された動画を作成。それがネット上に拡散され、時には人を死に追い込むような事態を引き起こしている / 動画編集した大学生 「僕自身はこういうこと思っていないけど、そういうふうにしちゃった。お仕事としてやってるわけで。『真実なんかどうでもいいから、過激なことをやってくれ』というクライアントもいるので」 「真実かどうかよりも、極端なコンテンツほどたくさん見られるし伸びるし、それがたくさん見られると伸びるから、それが真実になる。極端なコンテンツほど真実になりやすいという特徴がSNSにはある。」   

 


〈ツイート全文〉

 昨日の「報道特集」(3月16日放送)は、衝撃的な内容だった。大学生やお金に困っている人たちが、罪の意識もなくクラウドワークスで仕事を請け負い、切り取り編集された動画を作成。それがネット上に拡散され、時には人を死に追い込むような事態を引き起こしている――そんな恐ろしい現実が浮かび上がった。

「真実かどうかよりも、極端なコンテンツのほうがたくさん見られる」——この歪んだ仕組みが、選挙期間中には誹謗中傷やデマを拡散させる温床になっている。そして、その動画を作る側には報酬が支払われる。金のために人を傷つける仕事が、無自覚のうちに成立してしまっているのだ。

悪意の連鎖。こんな状況が放置されていいはずがない。

【真実かどうかよりも、極端なコンテンツほどたくさん見られる」選挙期間中に拡散される誹謗中傷や虚偽を含む動画 作成に報酬も…背景を取材 報道特集 TBS News Dig】

村瀬健介キャスター

「斎藤知事を支持する気持ちはあったんですか?」

動画編集した大学生

「僕自身はこういうこと思っていないけど、そういうふうにしちゃった。お仕事としてやってるわけで。『真実なんかどうでもいいから、過激なことをやってくれ』というクライアントもいるので」

切り抜き動画には、自身のように、政治に関心がないワーカーが収入のために編集したものが多く、SNSの情報を信じるのは危険だと感じている。

動画編集した大学生

「真実かどうかよりも、極端なコンテンツほどたくさん見られるし伸びるし、それがたくさん見られると伸びるから、それが真実になる。極端なコンテンツほど真実になりやすいという特徴がSNSにはある。

同じようなコンテンツがもう無数にあるので、その数の分だけ本当に罪の意識が薄れていくのかなとは思います。薬物の運び屋って、あくまでも自分は何かを運んでいるだけ。麻薬ルートの一端になっているって気づかないじゃないですか。

自分は(動画を)作っているだけ。でもまさかそれが、大きな仕組みの一つになっていて、それが悪い影響を与えているか想像もできない」





 




 

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