2013年4月24日水曜日

福島の桜 赤浜の桜の下で虎舞! 津波にのまれたが一命をとりとめた赤浜小学校の桜満開 伐採される予定という



河北新報
岩手・大槌でシンボルの桜伐採へ 24日「別れの花見」
最後の花を咲かせ始めた旧赤浜小校庭の桜=岩手県大槌町
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町赤浜地区で長く集落を見守り続けた桜が、住宅再建事業に伴い伐採される。住民有志は24日、最後の花見会を企画しており「赤浜を離れている人々にもたくさん来てほしい」と呼び掛けている。
桜は、地区唯一の小学校でことし3月末に閉校した旧赤浜小の校庭に5本並ぶ。昭和初期に植えられたという。人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルとされる蓬莱島とともに、集落のシンボルだった。
赤浜地区は、2011年3月の震災で人口の約1割に当たる93人が犠牲となり、多くの住宅が被災した。赤浜小校舎は津波で浸水し、桜も水をかぶったが、4月には変わらぬ花を咲かせ、住民を励ました。
小学校跡地周辺は町の区画整理事業対象地に含まれ、事業が本年度始まった。多額の費用を投じて老齢の桜を移植するのは難しく、町は接ぎ木や挿し木により、高台移転地などに植栽できないか検討している。
花見会は旧赤浜小グラウンドで午後4時から。落語や伝統芸能の披露もある。主催する「赤浜の復興を考える会」会長の川口博美さん(64)は「思い出深い桜がなくなるのは残念だが、再生した地域でDNAを受け継ぐ木を育てたい」と話している。連絡先は事務局(中村誠一さん)090(9531)1110。
2013年04月21日日曜日



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