2014年9月30日火曜日

【原発】 宅地補償額、原発事故で半額 = 中間貯蔵説明会で地権者反発 − 環境省 (時事ドットコム) → 原発事故が起きても国は責任を取らず、住民に負担をしわ寄せするという見本としか考えられません。 — 泉田裕彦

鉱工業生産8月は予想下回る‐1.5%、出荷弱く減産追い付かず (ロイター) : 「景気全体についても年内は成長は底ばい状態で、明確な改善はしづらいだろう。それが雇用、物価に波及する可能性が高い」

ロイター
鉱工業生産8月は予想下回る‐1.5%、出荷弱く減産追い付かず
2014年 09月 30日 11:31 JST

[東京 30日 ロイター] - 経済産業省が30日発表した8月鉱工業生産指数速報は、事前予測で上昇が見込まれていたにも関わらず減産となった。出荷が非常に弱く、生産調整が追い付いていないため、在庫が急増した。9月の予測指数は高めに出ているものの、経済産業省では下ぶれの可能性が高く、7─9月の生産は2期連続で減産となりそうだ

8月の生産は前月比1.5%低下の95.5となり、2カ月ぶりに低下した。ロイターの事前予測調査では前月比0.2%上昇と予想されていたが、発表数値は予想を下回った。前年比は2.9%低下となり、2カ月連続で前年を下回った。業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械、輸送機械、電気機械など加工型主要業種が軒並みが低下した。一般機械類は7月に大きく伸びた反動で減少した面もあるが、輸送用機器は輸出も国内販売も不振が続く。電機は太陽電池関連が減産となったほか、昨年住宅着工で伸びていたエアコンは夏場だというのに減産となっている。

出荷は前月比1.9%低下と生産以上に弱い。今年に入り2月以降5カ月連続で減少し続け、7月はいったん増加に転じたが、8月は再び減少となった。出荷がピークだった今年1月から比べるとおよそ1割の減少となっている。

出荷の弱さに生産調整が追い付かないため、在庫指数は1.0%上昇。在庫水準はリーマンショック後すぐの09年2月以来の水準に跳ね上がった。出荷に対する割合でみる在庫率は、前月から8.5%の大幅上昇となり、在庫積み上がり局面に入っている。

先行きの生産予測指数は9月が前月比6.0%上昇、10月が同0.2%の低下となった。9月は大幅上昇に見えるが、8月の生産が大幅に低下したため、生産水準は前月計画していたより下がる。経済産業省では「9月も下方修正される見込みが高い」とし、たとえ予測指数通りに増えた場合でも7─9月は前期比0.7%の低下と試算、さらなる下振れもありえるとみている。経済産業省は生産の基調判断を「弱含みで推移」として据え置いた。  

農林中金総合研究所の主任研究員、南武志氏は「生産は完全に後退しているとまでは言えないが、相当鈍い。景気全体についても年内は成長は底ばい状態で、明確な改善はしづらいだろう。それが雇用、物価に波及する可能性が高い」と指摘。このため、消費増税を行うのは厳しい状況で、増税するとしても大がかりな財政出動が必要だとみている。金融政策についても、「物価が今年度後半にかけて再加速するとの確信が持てなければ、年内に追加緩和の可能性は十分ある」と述べている。

*内容を追加します。

(中川泉 編集:宮崎亜巳 宮崎大)

東京 江戸城(皇居)東御苑 ジュウガツザクラ ガマズミ キンモクセイ ギンモクセイ 2014-09-30

9月30日
朝から快晴、午後には30℃近くまで気温上昇。
ま、散歩日和。

お昼、江戸城(皇居)へ。

▼ジュウガツザクラ
大手門を入ってすぐのところ、と本丸休憩所前。



▼ガマズミ

▼キンモクセイ

▼ギンモクセイ
「ギンモクセイ」ってあるの知ってますか?と声をかけられ、場所まで教えてもらった。
知らんかった。
ここまでやってくれるのは、オオサカのオバちゃんクラスだ。

鏡池には早朝行くのがお勧めです♪ 間もなく本格的な紅葉です。 (長野県長野市戸隠) — 高橋智裕

福島県でなぜ「ガン死」が増加しているのか? ~ 誰も書けなかった福島原発事故の健康被害 ~ 【第2回】 (『宝島』)


YAHOOニュース
福島県でなぜ「ガン死」が増加しているのか?~誰も書けなかった福島原発事故の健康被害~【第2回】
宝島 9月26日(金)10時17分配信

先月号(『宝島』10月号)に掲載した福島県内で急増する「急性心筋梗塞」のレポートは各方面から反響を頂戴した。引き続き本号(『宝島』11月号)では、全ガン(悪性新生物)の死亡者数が、これも増加傾向にある背景について検証する。

■小児甲状腺ガンはすでに多発している

(以下略)


9/28の白駒池の紅葉です! 早朝の水面鏡に写る紅葉が綺麗で上下がわからなくなるほどでした。 (ツイッター写真)

カジノにおける「収益」というのは要するに「客の負け分」のことです。毎年830万人が一人400ドル負けてくれることをカジノ推進派は計算しているそうです。「他人が不幸になればなるほど収益が増える」というのはビジネスモデルとして設計が間違ってませんか? — 内田樹


世界で一番美しい紅葉 福島市吾妻山一切経山山頂から見る魔女の瞳(五色沼)の紅葉 2014.9.28 (ツイッター写真)

【御嶽山噴火】 36人死亡の恐れと伝える英デイリー・メール・オンライン。 ロイター、AFP、EPAなどが配信する救助活動の写真が大迫力

【スライドショー】米ユタ州の日本人移民たち、20世紀初頭の姿 (Mitsugi M. Kasai Memorial Japanese American Archive)— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版

安倍首相 北の拉致再調査甘言に乗ったのは功名心逸ったため (NEWSポストセブン)

NEWSポストセブン
安倍首相 北の拉致再調査甘言に乗ったのは功名心逸ったため
2014.09.29 07:00

 安倍晋三・首相がライフワークに位置づけるのが北朝鮮による拉致問題解決であり、国民にもこの問題に精通したリーダーであるとのイメージが定着している。しかし、安倍首相が描いた「9月電撃訪朝」はうたかたの夢と消えた。

「夏の終わりから秋の初めにかけて」

 日朝局長級協議で北朝鮮が拉致被害者などの特別調査委員会を立ち上げることで合意し、安倍首相が経済制裁の一部解除を閣議決定した今年7月時点で第1次調査報告(中間報告)の時期がそう決まった。マスコミや永田町には「9月の中旬にはリストが来る」と、まことしやかに情報がリークされた。

 ところが、期待は見事に裏切られた。菅義偉・官房長官は、その「9月中旬」が期限を迎えた9月19日の記者会見で、こう発表した。

「今回、北朝鮮側から『現時点で、調査の初期的段階を超えた説明を行なうことはできない』という連絡があった。したがって、調査結果について、最初の通報時期は現時点では未定である」

 だが、真相は北が報告を引き延ばしてきたわけではない。本誌が官邸中枢から得た情報によると、この夏の終わりから秋の初めにかけて、外務省の伊原純一・アジア大洋州局長は少なくとも3回、北と秘密交渉を行なっている。

 最初の協議で北朝鮮側は「第1次調査報告」の概要を伝えてきた。

「北の回答は、『特別調査委員会のすべての調査結果が出るには1年程度かかる』『中間報告の正式な伝達は9月18日にしたい。その際、日本側の担当者が訪朝すれば手続きが早い』そして『現時点での拉致被害者の生存者はゼロ、よって中間報告での回答にも拉致被害者は含まれない』というものだった」(外務省関係者)

 8~9月にかけての日朝の交渉は高度な外交的駆け引きでもなんでもなく、安倍首相の見通しが最初から甘すぎただけの話だ。

 拉致は北朝鮮による国家犯罪であり、金正日という最高権力者の命令で、国家機関がミッションとして日本人を拉致した。目的は工作員の教育係や、よど号乗っ取り犯の花嫁候補などにするためだった。そのため、拉致被害者は現地で当局の厳重な監視下に置かれ、行動を制約されている。そのことは帰国した5人の証言からも明らかだ。

 つまり、北朝鮮は「拉致被害者の安否」など、改めて“調査”するまでもなく、最初から把握している。

 安倍首相自身、自民党幹事長時代、「拉致をしたのは彼らで、行方を知っている。知らないふりをして一緒に調査するというのは、時間延ばし以外の何物でもない。拉致問題は金総書記がすべてを話せば一秒で解決する話だ」(日本経済新聞、2004年5月22日付)と、正しく認識していたではないか。

 それを承知でなお、安倍首相が北朝鮮のいうままに「特別調査委員会」設置という茶番に乗り、再調査に国民の期待を ったのは、「拉致被害者2~3人を帰国させる用意がある」という北の甘言に乗せられ、功名心に逸(はや)ったからだ。自らの言にあてはめれば、「時間延ばし」に協力したということになる。

※週刊ポスト2014年10月10日号


抵抗する谷中村を渡良瀬遊水池に沈め、住民を排除して「終わらせた」足尾鉱毒事件を思い起こそう。中間貯蔵施設、20mSv以下除染せず、帰還後1年で賠償打ち切りは、足尾のやり方と同じです。一方、避難させて家族を破壊し、原発関連死は1700人。巨大な国家犯罪が行われようとしているのです。 — 金子勝

カシミール大洪水、特産じゅうたんに壊滅的打撃 損失5000億円超 (AFPBB) ← 9月10日頃のニュースで、死者400~450人といわれていた洪水被害。





『税金を払わない巨大企業』(富岡幸雄 文春新書)を読んでます。 実効税負担率の低い大企業ランキング、四位までがなんと1パーセント未満…。 「法人税が高い」と主張している巨大企業こそが驚くほどの軽い負担という実態。— 雨宮処凛

<仁川アジア大会> 福原愛、流ちょうな中国語で「私はチビでデブ」 = 中国ネットは「萌え~!」 ― 中国メディア

YAHOOニュース
<仁川アジア大会>福原愛、流ちょうな中国語で「私はチビでデブ」=中国ネットは「萌え~!」―中国メディア
Record China 9月29日(月)20時20分配信

2014年9月29日、新浪体育によると、中国で人気の卓球選手・福原愛が仁川アジア大会でCCTVの記者にインタビューされたときの様子が中国のインターネット上をにぎわせた。

【その他の写真】

記者「アジア大会出場は何回目ですか?」
福原「4回目…になったでしょうか。チームには私より一回りも若い選手もいて、『おばさん』って呼ばれてしまうくらいになりました」

福原は韓国の記者から「“オッパ(韓国語で「お兄さん」の意)”は好きですか」と聞かれると、すぐに“オッパ”の意味を尋ね、「また1つカッコイイ人を形容する言葉を覚えた」と述べた。

福原「誤解しないでください。私は美女を見る方が好きなんです」
記者「え?嘘でしょう?」
福原「美女を見ると、ダイエットしなきゃという気になるんです」
記者「あなたは“美女”ですか?」
福原「違います。チビでデブだし」
記者「たくさんの人があなたを“美女”だと言っていますよ」
福原「(そんなにおだてて)何か私に頼みたいことでもあるんですか?」

この様子を中国版ツイッターに書き込んだネットユーザーは「流ちょうな瀋陽なまり。全部がギャグ見たいだ」とコメントしている。

また、大連万達集団CEOで「富豪」の王健林(ワン・ジエンリン)氏の息子、王思聡(ワン・スーツォン)氏は、福原について中国版ツイッターで「萌え~」とつぶやき、ほかのネットユーザーから「こういうのがタイプだったのか」「結婚しちゃえ」「福原愛に手を出すつもりじゃないだろうな」などの“ツッコミ”が寄せられたという。(翻訳・編集/TK)



編集局長がKGBのスパイだった!?  産経が頬かむりする「売国」的過去 (エンジョウトオル LITERA) : 「9月26日…『朝まで生テレビ!』…青木理が「朝日だけじゃない。産経だってレフチェンコ事件で同じことをやっている…編集局長がKGBのスパイだということをつきつけられたら…知らんぷりしちゃった…」…山際は…言葉を失ってしまった…」

LITERA
編集局長がKGBのスパイだった!? 産経が頬かむりする「売国」的過去
エンジョウトオル,  2014.09.29

9月26日深夜から放映された『朝まで生テレビ!』(テレ朝系)は、「“慰安婦問題”とメディアの責任」がテーマだった。しかし、案の定、朝日新聞が悪い、朝日新聞が日本を貶めたという議論ばかりで、慰安婦問題の本質や右派メディアによる問題のスリカエに話が及ぶことは皆無。とくにひどかったのが、元産経新聞ニューヨーク支局長で安倍首相のオトモダチの山際澄夫だ。「朝日が歴史を歪めた」「性奴隷なんてなかった」、さらには「慰安婦問題は福島瑞穂の自作自演だ」なんていう意味不明な主張までがなりたて、異論をさしはさもうものなら、怒号を浴びせて、相手にしゃべらせない。こういう人物を見ていると、産経的右派ジャーナリズムのレベルの低さがよくわかるが、実はこの日の番組中、そのうるさい山際がなぜか黙り込んでしまった時間があった。

それは、「朝日が問題なのは特定の意図をもって報道していることだ」という山際らの主張に対して、ジャーナリストの青木理が「朝日だけじゃない。産経だってレフチェンコ事件で同じことをやっている。産経だって、編集局長がKGBのスパイだということをつきつけられたら、あっという間に知らんぷりしちゃったわけでしょう」と反論した時のことだ。山際はそれまでの勢いが嘘のように、言葉を失ってしまったのである。

結局、議論はすぐに別のテーマに移り、話はそれで終わってしまったが、青木がもちだした「レフチェンコ事件」とはいったいなんなのか。「KGBのスパイ」とはどういうことか。実はこの事件は、産経出身の山際が沈黙するのも当然で、産経新聞にとっては絶対に触れられたくない「過去」なのである。

(以下略)





WORLD ORDER in LONDON. — 須藤元気

安倍首相の所信表明演説について、公明党・山口代表のコメントが味わい深い。「極めて前向きで、肯定的で、楽観的で、意欲的な所信表明演説だった。是非この勢いを政府・与党として国民に伝わるように取り組んでいきたいと思いました」前向き、肯定的、楽観的、意欲的…すべて精神論。 — Shoko Egawa ← つまり、具体的に誉める個所が全くない、ということ。

放射能汚染 : 基準値超の放射線量 一部立ち入り禁止に 千葉県立柏の葉公園 (千葉日報Web)

千葉日報Web
基準値超の放射線量 一部立ち入り禁止に 千葉県立柏の葉公園 
2014年09月27日 10:16

 千葉県は26日、柏市の「県立柏の葉公園」で、国の基準値(毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る空間放射線量が検出されたと発表した。県は安全確保のため、基準値を超えた園内4カ所周辺を立ち入り禁止とした。

 県公園緑地課によると、基準値を超えたのはバラ園南側とテニス場南側、北東出入り口、公園西側のフェンスのいずれも植え込み内で、地上50センチ地点で0・28~0・73マイクロシーベルト、1メートル地点で0・24~0・45マイクロシーベルトが検出された。

 県は今後、国のガイドラインに基づき除染作業を行う方針。




2014年9月29日月曜日

9月26日 【北アルプス・涸沢の紅葉は最盛期】本日、涸沢ヒュッテ支配人が正式に涸沢紅葉ピークを発表しました。 — 北アルプス登山情報 (その他 ツイッター写真)





東京 九段界隈 牛が淵と九段会館 日本キリスト教団九段教会 北の丸公園の金木犀 2014-09-29

9月29日
朝から快晴、秋晴れ。気温は午後28から29℃近くまで上昇した。

お昼、九段界隈から北の丸公園を散歩。

▼牛が淵と九段会館

▼日本キリスト教団九段教会

▼北の丸公園の金木犀


9月29日 【ストップ!暴走政治 9.29国会招集日デモ at.札幌】  ⇒ (別名)9.29 緊急!札幌発 安倍政権打倒 怒りのブルドーザーデモ!



togetter
9.29 緊急!札幌発 安倍政権打倒 怒りのブルドーザーデモ!

ブルドーザー a.k.a ホイルローダー a.k.a 除雪車(?)が登場

[ストップ!暴走政治 9.29国会招集日デモ at.札幌]

9月29日(月) 集会 18:30 デモ出発 18:45
大通公園西3丁目

[動画]
http://www.mobypicture.com/user/kazu_big/view/17376167


應徳2年(1085) カスティーリャ王国アルフォンソ6世(57)がトレドを占領 ロベール・ギスカール(70)没 実仁親王(白河天皇の異母弟、15)病没

北の丸公園 2014-09-29
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應徳2年(1085)
この年
・ヴラチスラフ2世、初めてボヘミア王位を承認される(1代限り)。
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・カスティーリャ王アルフォンソ6世(57)、1082年の暗殺計画の復讐でサラゴーサ包囲。
*
・この頃、ギルバート・クリスピン、ウェストミンスタ修道院長就任(任1085頃~1117)。ベック修道院出身。著書「キリスト教徒とユダヤ人の論争」。
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・北宋、神宗、没。哲宗、即位。
哲宗(位1085~1100)の時代は「党争」(旧法党と新法党の権力争い)に明け暮れ、宋の国力は弱体化。
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1月19日
・若狭の西津荘(後白河院領)では勝載料を徴収し、その得分が院庁主典代安倍資良に与えられている。勝載料徴収には院権力が反映(この日付「僧文覚起請文」)。
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2月21日
・筑後国高良宮、焼失。
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5月
・この頃、マインツ宮廷会議。「帝国平和令」宣布。
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5月6日
・カスティーリャ王国アルフォンソ6世(57)、4年間(1081~1085)の包囲後、トレド(かつての西ゴート王国首都)を占領・奪還。

降伏条件:
イスラム教徒、要塞・国王庭園のアルフォンソ6世に引き渡し。以前、トレード王に納めていたのと同額の税をアルフォンソ6世に納める。大モスク(大マスジド)・生命・財産の維持。
希望するイスラム教徒は財産を没収されずに自由に市を離れ・戻ることが出来る。
トレド王廃位させられたカーディルはカスティーリャ軍の支援のもとバレンシア王位につく。
(711年10月、西ゴート王国首都トレド、イスラム教徒により陥落。)
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5月24日
・興福寺僧徒、大和国十市郡の民舎を焼く。
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5月25日
・教皇グレゴリウス7世、サレルノにて没(誕生:1020)。カノッサの屈辱を与えた教皇。
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5月25日
・カスティーリャ王アルフォンソ6世、トレド奪還・入城。「トレド皇帝」称号を使用。トレド総督にシスナンド・ダビーディスを任命。
1086年、初代トレド大司教にクリュニー派サアグン修道院長ベルナール・ド・セディラックを任命(イスラムの大モスクを取上げ、カトリック大聖堂にする)。
翌年の種まき用にトレド地方農民にディナール金貨10万枚を分配。
11世紀中葉、カスティーリャ、ドゥエロ河地区まで進出(1085年アリフォンソ6世のトレド攻略でタホ河の線まで達する)。

507年西ゴート王国首都となる。
711年10月イスラム教徒軍が西ゴート王国ロドリゴ王を破り、首都トレドを陥落。
713年西ゴート王国滅亡。
1082年カスティリア王アルフォンソ6世がトレドを包囲。トレドの支配者アル・カーディルは、アルフォンソ6世と交渉し、トレドを放棄。
その後も抵抗を続けたトレド市民は、寛大な条件を提示したアルフォンソ6世に降伏。

トレド攻略後のアルフォンソ6世のカスティーリャ軍の動向
①サラゴーサ包囲継続。
②家臣アルバル・ファーニェス、バレンシア攻略(バレンシア王ウスマーン廃位、トレード王カーディルをバレンシア王に据える)。
③家臣ガルシーア・ヒメネス、アンダルシーアの奥深くスペイン南東部でイスラム軍を破る。
④セビーリャ王ムータミドに次の事項を要求、拒否される(アルバル・ファーニェスを顧問に迎える。トレードとセビーリャの間の城の引き渡し)。
⑤キリスト教徒とイスラム教徒の中間地帯であるエストレマドゥーラ地方ドゥエロ川とグアダラーマ山脈の間の地域(マディーナ・デル・カンポ、アレバロ、セプルダ、オルメード)の再植民。各都市は市民会議で運営(自ら民兵で守り、独自の法を作り、近隣の田園地帯を治める)。都市民兵は自衛のための軍事組織(国王に助けてもらえないときでも自分たちで守れるとの自信を持つ)。
*
7月17日
・ロベール・ギスカール(70)、ギリシャ遠征の途中、ケファレーニア島(イオニア海沿岸の島)の北端アテール岬で没(誕生:1015?、ノルマン貴族、南イタリア全域の支配権を掌握)。
墓標:「ここに世界の恐怖ギスカール眠る。彼によりて、ドイツ人、リグリア人、ローマ自身が王と呼びし人物がローマから追われリ。彼の怒りからは、ペルシア人もアラブ人もマケドニアの軍も、アレクシオスを救うことあたわず。アレクシオスが望みは、ただ逃げることのみ。ヴェネツィアもまた、軍を退くことも海を守ることもあたわず」。
*
9月
・ロベール・ギスカール息子ロジェール・ボルサ(位1085~1111、(ロゲリウス、ルッジェーロ、ロベールの2番目の妻サレルノ候女シケルガイタとの子))、アプリア公即位。首都サレルノ(首都から離れた地域はロゲリウス・ボルサの支配から離脱)。

ロゲリウス・ボルサの治世は、公国が分解し公の権威が失墜していく過程。
事実上の独立の君主・叔父シチリア伯ロゲリウス1世(ロベール・ギスカールの末弟)の支持を得て、家臣団の承認を得る。
即位の際、カラーブリアの半分の城をロゲリウス1世に割譲(ロゲリウス1世、カラーブリア全部の城を取得。既に1062年、「1058年の約束」の実行としてロベール・ギスカールよりカラーブリアの半分の城を取得)。異母兄ボヘムンドゥスの反乱の際に、軍事援助を得る代償として領土割譲。1089年カタンザーロ近郊土地。1091年パレルモの半分の領主権と町の行政権。 

ロベール・ギスカールの先妻オーブレの子ボヘムンドゥス(ボエモンド)は、カプア候ジョルダーノ1世の後ろ盾によりロジェール=ボルサと対立。ロベール末弟のシチリア伯ロゲリウス1世は、甥のアプーリア公ロジェール・ボルサに形式上臣従する代わりにカラブリア支配権譲渡を要求。また、ロゲリウス1世の仲介により、ロジェール=ボルサとボヘムンドゥスは和解、ボヘムンドゥスはターラントを本拠地とすることになる。カラブリアを掌握したロゲリウス1世は1091年2月、シチリアからイスラム勢力を完全に駆逐、余勢をかってマルタ島も無傷で入手、南イタリアの実力者となる。
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9月21日
・東大寺、若狭封戸からの米100石の代物の仮納返抄を出す。
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10月29日
・孫忠の来航について議される(「朝野群載」)。少なくとも4回目の来航。
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11月
・実仁(さねひと)親王(白河天皇の異母弟、15)、病没。
翌年、白河天皇は自身の皇子善仁親王に譲位。
これは、実仁親王のあとはその弟・輔仁親王を天皇にとの父後三条の遺言に反する。このため、輔仁や彼と結ぶ村上源氏の左大臣俊房以下らとの対立を惹起することになる。
こうした皇位をめぐる軋轢の申、在位中から白河の警護に起用されたのか義家・義綱兄弟(『愚管抄』)。京にあって王権を守護する役割は、本来頼光をはじめとする摂津源氏などが担当してきた。ここに、河内源氏は辺境の夷狄鎮圧はもちろん、王権の守護においても第一人者の地位を確立した。
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香港の民主化闘争 : 香港警察、デモ隊への催涙弾使用「87回」と発表 (AFPBB)






今朝の日経書評面。鳥居英晴さん著『国策通信社「同盟」の興亡』(花伝社刊行)。 国外に1700名近い人員を擁しながら敗戦で共同と時事に分割された同盟通信社の通史。 満州事変を契機に設立、巨額の助成金が注がれ政府と一体化した情報活動の責任を問う、と。

【憲法9条の条文がない教科書】(『朝日新聞』声欄) 小学6年生の息子の社会科の教科書を見て、はっとした。憲法を学ぶ単元に「9条」の文字と条文がない。安倍首相は「みっともない憲法」と形容したが、憲法の平和主義は、いつから単なる平和への願いになったのか(要旨)

千秋楽の様子 優勝した白鵬に日仏友好杯。今場所は緑のビッグマカロン。— 日本相撲協会公式



9月29日 山谷えり子国家公安委員長辞任要求抗議 @総務省 (ツイッター写真)








世界が見た安倍政権と朝日新聞問題。日本人とは大違いだった 今日発売の週刊現代のトップ特集記事 「安倍政権はナチスドイツと同じ」 「日本メディアと違い朝日叩きがもたらす日本の言論の危機を警告するものが多い」など

カメラマンさんたちの話によれば、なんでも御嶽山のクマさんたちが、噴火前にはみんな麓に下りてきていたらしい。

ワシントンでの講演で、日本の女性は「何かあれば一人でも働いていけるという意識が欠けている」とした安倍昭恵。 / 女性の側の意識の問題にすり替えないでほしい。賃金その他の差別待遇、産休育休のとりにくさ、復帰しにくさ等々、問題は今の企業社会、制度の側にあるのですよ。


9月29日夜の部 「安倍政権の暴走を止めよう!国会包囲共同行動」 @官邸前 (ツイッター写真)









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9月29日お昼  臨時国会開会日 「安倍政権の暴走を止めよう!国会包囲共同行動」 ヒューマンチェーンで国会包囲 (ツイッター写真)

日本総研・藻谷浩介氏 「安倍政権は経済的な“反日”の極み」  (日刊ゲンダイ) : 円安に株価上昇で浮かれるのはあまりにも能天気だ。

日刊ゲンダイ
日本総研・藻谷浩介氏 「安倍政権は経済的な“反日”の極み」  
2014年9月29日

 アベノミクスを批判する専門家は多いが、「(無謀な金融緩和を止められない自分の無力を)懺悔しなければならない」(9月14日毎日新聞)とまで語った人は珍しい。「金融緩和の頓挫した後の世界を生きていく時間の長い若者よ、集団幻想を抜け、事実を語ろう」とも。痛いところを突かれたせいか、安倍首相は「アイツだけは許さない」と怒っている。さっそく、講演会場で直撃した。

■相手をケガさせて「クスリを買え」という手法

――「安倍氏と直接の面識はなく、好き嫌いで批判しているわけではない」と語る藻谷氏。氏が指摘するのは、「アベノミクスの成果」に実体がなく、円安の副作用ばかりが大きくなっているという事実だ。

「原発が止まったから、火力発電所用の石油輸入量が増えて貿易赤字国になった」「国富を流出させないためには再稼働が必要だ」という話を、多くの人が信じ込んでいる。とんでもない話で、真犯人は政権が自分で誘導している「円安」です。

 確かに日本の輸入は野田政権の時に66兆円、そして安倍政権の時に77兆円と、1年間で11兆円も増えました。石油・ガス・石炭はそのうちの3兆3000億円、つまり3割で、7割は食品や雑貨やスマホなど、燃料以外の商品の輸入額が円安で膨れ上がってしまったものです。

 燃料代3兆3000億円の増加も円安が原因で、原発停止が理由ではありません。原発は野田政権当時から全部止まっていたのですから。日本の石油や天然ガスの輸入量は国民や企業の省エネ努力のおかげで、原発事故前の2010年も、安倍内閣の昨年も、2億5000万キロリットルと横ばいのままなのです。

 経産省は原発を全部再稼働すれば、化石燃料の輸入額を1兆6000億円程度減らせると言っていますが、昨年の貿易赤字は8兆5000億円ですから焼け石に水。自分で円安にして日本を大赤字にしておいて「原発再稼働」というのは、相手を転ばせてケガさせておいて「さあ、クスリを買え」というような話です。

■いつの間にか中東に貢ぐ国に

――その結果、日本はどれだけ国富が流出しているか。円安に株価上昇で浮かれるのはあまりにも能天気だ。

 国全体で「赤字がかさんでいる」のは、企業や個人の損の合計が、それだけ増えているということ。特にガソリンや電気を使っている企業や個人の儲けがどんどん減っている。株価の上昇で儲けて喜んでいるのはごく一部の人たちで、多くの人はひたすら、中東諸国に貢ぐために働く、というようなはめになっています。

 株が上がったと浮かれている人は、「国全体が赤字になっても、自分だけは儲けることができた」と喜んでいるわけですが、それを「政権の成果」と囃していていいのでしょうか。

 今年上半期の数字から試算すると、今年の貿易赤字は十数兆円に膨らみます。野田政権のときが4兆円台の赤字、鳩山政権の2010年には10兆円の黒字でしたので、日本はものすごい勢いで貿易赤字国に転落しているのです。

 ちなみに輸出も増えています。日本のものづくりの国際競争力が落ちているというのはとんでもない誤解で、今よりも輸出が多かったのは、リーマン・ショック前の世界超同時好景気の3年間だけです。ハイテク部品や高機能素材が売れ続けているからです。しかし、日本全体の収支構造が逆ザヤになってしまっているので、輸出が増えるほど輸入も増えて赤字が拡大するのです。

円安政策が対中貿易赤字を招いている

――安倍首相は中国に対して、高飛車に出ている。しかし、その一方で、対中貿易が極端に悪化しているのは皮肉なことだ。

 日本は中国(香港を含む)に対して、一昨年までの12年間、貿易黒字を続けてきました。鳩山政権当時は史上最高の4兆円近い黒字を稼いだのです。それが安倍政権下の昨年、1兆円の赤字に転落してしまった。日本は雑貨でも食品でも部品でも安いものを何でも、コストダウンのために中国から買いまくっていて、そういう構造が円安で裏目に出たのです。

「中国と毅然と対決する」という姿勢の安倍政権の円安政策が、こうした結果を招いている。対中貿易赤字を招くような政策を経済的な「反日」政策だとすると、「安倍政権は反日の極み」で、「鳩山政権が最も親日」という皮肉なことになる。

――里山資本主義を提唱する藻谷氏は、GDPばかり計算していないで、お金に換算できない価値を見直すべきだと訴えている。そうした発想の転換によって、日本は幸せな国になれると提言している。

 日本は20年前から、1人当たりのGDPは世界20位以内の水準です。失業率も先進国で最低水準なのに、「もっと稼いでGDPを増やさなければならない」と政治家は叫び、そう言えば、支持率が上がる。そのために刹那的な「マネー資本主義」に走っています。その結果、未来のために残さないといけないものまで使い尽くし、今稼ぐために残してはいけないものを残している。具体的には借金と汚染物質です。

 ようやく表に出始めた原発の廃炉費用を上乗せするだけでも、電気料金はさらに上がっていく。でも廃炉費用の負担が本格的に発生するのは少なくとも2、3年後。使用済み核燃料の負担が出てくるのはその先。それまでに任期が来るメーカーのサラリーマン社長は、「取りあえずは原発再稼働で目先の電気料金が下がってくれればいい」と考える。これが「マネー資本主義」の刹那的な発想です。

 マネー資本主義に走る大企業は、人員を減らすことで給料の総額を減らし、原材料を安くするために中国からの輸入量を増やして、配当を確保する。1部上場の大企業は配当を減らすとソニーのように株主総会で叩かれるので減らしません。その分、貿易赤字が増えて、内需は縮んでしまいます。

 アベノミクス以降、日経平均株価は9割も上がったのに、国内の小売販売額は1%しか伸びていない。13年の小売販売額は139兆円で、12年の138兆円とほとんど変わっていないのです。国民や中小零細企業の大多数は、円安で輸入原材料費が上がって経費がかさむばかりで恩恵の実感はありません。

 株が上がって儲けた人がどんどん使えばいいのですが、彼らは金融商品を買うばかりで、国内でモノを買わない。海外にビルが建つだけです。「飢えている人の横で、食べ物を冷蔵庫にしまい込んで腐らせている金持ち」というような行動です。

■仏・伊方式に活路がある

――マネー資本主義に毒されているのは、米国も同様に見える。日本が参考にすべき国はあるのだろうか。

 資源もないのに日本に対して貿易黒字のフランスやイタリアに注目しています。両国とも日本人ほど働いているという話は聞いたことがないのに、日本の方が赤字です。彼らが売り込んでいるのは、ブランド衣料宝飾品に加えて、田舎の産品であるワイン、チーズ、パスタにオリーブオイルなどです。ハイテクではなく、デザインと食文化を売っている。日本だって、里山の恵みをもっと生かして、同じような路線を追求できるはずです。

▽もたに・こうすけ 1964年生まれ、山口県出身。東大法卒。日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)を経て、日本総研調査部主席研究員、日本政策投資銀行地域企画部特別顧問。「デフレの正体」など著書多数。


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「そんなことしている場合か」(小熊英二 『朝日新聞』2014-09-25) : 「安倍政権の2年間で判明したことは、日本経済の予想以上の体力低下だった」







9月29日お昼  臨時国会開会日 「安倍政権の暴走を止めよう!国会包囲共同行動」 ヒューマンチェーンで国会包囲 (ツイッター写真)











夜の部はコチラ ↓
9月29日夜の部 「安倍政権の暴走を止めよう!国会包囲共同行動」 @官邸前 (ツイッター写真)


『朝日新聞』2014-09-30



2014年9月28日日曜日

ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』を読む(104) 「第12章 資本主義への猛進-ロシア問題と粗暴なる市場の幕開け-」(その3終) マイケル・ブルーノとデイヴィソン・ブドゥー   

北の丸公園 2014-09-26
*
不正な統計操作
 1995年には、ほとんどの西側民主主義国家の政治的言説において、「債務の壁」や「迫りくる経済崩壊」といった言葉が飛び交い、政府支出のさらなる削減や積極的な民営化促進が叫ばれていた。その旗振り役を担っていたのが、フリードマン主義を奉じるシンクタンクだった。
だが、ワシントンの強大な融資機関はメディアを通じて危機感を煽るのみならず、本物の危機を発生させる具体的手段を取ることにもやぶさかではなかった。

世界銀行の開発経済担当チーフエコノミスト、マイケル・ブルーノ
 ウィリアムソンが危機を「故意に起こす」ことに関する所見を述べてから2年後、世界銀行の開発経済担当チーフエコノミスト、マイケル・ブルーノもまた同様の見解を公にするが、このときもマスコミの注目を引くことはなかった。
 1995年にチュニスで開かれた国際経済学協会で講演したブルーノは(この講演はのちに世銀の出版物に論文として掲載された)、68ヶ国500人のエコノミストを前に、「一定以上の規模の危機が及び腰の政府にショックを与え、生産性を向上させる改革へと向かわせるという考え」にはコンセンサスが生まれつつあると語った。
 その点、ラテンアメリカは「深刻な危機が有益に働いたと見られる典型例」だとし、なかでもアルゼンチンのカルロス・メネム大統領とドミンゴ・カバーロ経済相は大胆な民営化を推し進めるために「非常事態の空気を利用する」ことに手腕を発揮した、と語った。

深刻な危機は政治経済的に急進的改革を生み出し、良い結果をもたらす場合が多い
 さらにブルーノはこうだめ押しをした。
「私が強調したかったのは、こういうことです - 深刻な危機は政治経済的に急進的改革を生み出し、良い結果をもたらす場合が多い、と」*
*ブルーノはシカゴ大学で学んではないが、シカゴ大学出身の著名な経済学者ドン・パティンキンに学び、彼を師と崇めてきた。ブルーノは以前、マルクス主義と比較してシカゴ学派経済学の「倫理的完全性」を論じたことがある。

 ブルーノが主張したかったのは、国際機関は現在の経済危機を利用してワシントン・コンセンサスを断行するばかりではなく、先手を取って援助を断ち切り、危機を悪化させるべきだということだ。

 政府収入や対外移転の減少といったマイナスのショックは逆に国の繁栄を増大させる可能性がある。なぜなら、(改革を導入するまでの)時間を短縮できるからだ。

 「物事が好転するためには最悪の事態を経ることが必要だ」という言い回しのとおりなのです。(中略)実際、程度の軽い危機に幾度も見舞われるより、超インフレ危機に襲われるほうが、その国にとっては良い結果がもたらされるかもしれないのです」

 「危機が深まるにつれ、政府は次第に弱体化するかもしれない」・・・「けれどもこうした展開が好ましい結果をもたらします。つまり、改革が実施される頃にはすでに既得権集団は力を失い、短期的利益より長期的解決策に重きを置く指導者が改革に対する支持を得る可能性が高まるのです」」

本来なら経済を再建・強化する任務を託されているはずの人物が、国家を破綻に導くことを提唱している
 シカゴ学派の危機信奉者たちの思考プロセスは、急速に変化しつつあった。
ほんの数年前、彼らは超インフレがショック政策に必要な状況を生み出すと考えていた。
ところが今や、178ヶ国(当時の加盟国数)の国民の税金によって運営されている世銀のチーフエコノミストで、本来なら経済を再建・強化する任務を託されているはずの人物が、国家を破綻に導くことを提唱している。

元IMF職員(融資担当上級エコノミスト)デイヴィソン・ブドゥーの内部告発
 ブドゥーによれば、頑迷な態度を取る貧困国の経済を悪化させるため、IMFは数字を偽装していたという。

 ブドゥーは、カリブ海のグレナダ出身、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで経済学を学び、IMFに12年間勤めた間、アフリカ、ラテンアメリカ、カリブ海諸国の構造調整プログラムの策定に携わった。
だが、レーガン・サッチャー時代にIMFが急激な右旋回を遂げてから、ブドゥーはこの職場にだんだんと居心地の悪さを感じるようになる。筋金入りの新自由主義者ミシェル・カムドシュ専務理事の采配のもと、資金援助計画もシカゴ学派グループが取り仕切るようになった。

 1988年退職したブドゥーは、IMFの暗部を暴こうと決意する。
これは、10年前、アンドレ・グンダー・フランクがミルトン・フリードマンを糾弾した公開書簡に倣った、カムドシュ宛ての公開書簡という画期的な一文だった。

 「今日、私は一二年間勤めたIMFを辞職しました。融資部門の担当に就いてからこの一〇〇〇日間、私はラテンアメリカ諸国、カリブ諸国、アフリカ諸国の政府や国民に対し、あなたが処方した薬や数々の計略を押しつけてきました。辞職によって、私は何ものにも代えがたいほどの解放感を味わっています。なぜなら、何百万という貧しく飢えた人々の血に染まった私の手を、ようやく洗うことができると感じているからです。(中略)大量の血が川のように流れていることはあなたもご存知でしょう。その乾いた血痕は、私の体中にこびりついています。世界中の石鹸を使っても、あなたの名前で私が行なった汚れは洗い流せないのではないかと思うこともあります」

融資の際に統計数字を”必殺兵器”として振り回すIMFの手口
 1980年代半ば、融資部門担当だった彼が石油が豊富なトリニダード・トバゴの経済を実際よりもはるかに不安定に見せるため、巧妙な「不正な統計操作」を行なってIMFの報告書の数字を改竄したことを、証拠を挙げて明らかにした。
 IMFは同国の労働コストを実際の2倍以上にして計算し、きわめて生産性の低い国家に見えるように操作したという。もちろん、IMFは正しい数字を把握していた。
また、ある国が莫大な政府債務を負っていると「まったくやぶから棒に」統計をでっちあげた例もある、という。

 単なる「ずさんな計算」の結果などではなく、意図的に行なわれたこのひどい「ごまかし」を金融市場は事実として受けとめ、トリニダード・トバゴを高リスクの国とみなして融資を引き揚げた。
 その結果、主要輸出品である石油の価格下落に端を発する同国の経済問題は悲惨な状況に陥り、IMFに緊急援助を願い出るしかなくなる。
 そこでIMFは、ブドゥーが「最悪の処方箋」と呼ぶ条件を呑むことを要求した。労働者の解雇、賃金カットをはじめ、「ありとあらゆる」構造調整政策である。

「いろいろな口実を使って経済的な命綱を故意に断ち切り」、それによって「トリニダード・トバゴの経済をまず崩壊させ、そのあとで改造する」というシナリオだった、とブドゥーは説明する。

 ブドゥーはIMFの構造調整プログラムそのものを国民全体への拷問だとみなす。
苦痛に悲鳴を上げた政府や国民はIMFの前に膝を屈する。崩壊し、打ちひしがれ、恐れおののき、援助を乞い、温情を願い出る。しかしIMFはそれを鼻でせせら笑い、さらなる拷問を与え続ける。

 この書簡が公開されたあと、トリニダード・トバゴ政府はブドゥーが暴いた問題点について独自の調査に乗り出した。
二度にわたる調査の結果、IMF側が数字を水増しして統計を改竄し、トリニダード・トバゴに甚大な損害を与えたのが事実だったことが判明する。

ブドゥーが暴露した真相は注目を集めることなく忘れられていく
 それにもかかわらず、ブドゥーが暴露した真相は注目を集めることなく忘れられていく。
・・・
公開書簡はその後、1996年に『ブドゥー氏のIMFへの辞表 - 五〇年にわたる悪行』というタイトルで舞台化され、ニューヨーク、イースト・ヴィレッジの小さな劇場で上演された。
『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載された劇評は短かったものの、「まれに見る創造性」「独創的な装置」といった賛辞が送られた。
*
*

フィンランドの日用食器の名品イッタラで日本酒を戴く。 ところで、今日は土星食というものだったらしい。 2014-09-28

9月28日
夕方なんの気なしに空を見たら、きれいな三日月だったので写真にとったけど、
実は、今日は月が土星を隠す日だったんだ。
知らなかった。

昼間、かなり大きな天体望遠鏡を二つ並べて、あらぬ方角の空を眺めているグループを目撃した。
研究者かマニアか?
(どう見てもフリーターにしか見えない、とは家人と本音で話しあったワード!)
ま、謎が解けた。

昼前、長男がフィンランドから帰ってきた。
ワインとかのお土産。
イッタラのグラスはどう見ても日本酒用途。
ムーミンのマグカップはトーベヤンソン生誕100年記念らしい。
(オフィシャルグッズのHP見たら、エッと思う値付け。)

で、晩ご飯はモチロ~ン・・・、宴会でしょ!
今回は、昔懐かしい手巻き寿司。
わーい、わい。
呑むぞ~。








【米軍司令官:「日本からの要請はない」と暴露】 日本政府は「普天間基地 5年で運用停止を要請」と発表。しかし米軍司令官は「そんな要請は受けてない」と明言。日本政府のウソが発覚しました。


TBS
普天間基地 5年以内の運用停止、米軍司令官「要請ない」

安倍政権が掲げる「沖縄県・普天間基地の5年以内の運用停止」という方針について、アメリカ軍の太平洋軍司令官は、「日本政府からの要請はない」と明らかにしました。

安倍政権は、沖縄の負担軽減のため、普天間基地を「5年以内に運用を停止する」として、普天間基地のオスプレイを佐賀空港など沖縄県外の拠点で運用できるよう、アメリカ側と調整にあたる姿勢を示しています。

しかし、沖縄の在日米軍を指揮するロックリア太平洋軍司令官は、普天間基地の「5年以内の運用停止」について、「まだ日本政府からの要請はない」とした上で、「名護市辺野古に代わりの基地が完成するまでオスプレイは普天間で運用する」と明言しました。

この発言を受けて江渡防衛大臣は、「アメリカがどのような受け止め方をしているか報告を受けていない」と述べた上で、政府として「5年以内の運用停止」を要請したかどうかについては明言を避けました。

アメリカ側が普天間からのオスプレイの移駐に難色を示す中で、「運用停止」の実現性が問われることになります。(26日19:06)

9月28日 ストップ川内原発再稼働!9月28日全国集会&デモ @鹿児島市「天文館公園」 (ツイッター写真 逐次追加) 7,500人参加















9/28 東京新聞 川内原発 募る不安 周辺に活火山 「核燃料運べるか」

御嶽山救援 : 取材中、自衛隊の災害派遣車輌が通過。2台の大きなトレーラーは、それぞれ戦車を積んでいました。登山口に向かいました。(今村優莉) ← エッ 戦車!? 



京都・祇園甲部歌舞練場 秋の華、勢ぞろい 京都で芸舞妓が「大ざらえ」  京舞井上流五世家元・井上八千代さんから指導を受ける芸舞妓



効率優先の社会批判、公共経済学説く 宇沢弘文さん死去 (朝日新聞) / 世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った「新自由主義」


日刊ゲンダイ
世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った「新自由主義」  
2014年9月28日

「日本を代表する経済学者」といわれた宇沢弘文東大名誉教授が今月18日、肺炎のために死去した。大手新聞は一斉に訃報と、その業績、生きざまを書いていたが、そこにすっぽり抜け落ちていた部分がある。宇沢氏こそ、アベノミクスが推し進め、竹中平蔵慶大教授が旗を振っている「新自由主義」に真っ向から反対し、猛烈な批判を浴びせていたことだ。晩年の宇沢氏は「TPPは社会的共通資本を破壊させる」と唱え、「TPPを考える国民会議」も立ち上げた。宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定になるのである。

宇沢氏は1951年に東大理学部数学科を卒業した。経済学に転じたのは「世の中を救うのは経済学である」と考えたからだ。米スタンフォード大准教授、カリフォルニア大助教授、シカゴ大教授を経て、東大教授に。70年代以降は市場原理を優先する経済理論や、それを推進する学者の浅ましさを徹底批判したことで知られている。

最晩年にインタビューし、宇沢氏が2011年、脳梗塞で倒れた後も親交を結んでいたジャーナリストの佐々木実氏はこんな思い出を語ってくれた。

「宇沢氏は新自由主義者のノーベル経済学者、フリードマンとシカゴ大で一緒でした。ある日、みんなでランチを一緒にしていると、フリードマンが怒っている。ポンド切り下げを見越して、空売りをしようとしたら、銀行から断られたというのです。それで怒っているフリードマンの言動に宇沢氏は心底あきれて、このエピソードを話されていた。稼ぐが勝ちという新自由主義もおかしければ、それを唱える学者の人間性にも怒っていた。ノーベル賞クラスの学者でしたから、竹中平蔵氏を名指しで非難はしていませんが、その政策や生きざまには批判的でした。実は宇沢氏と竹中氏は日本開発銀(現・日本政策投資銀)の研究所で一緒だった時期があるのです。その時に竹中氏が共著にすべき論文を単著で出して大問題になった。それを収めたのが宇沢氏なのですが、その竹中氏が新自由主義の旗振り役となって、日本をおかしくしているのですから、皮肉なことだと思います」

宇沢氏は40年以上前、ベトナム戦争を批判された米国防長官が経済効率性を理由に胸を張ったことに愕然とし、「言葉に言い尽くせない衝撃を受けた」と語っている。以後、平等・公正・正義ではなく、「稼ぐ」ことだけを目的とした経済学に批判を投げかけてきた。人材派遣大手・パソナの会長として、巨額の報酬を得ながら、産業競争力会議のメンバーにもなって、パソナが得をする雇用改革を推し進めている竹中氏などは、宇沢氏にしてみれば論外で、蛇蝎のごとく嫌う存在だったのである。

「宇沢氏は学者が政府の会議に入ることにも批判的でした。宇沢氏の存在があったからこそ、教え子の学者たちは政府の会議で緊張していた。その重しがなくなると、どうなるのか、心配です」(佐々木実氏)

竹中氏のようなエセ学者が跋扈しないようにメディアは宇沢氏の功績と懸念をもっと伝えなければならないが、大マスコミ自体が新自由主義に毒されているのだから、どうにもならない。

『朝日新聞』2014-09-27





2014年9月27日土曜日

安倍晋三、これだけゆったりとした日程組んだのにロシアには拒否られ、オバマとも会えないんだな。異例の事態じゃないんかね?・・・— フジヤマ ガイチ




明治37年(1904)12月11日~18日 平民新聞第53号(「共産党宣言」掲載)第1審第2回公判 旅順・東鶏冠山北保塁陥落(死傷850(戦死151)) 幸徳秋水「非戦論を止めず」(『平民新聞』第58号)  

江戸城(皇居)平川門 2014-09-26
*
明治37年(1904)
12月11日
・旅順口港の艦船砲撃中止。市街に対する砲撃は続行。
*
12月11日
・週刊『平民新聞』第57号発行。
「平民日記」に、「十二月六日、某氏から軍艦○○乗組の水夫二十余名が調印した普通選挙請願用紙を送って呉れた」とあり。
この頃、社会主義協会は、普選期成同盟と合同し請願署名活動。
明治39年2月20日署名2,240以上を衆議院に提出。
*
12月11日
・(露暦11/28)ロシア、ペテルブルク、学生デモ、官憲の暴行。
統一歩調とれなかった社会民主党ペトログラード委員会不信。
*
12月12日
・午前0時30分、日本水雷艇、「セヴァストポリ」攻撃、大破。
*
12月13日
・仮装巡洋艦「香港丸」「日本丸」、佐世保軍港で修理終えシンガポール、インド洋、マレー群島巡航。1月18日、佐世保戻り。
*
12月13日
・平民新聞第53号(「共産党宣言」掲載)第1審第2回公判。
安住検事の有罪の論告。
「社会は一種の有機体であって、上等階級を耳目鼻口に譬えるならば労働階級は手足の如きものである。もし手足が不平を起して、われわればかり働いて目や口を楽しませているのは詰らないと言ったらどうなるか。社会主義の議論は実にこの手足の不平の如きもので、社会運用の原則に違背している」と、数千年の昔、ローマの貴族が平民を圧制するために用いた陳腐な比喩をもち出す。
被告、弁護士、傍聴人は顔見合わせて苦笑する。

今村力三郎の弁護。
マルクス『資本論』、価値論の大要を説き、「かくの如き学説はよし不当なものありとするも、一説としてこれを許容しなければならぬ。検事が軽々にこれを論断するは大胆至極」と嘲けり、「政治上の平等は得られたが経済上の平等はまだ一歩も認むるを得ず、この状態より見る時はマルクスの思想は拒むべからざる大勢である。然るに、人類に進歩の道を示したその思想に感謝しないで、その文字の頒布を禁ずるのは甚だしき謬見ではないか」と反駁。
さらに「この宣言は五十年前に公表された歴史的文献であって、これを以て直ちに日本の社会秩序を壊乱するものとなすは不当も甚だしい。被告等の処罰と否とはむしろ些事に過ぎず、本弁護人は実にわが国裁判史上の一大事なるが故に、学問の独立のために無罪を主張する」と結論した。

ト部喜太郎の弁論
予は日本の言論出版の自由のために本件の無罪を主張する。
ロシアですらトルストイの「日露戦争論」も、ポペドノスチェフの政治否認論も、自由に出版されているではないか。もし本件が有罪となるようなことがあれば、日本には言論の自由がまったく存しないといわざるを得ぬ。

板倉中の弁論
本件の原書は自由に頒布されているのだから、その思想の伝播が自由に許されていると認めねばならぬ。もし政治家が自己の学説政策を確信し、人民またこれに賛同していると信ずるならは、反対論を恐れるに及ばぬではないか。社会主義を真理と見るならば宜しくその自然の発展に任すべく、然らざれば学者の討究に委ねるべきであって、妄りに法権を以て圧伏すべきではない。

花井倬三の弁論
明治の初年には、フラソス革命史もスペンサーの平権論も自由に刊行され、政体変更の要求に外ならぬ国会開設の請願運動も行なわれたが、そのために罰せられた者はなかった。
しかるに明治37年の今日、この『宣言』が社会の秩序を壊乱するとなすがごときは、実に今日の社会を侮蔑するものである。
この『宣言』がそれほど危険なら、原書の輸入を禁ずるがよろしい。原書はよいが翻訳は悪い、右に許して左に罰するのは不公平ではないか。
花井の弁論は冷嘲、諧謔、揶揄をほしいままにして法廷に人なきがごとく、判事すら時に微苦笑を禁じ得なかった。

木下尚江の弁論
『宣言』の内容たる国家、家族、および私有財産の三点を弁明。
社会主義者の国家観は井上哲次郎博士の著書『教育と宗教』に論ずる如き、夫婦兄弟朋友の愛情信義もみな国家のためとするような偏狭なものではない。
余りに不当な価値を国家に附する時は、社会主義のみならず大概の倫理説、政治論はみな不都合となるであろう。
偏狭固陋なる観念をこそ否定すべけれ、国家的生活を必要とするのは万国の社会主義者が肯定する所である。
家族制度もまた歴史的変遷を経たものであって、今や実際に家族制度は破壊されつつある。
女工の増加、売淫婦の増加を見ずや、家族制度を破壊するものは社会主義者にあらず、実に資本主義制度に外ならない。
私有財産の観念は明治の産物で、われわれの祖先には今の私有財産の観念はなかった。これは封建時代において、豪族がつねに人民生活の安全を破ったのに反抗して起った思想で、永久の真理にあらざることは明らかである。
「宜言」は、今の社会では人口の十分の九はすでに私有財産を失えりという。
資本合同の勢いは明白な事実、而してその結果、多くの貧民と失業者を生ずるは欧米のすでに実験し、日本もまた実験している所である。
これを匡救(きようきゆう)せんがために、法律を改正して私有財産を禁ずることを要求せんとするが即ち社会主義者であって、これを要求する前にその理由を唱道して輿論を作らねばならぬ。
これを許すは正義公道であり、而してこれ法律の介入する範囲ではないのである。
この裁判は日本国内の問題ではなく、世界に影響を有する大事件である。
もしこれが有罪と決せば世界の新聞記者、政治家はいかに日本の文明を批評すべきぞ。
ロシアの野蛮を罵る日本にしてこの事件を有罪となさば、日本の恥辱、実にこれに過ぐるはないであろう。
*
12月13日
・ハンガリー、下院議場の組織的破壊と全国的扇動。議会解散。総選挙。与党159、独立党166、野党全体254。30年間統治の自由党敗北。
*
12月13日
・パラグアイ、クーデターにより自由党ファン・パウティスタ・ガオナが大統領就任。自由党の支配開始。~1936年。
*
12月17日
・遭難したアメリカ船ベンジャミン・シオール号の船員が台湾で殺害された(10月4日)ことに対し、アメリカ公使抗議。
*
12月17日
・イタリア、プッチーニ、オペラ「蝶々夫人」、ミラノで初演。
*
12月18日
・第3軍、東鶏冠山北保塁攻撃、陥落。
強襲策をとらず、敵塁深く掘り進んだ坑道に爆薬を仕掛け、同時に突撃隊が突進する戦術。
兵力は第11師団(鮫島重雄中将)第22連隊長青木助次郎大佐指揮する計1536。対するロシア守兵は140。
午後2時20分過ぎ、第1~4突撃隊が突進するが、死傷者が増大するのみ。
午後6時30分頃、後備第38連隊第2大隊(岩本栄輔大尉)第7・8中隊、突撃。第7中隊は将校と兵士2/3を失う。突撃中止。
午後7時30分頃、再突撃、失敗。
午後9時、再々攻撃。第44連隊第3大隊長権藤少佐は救援突撃隊60を突撃させる。
午後11時50分、堡塁陥落確認。死傷850(戦死151)。
*
12月18日
・週刊『平民新聞』第58号発行。
この1年で平民社は新聞の発売禁止3回、記者の入獄1回を経険した。
また、継続中の裁判が2件あり、殆ど確定的な新開の発行禁止、記者2人の入獄、合計240円の罰金、印刷器械没収に対する賠償250円を覚悟しなければならない。
しかし、同人の意気は依然軒昂であった。

幸徳秋水「非戦論を止めず」
まず、近時頻々たる筆禍事件に対し、暫く時局批判の筆を止めんことを勧告する者にその好意を謝し、
「然れども吾人は断じて非戦論を止めじ、吾人は之が為めに如何の憎悪、如何の嘲罵、如何の攻撃、如何の迫害を受くると雖も、断じて吾人の非戦論を止めじ。彼の満洲の野における数十万の兵士および其家族が現に受けつつある無限の疾苦、悲痛の惨状に比し来れば、吾人に対する紛々たる憎悪、嘲罵、攻撃、迫害の如きは寧ろ一発の屁のみ。」
既に戦争が始まっているのに、なお非戦論を止めざる理由は極めて簡単である。
「曰く、速かに現戦役の局を了して平和を克復せしめんと欲す。日く、一般戦争の起因たる経済的競争の制度を変革して、将来の戦争を防遏(ぼうあつ)せんとす。此両個の目的を達せんが為めに、世界万国に向つて戦争の悲惨なること、損害なること、美事に非ざること、善事に非ざること、希ふべきに非ざることを絶叫す。誰か之を以て、戦争既に開くるの後に無益なりといふ乎、不正なりといふ乎。」

「世界之新聞」欄
「イタリアのジオリッチ内閣の苛政に対して鬱積した全労働者の反感が、九月十五日ゼノヴァ附近のセストリにおける労働者虐殺によって爆発し、全国にわたる総同盟罷工の結果ゼノヴァ市は三日間パンも牛乳も燈火もなく、ローマ、チューリン、ボローニャを初め大小数千都市の工場は悉く休業するに至った。」
イタリア情勢については、『平民新聞』第45号(9月18日)にも「イタリー社会党の形勢」が報道された。
この頃、ボローニャでの党大会で、改良派首領チェラチはブルジョア政党の急進派や民主派と連合し、進歩主義の政府を援けて即時実現し得る改良を行なうべき決議案を提出した。
一方、急進派首領ラブリオラはブルジョア政府を否認し、党の主たる目的は労働者階級を団結してこれに社会主義を鼓吹するにあると断言し、「限前の改良の如きはこれに比すればほとんど何の価値も認められない」決議案を提出。
論争は結局、中央派首領エンリコ・フェリが別の決議案を出して連立政策に反対し、改良事業は資本家政府と闘争して得られるのであり連立によって得られるものではないと主張し、急進派が勝利した。
しかし前年のドイツ社会党大会と同じく、これもまた当時すでにヨーロッパの社会主義運動に、ベルンシュタイン主義の勢力が、台頭して来ている状況が窺える。
ローマ法王ピウス10世は、極東の現在の戦争は戦争というよりも寧ろ殺戮である、欧米の文明国は何故この不幸な出来事を終息させる方法を講じないかと語ったという。
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インディペンデント紙の安倍内閣批判 Japan’s cabinet rocked by new claims of links to neo-Nazis who target the ethnic Korean population



(山谷えり子は)「在特会の広報担当相?」 「『在日特権』否定せず…厳しい海外の目」 東京新聞・こちら特報部 ← G.J / ヘイトスピーチ 山谷大臣火ダルマ会見 外国人記者が総攻撃(日刊ゲンダイ)


コラム:米国が踏み出した「終わりなき戦争」 (ロイター) : 「敵と味方が絶えず入れ替わる一寸先の見えない戦争」 「出口のない戦争」 / イラクのアバディ首相は、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」戦闘員が、パリや米国で地下鉄攻撃を計画しているとの「信頼できる」情報を入手したと明らかにした




ロイター
コラム:米国が踏み出した「終わりなき戦争」
2014年 09月 26日 10:18

[24日 ロイター] - 米統合参謀本部のメイビル作戦部長は23日、シリアでの空爆を「イスラム国を破滅させるための持続的で確かな作戦」の始まりだと述べた。作戦はどれぐらい続くのかとの問いに、メイビル氏は「数年単位と考えている」と答えた。これはまさに、終わりのない戦争の始まりだ。

空爆はシリア領内で行われているが、アサド大統領が率いる殺人政権を狙ったものではない。攻撃対象はあくまで、シリアとイラクにわたる地域に「カリフ国家(預言者ムハンマドの後継者が指導する国家)」樹立を宣言したイスラム国だ。彼らはシリア政府の敵でもある。

しかし、共通の敵を攻撃するに際し、米国はシリア政府と手を組もうとはしなかった。オバマ大統領は2011年にアサド政権の退陣を要求。昨年には、アサド大統領が化学兵器を使用して「一線を踏み越えた」とし、シリア空爆に踏み切る寸前までいった。

米国は今回の作戦で有志連合を組むに当たり、特定の国を選り好みしているわけではない。空爆に参加したカタールは過去、シリア国内でアルカイダ系組織に資金提供していた。読者も知っての通り、アルカイダは米国にとって仇敵だ。実際に米軍は今週、シリアでアルカイダ系武装組織「コラサン・グループ」にも空爆を加えた。コラサン・グループは、米国や欧州で攻撃を企てていたとされる。

ただ、イスラム国がアルカイダの目の敵でもあるという事実が、われわれが踏み出した終わりなき戦争をさらに複雑にしている。イスラム国は今年に入り、シリアの別のアルカイダ系組織「ヌスラ戦線」と関係が悪くなり、アルカイダから分かれた。そしてヌスラ戦線もまた、アサド政権と戦っている。つまり別の見方をすれば、米国の敵の敵だからと言って、自動的に米国の味方にはならないということだ

もちろん、シリア国内にも米国に協調的な組織は存在する。反政府武装組織「自由シリア軍」の一部である「ハズム運動」などだ。ただハズム運動はアサド政権との戦いで、米国の敵であるヌスラ戦線と共闘している。ロサンゼルス・タイムズ紙の報道によると、ハズム運動は今回のシリア空爆について、「外部からの干渉」であり、「革命への攻撃」だと非難する声明を出した。

つまり、米国の友人であり、同時に米国の敵と共闘しているハズム運動は、米国がイスラム国掃討のためシリアで空爆を行った事実に異議を唱えているのだ。イスラム国はハズム運動にとっても敵であるのにだ。

その一方で、シーア派武装組織「ヒズボラ」は、レバノンとシリアの国境付近でヌスラ戦線に無人機で攻撃を行っており、イスラエル軍はシリアの戦闘機を撃墜している。

読者の頭が混乱するのも無理はない。しかし事態を理解するのに十分な時間はある。メイビル作戦部長が言うように、この戦争は何年も続くだろうからだ。

これは、敵と味方が絶えず入れ替わる一寸先の見えない戦争だ。米国の攻撃でイスラム国が弱体化すれば、一部で言われているようにアサド政権は息を吹き返すだろうか。それとも、ヌスラ戦線とイスラム国が、少なくとも当面は接近することになるのだろうか。あるいは、米国が資金援助する「穏健派」が力をつけ、イスラム国ではなくアサド政権に銃の照準を定めるようになるのだろうか。

当事者にも結果が想像できない戦争は、出口のない戦争だ。シリアやイラクの各組織は、どれも簡単に負けるようには見えないが、どこか1つが突出して強いようにも見えない。米国の介入がなければ、現在の対立は一段と激しくなるだけだろう。ただ米国の介入について言えば、国防総省でさえ出口を予測しようとしていない。

米国民にとってこの戦争は、少なくとも今のところは、背景で騒音が鳴り続けているかのようだ。戦死者数の集計や飛行禁止空域の指定、政権交代や選挙実施など、軍事的勝利を判断する通常の基準は、今回の戦争には当てはまらない。われわれの通常の考えに照らし合わせるには、国境も敵も軍事目的もあまりに流動的だ。

また、どうなれば平和だと判断するかの基準も見えない和平交渉もシャトル外交もなく、事態を平定して恒久平和をつくり出す支配的な勢力が出てくる兆しもない。 

シリアでの空爆に踏み切ったことで、この戦争はオバマ大統領の戦争となり、次の大統領の戦争、そしてわれわれの戦争になった。われわれは、恒久平和のための終わらない戦争に足を踏み入れたのだ。




朝日新聞はどうしようもないところのあるメディアだけど、このところの他メディアの朝日に対する発情ぶりは本当にどうかしてる。朝日と心中でもするつもりなのかね、この国のメディアは? — 中森明夫

【御岳山】御嶽山大噴火!登山中の人が撮影。噴火直前直後の写真多数掲載!安否情報等随時更新 (NAVERまとめ) / 御嶽山が噴火 現地画像まとめ / 「最初こうなって」・・・(ツイッター写真)  

NAVERまとめ
御岳山大噴火!9月27日(土)
更新日: 2014年09月27日

速報】御嶽山が噴火 現地画像まとめ
更新日: 2014年09月27日











NAVERまとめ
【御岳山】御嶽山大噴火!登山中の人が撮影。噴火直前直後の写真多数掲載!安否情報等随時更新
気象庁によりますと、27日午前11時53分ごろ、長野と岐阜の県境にある御嶽山が噴火し、噴煙は山頂の火口から南側の斜面に3キロ余り流れ下っているのが監視カメラで確認されました。NHKが昼すぎにヘリコプターから撮影した映像では山頂から灰色がかった噴煙が上空に立ち上っていました。 更新日: 2014年09月28日

togetter
御嶽山噴火 2014年9月27日
秋晴れの土曜日。登山日和の昼前に噴火。
ケガ人もいらっしゃるとのこと。どうかご無事で。。。










2014年9月26日金曜日

東京 北の丸公園の秋景色 そこはかとなく香る金木犀 ススキと池 カラタチの実 サルビア・レウカンサ ハナミズキの紅葉はじめ 2014-09-26

9月26日(金)
今日は朝から快晴、秋晴れ。

が、こういうときに限って・・・、うむ、人生ままならぬ。
昼休み、北の丸公園を駆け足で廻った。

▼まだ花が開ききっていないのに、そこはかとなく香る、あっ、金木犀。

▼ススキと池の風景

▼広場と青空と

▼カラタチの実

▼サルビア・レウカンサ

▼紅葉を始めたハナミズキ

<個人的な意見> 「愛国」の「作法」について 高橋源一郎 (『朝日新聞』論壇時評2014-09-25)

北の丸公園 2014-09-26

<個人的な意見> 「愛国」の「作法」について 高橋源一郎
(『朝日新聞』論壇時評2014-09-25)

 学校で「新聞」を作るプロジェクトに参加している小学生の息子が、おれの机の上に積まれていた新聞と雑誌を見つけ、「これ、なに? 読んでいい?」と訊いてきた。おれは、少し考えて、「止めときな」といった。
「なんで?」
「下品で卑しいものが混じってるから。そのうち、きみはそういうものにたくさん出会うことになるだろうが、いまは、もっと気品があって美しいものを読んでいてもらいたいんだよ。パパとしては」
「わかった」。そういって、息子は書斎を出ていった。おれは、なんだかちょっと悲しく、憂鬱だった。

①本紙記事「慰安婦問題を考える(上)~『済州島で連行』証言」など(8月5日)
②本紙記事「本社、記事取り消し謝罪 吉田調書『命令違反し撤退』報道」(9月12日)

 朝日新聞は、二つの大きな「誤報」を作り出した(①②)。「誤報」に関しては、擁護のしようもない。その後の対応も、どうかしている。だから、批判は甘んじて受けるべきだ、とおれは考えていた。机の上にあったのは、その「誤報」を批判するものだった。

 その中には、有益なものも、深く考えさせられるものもある。だが、ひどいものも多い。ひどすぎる。ほんとに。罵詈雑言の嵐。そして、「反日」や「売国」といったことばが頻出する。

 そんなことばが使われること自体は珍しくない。「前の戦争」のときにおれたちのこの国で、1950年代のアメリカで、旧ソ連時代のロシアで、そして、ナチス支配下のドイツで、「愛国」の名の下に、それに反すると認定された者は、「売国奴」(ときに、「共産主義者」や「人民の敵」ということばも使われた)と呼ばれ、容赦なく叩きのめされ、社会的に(あるいは身体的に)抹殺された。いまも世界中で、同じことは行われ続けている。いや、気がつけば、おれたちの国では、その「語法」が、「憎しみ」と軽侮に満ち、相手を一方的に叩きのめす「語法」が広がっている。

■     ■

③スーザン・ソンタグ「9.11.01」(『同じ時のなかで』<2009年>所収)

 2001年9月11日、ニューヨークの世界貿易センタービルに2機の飛行機が突入した。イスラム原理主義グループによる同時多発テロだ。ベルリン滞在中のアメリカ人作家スーザン・ソンタグは、その2日後、このことについて意見を書き、テロから6日後に発売された雑誌に掲載された(③)。ソンタグはこう書いている・・・・まず、共に悲しもう。だが、みんなで一緒に愚か者になる必要はない。テロの実行者たちを「臆病者」と批判するが、そのことばは彼らにではなく、報復のおそれのない距離・高度から殺戮を行ってきた者(我らの軍隊)の方がふさわしい。欺瞞や妄言はなにも解決しない。現実を隠蔽する物言いは、成熟した民主国家の名を汚すものだ、と。

 この発言は、「団結」を乱すものとして、全米で憤激を巻き起こした。ソンタグは「アメリカの敵」を擁護する「売国奴」と見なされ、殺害予告をされるまでに至った。それでも、ソンタグはすぐにニューヨークに戻り、発言を続けた。

 彼女は、どうしてそんな発言をしたのだろうか。おれは、ずっと考えてきた。もしかしたら、彼女は、殺されても仕方ないと思っていたのかもしれない(彼女は、長期にわたる癌闘病生活を送っていて、2004年に亡くなる)。愛する祖国が、憎悪にかられて、暴走するのを止めるために、「正気」に戻るよう促すためには、それしか方法がなかったのかもしれない。実際、プッシュ政権下のアメリカはやがて、「イラクには大量破壊兵器がある」という情報を捏造して、戦争を開始することになるのである。

 おれは、ソンタグのような人間こそが、最高の愛国者ではないかと思う。同じような事件がこの国で起こったとき、同じような感想を抱いたとして、ソンタグのようなことが書けるか、といわれたら、おれには無理だ。そんな勇気はない。

④スーザン・ソンタグ「言葉たちの良心 エルサレム賞受賞スピーチ」(同)

 ソンタグはこんなことをいっている。 

 「自分が大切にしている諸権利やさまざまな価値の相克に、私は取り憑かれている。たとえば、ときとして、真実を語っても正義の増大にはつながらないということ。ときとして、正義の増大が真実の相当部分を押さえ込む結果になるかもしれない、ということ。(略)
私自身の見解は、もし真実と正義のどちらかを選ばざるをえないとしたら - もちろん、片方だけを選ぶのは本意ではないが - 真実を選ぶ」(④)

■     ■

 ジャーナリズムのことばと文学のことばは違う。けれど、共有しているものもある。だから、いまのことばを朝日新聞に贈りたい。「誤報」問題が起こったのは、自分たちの「正義」を絶対視してしまったからであるように思えるのだ。

 人は間違える(おれもしょっちゅう間違える)。組織や社会も間違える。国もまた間違える。それがすべての出発点であるように、おれは思う。それがどのような「正義」であれ、「おれは間違っていない」というやつは疑った方がいい。「愛国者」であると自称する連中は「国の正しさ」に敏感だ(だから、「正しくない」といわれると攻撃する)。だが、正しくなければ愛せないのだろうか。ソンタグにとって、祖国アメリカは、「正しさ」と「不正」の入り交じった存在だった。その、矛盾する、等身大のアメリカをこそ彼女は愛した。

 自称「愛国者」たちは、「愛国」がわかっていないのではない。「愛」が何なのかわかっていないのだ、とおれば思う。こんなこといってると、おれも、間違いなく「反日」と認定されちまうな。いやになっちゃうぜ。

(おわり)
*高橋さんの傍点はアンダーラインとした。

担当記者が選ぶ注目の論点
人口減少をどう生かすのか

 人口減少をめぐる議論が深まってきた。増田寛也元総務相らが参加する民間会議が5月に出した、2040年までに自治体の半数近くが「消滅可能性」があるというリポートが契機だ。

週刊エコノミスト9月2日号は「とことん考える 人口減」を特集。上智大教授の鬼頭宏は「近視眼的政策が招く人口問題」で、戦前から人口過剰論と過少論が繰り返されてきた歴史を紹介。人口減退期は「次の時代を作るさまざまな要素を生み出した時代」だったとし、これまでと同じ成長ではなく、成熟社会にふさわしい豊かさを求めることが、出生率の回復や安定した社会にもつながると主張する。

リポートに批判的な視点も。世界10月号の特集「生きつづけられる地方都市」は、消滅予測自治体のルポなどから、「地域の持続的発展のための新しいビジョン」を探った。まちづくり団体代表理事の木下斉はブログ記事「消滅可能性都市のウソ(以下略)」で、「なくなるのは地方そのものではなく、今の単位のままの地方自治体」と指摘。従来の行政単位ではなく広域行政でサービスを回すなど、「現実に沿って破綻しない社会を実現する行政議論をするのが当然」と釘を刺した。

なかなか変わらない政治。「女たちよ、政治家をめざせ」(新潮45・9月号)では、女性国会議員3人が飲みながら語った。「派閥の長に可愛がられるのが(女性の)出世の条件」だった時代から、「男性とガチンコで戦っても、終わるわけじゃない」時代へ変わったと語る野田聖子は感慨深そう。

「アヴィ・モグラビさんに聞く」(週刊金曜日9月5日号)は、イスラエルの映画作家のインタビュー。最新作で、パレスチナ人の友人との交遊を通じて共存の夢を描いた。加害と被害の歴史を超えて関係を再生できるのか。日本にとっても重い問いだ。






・・・ニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝は1894年広島県竹原町生まれ。実家は造り酒屋だが、後を継がず洋酒づくりの道を選んだんじゃ。・・・ — ニッカウヰスキー【公式】

山谷だけじゃない安倍政権の現閣僚のトンデモな右っぷり「開戦権や交戦権という戦争権は全ての国家に認められた基本権です」(高市)など /今日発売「フライデー」の<安倍ガールズ大臣の「右寄り右」「反女性活躍」コワモテ語録> — わたなべりんたろう

山谷えり子議員は在特会元関西支部長の増木重夫氏について「記憶にありません」とのことですが、ここで増木氏が事務局長のNPO法人「教育再生・地方議員百人と市民の会」の活動記録を見てみましょう。— Ikuo Gonoï

安倍晋三、私はオヤジの訪問外国数を超えましたとコロンビア大学でドヤ顔。 ソコの浅さがバレた。 そんなことより、一番近い国とはどうなってるのって質問されてるよ。