「都構想効果額の議論はしない」「挑発行為には乗らない」 維新・浅田政調会長

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「都構想効果額の議論はしない」「挑発行為には乗らない」　維新・浅田政調会長
2013.10.9 13:14 

　大阪市を特別区に分割し、大阪府と再編する大阪都構想の制度設計について話し合う法定協議会に関して、大阪維新の会の浅田均政調会長は９日、「効果額やコストについての議論が出たら、（法定協の）協議対象外だという態度をとっていきたい」と述べ、今後は協議会会長として大阪都の効果額について議論を制限する意向を示した。大阪府庁での維新の会合で述べた。

　法定協は特別区の区割りや名称などを盛り込んだ「協定書」をまとめることが目的だが、規約では大阪都移行の効果額を盛り込む必要性は明記されていない。

　それを踏まえて浅田氏は、「反対派の人たちは（効果額が少ないなどと）徹底的にやってくるが、それらは反対している方々の挑発行為」と指摘。先月の堺市長選で維新の争点設定がうまくいかなかったことに触れ、「自分たちの土俵にできるだけ乗せていくような作戦をとっていかなければならないと思う」と述べた。

　次回の法定協は今月３０日に開催予定。