河北新報
福島第1汚染水制御 首相発言に知事が異議 「漏れは事実」
福島第1原発の汚染水問題で、佐藤雄平福島県知事は15日、「現実問題として汚染水が漏れたのは事実」と語り、安倍晋三首相が「(汚染水の)状況はコントロールされている」と述べた発言に異を唱えた。原発視察後、記者団の質問に答えた。
佐藤知事は「安倍首相は(汚染水は港湾内0.3平方キロで完全にブロックされていると)国際公約したのだから、ブロックしていることを国が示してほしい」と話した。
東京電力によると、8日に原発の約1キロ沖の水から1リットル1.4ベクレルの放射性セシウムが検出された。外洋流出を裏付けるデータで、安倍首相の発言が覆された。
佐藤知事は視察で、300トンの汚染水が漏れたタンクの周辺、放射能汚染された地下水が海に流れ込んでいる1~4号機の海側の護岸を見た。知事の視察は昨年3月以来、2回目。
2013年10月16日水曜日
遅いよ!!
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