2015年11月10日火曜日

カタルーニャ州議会がスペインから独立する議案を可決。全135議席のうち独立賛成が72、反対が63。 / 一方、スペイン中央政府のラホイ首相は、これに激しく反発、決議は憲法違反で無効だとして、憲法裁判所に提訴する方針を表明しました。


TBS
カタルーニャ州議会、独立手続き開始する決議案可決

 スペイン北東部、バルセロナを中心とするカタルーニャ州の州議会は、スペインからの独立の手続きを開始する決議案を可決しました。独立を阻止したい中央政府のラホイ首相は、憲法裁判所に提訴する構えです。

 9月の選挙でスペインからの独立を目指す勢力が過半数を占めたカタルーニャ州議会で9日、独立の手続きを開始する決議案が賛成多数で可決されました。決議案では、独自の憲法制定に向けた準備を始めるとしています。

 一方、スペイン中央政府のラホイ首相は、これに激しく反発、決議は憲法違反で無効だとして、憲法裁判所に提訴する方針を表明しました。

 スペインでは来月、中央議会の選挙が予定されていて、今後、対立は激しさを増しそうです。(10日01:27)

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