2019年8月3日土曜日

生麦事件の現場はいまのキリンビール横浜工場近くだった 2019-08-03

8月3日、はれ
今日もまた炎天下、旧東海道を歩いた。
今日は、昨日の続きでJR東神奈川駅(ほぼ京急仲木戸駅)から京急生麦駅あたりまで。

神奈川宿の江戸見附が京急神奈川新町駅あたりにあり、それを過ぎると後はひたすら国道15号線を歩くことになる。
で、京急子安駅~新子安駅を過ぎて15分くらいに、海側にキリンビールの横浜工場が見えてくる。
ここは、30分ほどの工場見学をすると工場で出来立てのビール(3杯だったか?)を飲ませてくれるらしい。また、敷地内にレストランがあり、有料だがそこでも新鮮なビールが味わえるらしい。
近くを通りかかっただけでも、それらしき若者のグーループ、中年のご婦人グループを見かけた。

キリンビール横浜工場の正面入り口あたり、頭上に複数の道路が迫ってくるあたりに生麦事件碑がある。
そこは、生麦事件の犠牲者リチャードソンが落馬して絶命した場所ということだった(実際の襲撃場所はもう少し品川寄りにある)。
このリチャードソンという人、いままでてっきり士官(軍人)だとばかり思ってたんだけど、商人だったんだってね。多分、手練手管でボロ儲けしている人だったんだろうけど、襲撃に対する備えは無かったか或いは弱かったんだろうね。

生麦事件の結果、イギリスは幕府から賠償金を受け取りながらも、軍船を鹿児島湾に派遣して、結局薩英戦争と呼ばれる戦争になる。
鹿児島は街の1割が焼ける被害を被るが、一方、イギリスの軍船も打撃を受けて撤退、結果、お互いの実力を見直すべきとの認識に至る、ということらしい。

今日は、神奈川宿を巡ることがメインだったが、生麦事件の現場はキリンビール横浜工場の近くだった、ということがフツーに新鮮だった。










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