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ハウス食品が契約社員89人を一斉解雇、無期雇用への転換を阻止 「ゴミの分別のように切り捨てるな」とユニオン結成
林 克明 16:01 10/18 2013
この10月に創業100周年を迎えたハウス食品は持ち株会社体制に移行したが、それに合わせるかのように9月30日、営業担当の契約社員89人全員を一斉に雇止めした。
ほとんどは「定年まで働けますよ」との言葉を信じ10年、20年と責任を持って働いてきた女性従業員だ。
4月1日施行の改正労働契約法では、通算5年の契約期間がすぎた労働者は契約期間の定めのない無期契約転換を申し込める権利を得た。
この動きが具体化するのを阻止するため、改正法施行直前の3月27日~29日に同社は急遽説明会を開き、契約不更新つきの契約書を4月1日必着で出せ、と突然の最後通牒をつきつけた。
これに対して「ゴミの分別のように切り捨てるのは許せない」と、契約社員はハウス食品ユニオンを結成し、解雇撤回を迫る行動を開始。解雇されてしまった契約社員7名に、事のてん末を聞いた。
【Digest】
◇「89名の人生設計は狂った」
◇ハウス食品は「不更新条項」を示さず押印を強要
◇こまめな営業と気遣いの店舗フォローという仕事
◇金曜日に説明し「月曜日までにハンコを押して書類を出せ」
◇「定年まで働ける」と言われていたのに
(略)
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