時事ドットコム
景気回復実感せず76%=半年前より上昇-時事世論調査
時事通信の10月の世論調査で、安倍内閣が発足した昨年末以降、景気の回復を実感するかどうかを尋ねたところ、「実感する」と答えた人は18.5%にとどまり、「実感しない」が76.4%に達した。
同じ質問をした4月調査は「実感する」23.7%、「実感しない」68.6%で、半年前より景況感は後退。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」は、各種経済指標を改善させてはいるが、国民生活への波及効果は依然乏しいとみられる。
8%への引き上げが決まった消費税率を、2015年10月に10%に再引き上げすることについては、反対が60.2%に上り、賛成の34.8%を大きく上回った。2020年夏季五輪・パラリンピックの東京開催が決まったことを「よいと思う」とした人は82.6%、「そうは思わない」は14.1%だった。
調査は10月11~14日、全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は63.9%。(2013/10/18-15:37)
0 件のコメント:
コメントを投稿