「意味のあることを言わない」大学広報。ドラマ『今ここにある危機〜』の主人公の鈍感さから私たちが気づくこと（松谷創一郎）； 主人公・神崎真（松坂桃李）は名門国立大学の広報課職員。意味のあることを何ひとつ言わず、引きつった笑顔で右往左往する神崎。狂言回し的なその存在を通して、私たちは大学、ひいては今社会が抱える様々な問題を垣間見る。

#ここぼく の主人公は、保身ばかりを気にし、声を上げることは決してない。

自分の「好感度」の維持が、全体の状況を悪くしていることには無自覚だ。

視聴者は、そんな彼の鈍感さを通して大学組織の構造的な問題に気づいてゆく。（松谷創一郎 @TRiCKPuSH）https://t.co/4xdEjUHMNo

— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) May 22, 2021