2021年5月20日木曜日

コロナ対策の都道府県別の評価【大阪府 最下位】(山内康一 BLOGOS); 岩波書店「科学」2021年5月号の投稿論文 慶応大学濱岡豊教授「COVID-19対策の諸問題(4)都道府県による対策の評価試論」 

 


(略)

 大阪府知事は、イソジンでうがいしたり、レインコートを集めたり、飲食店の「見回り隊」を組織したりと、独創的なコロナ対策を次から次に繰り出していますが、その結果が今の惨状です。奇想天外な解決策に頼るより、基本に忠実に「検査と隔離」を徹底するしかないのだと思います。


また、大阪府は過去10年以上にわたって府立の医療機関への支出を削減し、保健所の数と職員を減らし、「身を切る改革」の旗印のもとで、府民の命を守る医療サービスを切り捨ててきました。その影響がコロナ対策にも出ているのでしょう。


テレビ映りやインスタ映えのよい知事よりも、地味に検査と隔離を徹底する知事を選んだ方がよさそうです。歯切れのよいトークより、科学に基づく地道な実践が大切です。命と暮らしを守るには、「小さな政府」のスローガンのもとで行政サービスを弱体化してきた政治の流れを逆転させなくてはいけないことが、コロナ禍で明らかになったと思います。




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