2015年5月28日木曜日

首相、機雷掃海以外「念頭にない」中東での集団的自衛権(日経) : 他紙も同様の見出しを付けているが、首相の元発言は「現在、他の例は念頭にはない」で、大手メディアは「現在、」という重要な留保を外して報じている。国民をだます片棒を担いでいる。 — 山崎 雅弘


 集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案が27日午前、衆院平和安全法制特別委員会で実質審議に入った。安倍晋三首相は自衛隊による他国領域での武力行使の具体例として、中東・ホルムズ海峡での機雷掃海を挙げ「現在、他の例は念頭にはない」と述べた。中東地域で集団的自衛権を行使するケースを機雷掃海に限定したといえる。

昨日午後9時のNHKニュースでは、首相側が国民に信じさせたいと思う「問題を単純化したイメージ」を先に見せた上で、次々と繰り出される質問や批判を、首相が淀みなく華麗に論破する形に編集された「国会論戦のダイジェスト」だけが放送されていた。 — 山崎 雅弘

日本の競争力、27位に低下 首位は3年連続で米 (日経新聞) : 日本は政府部門の財政と移民政策に加え、ビジネス部門の国際経験と経営幹部の競争力が最下位だった。・・・アジア太平洋地域では2位の香港、台湾(11位)、韓国(25位)が順位を上げた・・・

日経新聞
日本の競争力、27位に低下 首位は3年連続で米 
2015/5/28 3:00

 【ジュネーブ=原克彦】スイスの有力ビジネススクール、IMD(経営開発国際研究所)が27日発表した「2015年世界競争力年鑑」で、日本は総合順位を6段階下げて27位となった。順位の低下は3年ぶり。円安の効果で観光収入や国際貿易の指標が改善したが、経済成長率の鈍化や構造改革の遅れが響いた。

 調査対象は61カ国・地域。日本は政府部門の財政と移民政策に加え、ビジネス部門の国際経験と経営幹部の競争力が最下位だった。企業の社会的責任や平均寿命で1位の評価を受ける一方で、語学力が60位、管理職教育も57位にとどまった。

 総合の首位は3年連続で米国。アジア太平洋地域では2位の香港、台湾(11位)、韓国(25位)が順位を上げたが、マレーシア(14位)、タイ(30位)、インドネシア(42位)は下がった。

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安倍首相、異様。新聞も「質問1分、首相答弁5分、野党イライラ」(東京)、「安保審議 首相答弁に野党反発、時間稼ぎ、非論理的」(毎日)。聞かれてもいないことを延々としゃべり続ける。「そんなこと聞いていない」と質問者に言われても「答えは簡潔に」と委員長に注意されても黙らない。 / 安保審議:首相、前のめり 防衛相への質問にも答弁 (毎日新聞)


安保審議:首相、前のめり 防衛相への質問にも答弁
毎日新聞 2015年05月27日 22時02分(最終更新 05月27日 22時14分)

 戦後日本の安全保障政策を転換する安保関連法案の本格審議が27日、衆院特別委員会で始まった。「わかりやすく丁寧な説明を心がける」と26日の本会議で誓った安倍晋三首相だが、一方的にまくし立てる答弁が多く、質問した野党議員らは「議論がかみ合わない」と嘆いた。

 首相の「前のめり」が目立ち始めたのは午前10時40分、民主党の大串博志議員の質問が始まってから。大串氏が自衛隊員の安全対策について中谷元防衛相にただしたところ、なぜか首相が挙手した。

 「大臣に聞いてるんです」「大臣、大臣!」。叫ぶ大串氏を尻目に、首相はしゃべり続ける。野党議員が首相答弁を求めて紛糾することはよくあるが、逆は珍しい。

 午後3時25分、維新の党の柿沢未途幹事長の質問に首相が答え始めた。「自衛隊が現実に活動する期間について戦闘行為が発生しないと見込まれる……」。公式見解の繰り返しに野党席がざわつき始めた。すると首相は顔を紅潮させ、「静かに聞いてくださいよ」「学校で習いませんでしたか?」と声を荒らげた。この前後に民主党幹部らが浜田靖一委員長に詰め寄り、浜田氏は「簡潔な答弁を」と首相に注意せざるを得なかった。

 「とにかくかみ合わない。なぜ法整備を急ぐか聞いても『安全保障環境の変化』と漠然とした話しかしない」と、質問した松野頼久・維新の党代表は振り返った。同党は「是々非々」を掲げるが、報道陣に「反対せざるを得ない?」と問われ、松野氏は「これで採決ということになればね」と渋い表情で言った。【樋岡徹也、日下部聡】



原発再稼働に関しては「リスク、リスクと騒ぎ立てるのはいかがなものかと申しているわけです」と答弁するくせに、安保法制に関しては「周辺リスク、リスク」と騒ぎ立てて今国会で成立させようと画策する安倍晋三。こういう不誠実な輩は嫌いである。 — 北丸雄二

NHK、魂を抜かれましたね。キャスターはこんごいっさいジャーナリストと名乗らないでいただきたい。冒頭は日本の戦後70年を変質させる安保法制の国会論議。コメントなし。そのあとのイソギンチャクや天気ではコメント、恥ずべきです。 — 有田芳生

【新着ブログ】南沙織の息子アッキーの「等身大の沖縄」レポートが深イイ!(水島宏明)— ハフィントンポスト日本版 : 今、テレビの報道番組がなかなか表面的なことを伝えることに終始してしまう「戦後70年」の現実。また本土の人間にとっては「遠い」と感じてしまう「沖縄の人々の思い」。それをまさに「等身大」で伝えてくれた放送だった。


(略)

スタジオでは1996年に日米の間で普天間基地の返還合意が成立していたのに実現されていないことや今もあちこちに残る戦時中に住民が避難したガマ(自然の洞穴)の跡を訪ねていき、2ヶ月半そこで暮らしたという74歳の男性と一緒に中に入る。その男性は当時4歳。暮らした頃の記憶はまったくないという。

アッキーはガマの暗がりから外に出てきた時に「地上はいいな」と感じた感想をスタジオで説明しながら、こう語った。

「でも1945年、沖縄で生き延びた人には何があったのかということは、ガマから出てきた後はそこはあたり一面、焼け野原で自分の家もなくなっている。その後、収容所に入れられて、戦争が終わった後、自分の集落に戻ってみると、もうそこにはフェンスが張られて米軍の基地として土地は接収されていた」

さらにアッキーはさらに続けたのだ。

「その時の沖縄の方の屈辱って、大きかったのだろうなって、本当に思います。沖縄の人にとって、そもそも基地というものは、そういう感情や思いが根底にあるんだよっていうこと。そういう思いを持った人がいらっしゃるんだよということを理解しようとすることはすごく大事なことなんじゃないかと思いました」

この後、解説委員の柳澤秀夫キャスターがフォローした。

「ある意味、70年経ったといわれる沖縄の現実を見ていくと、その『70年』」というのはまだずっと続いているんですよね。よく『戦後は終わった』という言葉を耳にするけど、どうじゃないじゃないかなあと考えさせられる」

キャスターのイノッチ(井ノ原快彦)が続けた。

「同時に74歳の方でも記憶がないという」ことですから、どうにか、この思いとか、想像力を働かせて、『どんなに大変だったんだろう?』ってことを考えるべきですよね」

沖縄戦の記憶さえもうなくなりつつある、という現状も含めて、「戦後70年」の意味を感じさせてくれる、優れた放送だったと思う。

今、テレビの報道番組がなかなか表面的なことを伝えることに終始してしまう「戦後70年」の現実。また本土の人間にとっては「遠い」と感じてしまう「沖縄の人々の思い」。それをまさに「等身大」で伝えてくれた放送だった。

(後略)

今朝の東京新聞「こちら特報部」。「政治こそ存立危機事態」「首相説明 矛盾だらけ」の大見出しで、安保法制についての安倍首相の発言を詳しく検証し、その矛盾や嘘、論理破綻を的確に暴いている。

「安保法制は9条を改正してからやるべき。憲法解釈超えている」(民主党長妻議員)。 「なぜこんなに焦って集団的自衛権の解釈変えて改正案まとめて出すのか」(維新の党松野代表)  安倍の一つ覚え:「国民の生命と暮しを守る責任」 — 山本宗補