2017年5月31日水曜日

加計問題 内閣参与も特区推進を前川氏に要請 (週刊文春);木曽氏は、...前川氏の3期先輩にあたり、14年4月から内閣官房参与...。一方、16年4月からは加計学園理事兼千葉科学大学学長にも就任...。木曽氏は「前川さんと会い、様々な話をしたのは事実です。獣医学部の件も話したと思いますが、加計学園理事としてで、内閣官房参与として会ったわけではありません」と回答した。 / 加計学園理事の内閣参与、前次官と接触 新学部も話題に:朝日新聞 ; 木曽氏は、獣医学部新設をめぐる一連の動きについて、関係府省による「巨大な忖度(そんたく)の塊だと思う」と語り、文科省が「総理のご意向」などと内閣府から言われたと記録された一連の文書について「違和感はない。(上司に)報告するためにメモにしているような気がする」と話した / TBS Nスタ、加計学園理事&内閣官房参与の木曽功が、前川前次官を呼び出して、「獣医学部を新設する件について早く進めて欲しいのでよろしく」と伝えたということを報道


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 加計学園の獣医学部新設問題で、内閣官房参与(当時)の木曽功氏が、前川喜平文部科学省事務次官(当時)に対し、国家戦略特区制度で、獣医学部新設を進めるよう働きかけていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 前川氏によれば、昨年8月下旬、木曽氏は次官室を訪ね、次のように要請したという。

「国家戦略特区制度で、今治に獣医学部を新設する話、早く進めてほしい。文科省は(国家戦略特区)諮問会議が決定したことに従えばいいから」

 当時は、内閣改造で特区を担当する地方創生相が石破茂氏から山本幸三氏に代わった直後で、止まっていた獣医学部新設が大きく動き始めていた時期だった。

 木曽氏は、元文科省の官僚で、前川氏の3期先輩にあたり、14年4月から内閣官房参与に任命されていた。一方、16年4月からは加計学園理事兼千葉科学大学学長にも就任しており、加計学園の利害関係者でもあった。

 木曽氏は「前川さんと会い、様々な話をしたのは事実です。獣医学部の件も話したと思いますが、加計学園理事としてで、内閣官房参与として会ったわけではありません」と回答した。

 この問題では、前川氏は木曽氏の要請の翌月上旬に、和泉洋人首相補佐官から「総理が自分の口から言えないから、私が言うんだ」と特区推進を要求されたと証言している。

 官邸関係者による文科省への新たな要請が明らかになったことで、首相官邸からの圧力の有無が、さらに論議を呼びそうだ。


(略)

 木曽氏は5月18日と、前川氏が記者会見した25日の2回、朝日新聞の取材に応じた。前川氏との面会について、日時や場所は覚えていないとしながらも「いろんなところでお会いして意見交換はしている」と認めた。また、「私は加計学園の理事で、(加計学園が運営する)千葉科学大の学長だ。(獣医学部が)話題として出ない方がおかしい」とも語った。そのうえで、「私から具体的にお願いしたり、圧力をかけたりしたことはない」と述べ、獣医学部新設の働きかけは否定した。

 さらに木曽氏は、獣医学部新設をめぐる一連の動きについて、関係府省による「巨大な忖度(そんたく)の塊だと思う」と語り、文科省が「総理のご意向」などと内閣府から言われたと記録された一連の文書について「違和感はない。(上司に)報告するためにメモにしているような気がする」と話した。

 一方、前川氏の証言や同氏の手元の記録などによると、木曽氏は昨年8月下旬の午後、1人で文科省を訪れ、事務次官室で30分弱、前川氏と2人きりで面会した。当時は、学部新設をめぐる政府内の調整が本格化する直前の時期だった。

 前川氏は「木曽氏から獣医学部新設について『よろしく』などと言われた。『加計学園』という具体名は出なかったが、木曽氏は学園理事なので加計学園の話だと受け止めた」と証言。さらに「新設を認めるかどうかは国家戦略特区の諮問会議で決めることだから文科省は従えばよい、という趣旨の話だったと記憶している」とも語った。また、「加計学園の案件をめぐって、強く印象に残っている最初の出来事が木曽氏の訪問だった」と話した。

(略)














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