2020年5月24日日曜日

韓国映画『共犯者たち』を観た 2020-05-24 / 『共犯者たち』〜政治権力と闘った韓国放送人たちの熱き記録 /永田浩三 / ジャーナリズムの生きる道は 韓国メディアの権力との闘い / 「ニュースの聖域を破る」 大手メディア出身者らが作る韓国「非営利ジャーナリズム」

アマゾンプライムで韓国映画『共犯者たち』を観た。
イ・ミョンバクとパク・クネ政権による言論支配と抵抗の記録。
(↓下の映画COMの解説が詳しい)





【解説】
イ・ミョンバク(李明博)とパク・クネ(朴槿恵)政権の約9年間にわたる言論弾圧の実態を告発した韓国製ドキュメンタリー。2008年、米国産牛肉BSE問題などの報道によって国民の支持を失いかけたイ・ミョンバク政権は、公共放送局KBSや公営放送局MBCをターゲットに、メディアへの露骨な介入を開始。政権に批判的な経営陣は排除され、調査報道チームは解散、記者たちは非制作部門へと追いやられた。両局の労働組合はストライキで対抗したものの、政権が送り込んだ新たな経営陣は解雇や懲戒処分を繰り返し、検察も容赦なくストを弾圧。両局は政府発表を報じるだけの「広報機関」となったが、それでもあきらめない本物のジャーナリストたちがいた。自身も12年にMBCを不当解雇されたチェ・スンホ監督と非営利独立メディア「ニュース打破」取材班は、韓国のジャーナリズムを骨抜きにした「主犯」と、権力に迎合した放送業界内の「共犯者たち」にカメラを向け、その実態と構造を明らかにしていく。

2017年製作/105分/韓国
原題:Criminal Conspiracy
配給:東風










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