2015年7月13日月曜日

「戦争は、防衛を名目に始まる」京大有志の会が声明を発表したわけ【安保法制】 (ハフィントンポスト) : 「名文に震える」「シンプルでわかりやすい」などのコメントとともに、7月13日午後3時現在、Twitterでは2500回以上、Facebookでは9700回以上シェアされている。

ハフィントン・ポスト
「戦争は、防衛を名目に始まる」京大有志の会が声明を発表したわけ【安保法制】
The Huffington Post  |  執筆者: HuffPost Newsroom
投稿日: 2015年07月13日 17時11分

京都大学の教職員や学生らが中心となって結成した有志の会が7月上旬、安保法制などに反対する声明を発表し、ネットで話題になっている。「名文に震える」「シンプルでわかりやすい」などのコメントとともに、7月13日午後3時現在、Twitterでは2500回以上、Facebookでは9700回以上シェアされている。

まずは声明の全文を紹介しよう。

戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
 
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。
 
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
 
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
 
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
 
生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。

(自由と平和のための京大有志の会「声明書」より)

■会結成のきっかけとなった「ヒトラーの遺言」

(略)


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