リテラ
中谷防衛相「相手に攻撃の意思がなくても、自衛権行使できる」安保法制の危険な本質が露呈!
編集部 2015.07.09
(略)
「アベは生意気な奴だから今度殴ってやるという不良がいる。友だちのアソーさんと一緒に帰り、3人くらい不良が出てきて、いきなりアソーさんに殴りかかった。私も、アソーさんを守る。これは、今度の平和安全法制で私たちができることだ」
安倍首相はこんな説明をしたが、このたとえ話について緒方議員はおかしいところがあるとして、こう質問した。
「この例で、ちょっとおかしいんじゃないかと思うところがございまして、『アベは生意気な奴だから今度殴ってやる』という意思を持っているだけなんですね。意思を持っているだけであります。これだけで、存立危機事態が生じるというふうに思われますか?」
意思を持っているだけで、実際に攻撃したわけではないのに、存立危機事態が生じることになるのかと問われた中谷防衛相は、
「存立事態の認定におきましては、意思とか対応とか、位置とか規模とか、類似要素を説明しておりまして、それらの要素をすべて総合的に判断して、合理的に判断をするということでございます」
と答弁。つまり相手国が意思を持っている(と日本が認定する)だけで、実際に武力攻撃を受けていなくても自衛権を行使できる、と。
「存立危機事態のケースで、武力攻撃を仕掛けてくる国が、意思を持っているだけで、存立危機事態の要件となりますでしょうか?」
と緒方議員は重ねて質問したのだが、中谷は「総合的に判断する」と答え、これを否定しなかった。
しかし中谷のトンデモ答弁はこれにはとどまらない。もっと恐ろしいことを言い出したのだ。
(略)
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