維新議員、秘書残業代不払い宣言 「労基法は現実に合わない」
維新の党の足立康史衆院議員(比例近畿)は25日の厚生労働委員会で質問に立ち、元私設秘書から未払いの残業代700万円を請求されたことを明かし「払うことはできない。私たち政治家の事務所は、残業代をきっちりと労働基準法に沿って払えるような態勢かと問題提起したい」と述べ、未払いを正当化した。
足立氏は「私は24時間365日仕事をする。そういう中、秘書だけ法に沿って残業代を支払うことはできない」と持論を展開。元秘書からの請求に対しては「ふざけるなと思う」と強弁。
取材に対し「労基法は現実に合っておらず、見直しが必要だ。議論を喚起するために発言した」と述べた。
2015/03/25 20:14 【共同通信】
【残業代ゼロ法案】足立康史・衆院議員、秘書の残業代未払いで「ふざけるな」関連発言全文 http://t.co/iBSYp7Ge5c
— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2015, 3月 27
維新議員による秘書給与の「残業代不払い宣言」は、労働者全体への「残業代不払い宣言」だ。少なくとも労働法制はその方向に改悪されようとしている。経団連の榊原会長や塩崎厚労相は「よくぞ言ってくれました」と拍手をおくっていることだろう。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) 2015, 3月 25
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