2026年7月8日水曜日

「愛子さまが『二級皇族』に…」 国民が賛同する「愛子天皇」を阻む皇室典範改正の“問題点”(デーリー新潮); 皇族数確保のための皇室典範改正案が6月30日に閣議決定された。政府は今月17日までの国会会期中に成立させようとしているのだが、世論の7割超が賛同する「女性天皇」の機運は遠のくばかり。さらに、このままでは愛子さまが「二級皇族」になりかねないという。    

《皇室典範改正》「急な養子には担えない」天皇ご一家と愛子さまの経験こそ皇室外交の要と欧州王室専門家が警鐘(週刊女性); 君塚直隆 「そもそも、皇室の根幹に関わる問題を、一部の国会議員だけで決めるべきではありません。当事者である天皇や皇族のご意思、そして国民の声に真摯に耳を傾けるべきです。」

 

自民党の船田氏、皇室典範改正案に苦言 「皇室に対して極めて失礼」(共同) / 自民党・船田元衆院議員の直言  ・混乱の中での法案の議論は皇室に対して極めて失礼  ・政府は皇室典範改正法案を公表したが国会の総意とは違った内容が含まれる  ・国会の総意にも基づかない内容であれば憲法の精神に反する  ・推古天皇・持統天皇等、8方10代の女性天皇が存在     

報道1930(20260707) 保阪正康氏の懸念 近代日本をきちんと学んでいない人たちによる、憲法の理念に基づく象徴天皇制の損壊 / 「法的プロセスを検証すると3つの声を無視している(天皇家の声 旧宮家の声 国民の声) 国民の総意を全く考えていない 政権の一部周辺で男系男子にこだわるところがあるが、それを皇室典範に全面的に盛り込もうとする危険なプロセス /  「天皇家の声、旧宮家の声、国民の声、そういったものを全く無視した、いわゆる国民総意というものが考えられてない。(中略)かなり危険なプロセスを辿りながらの皇室典範改正だと思いますね」           


7月7日に放送された「#報道1930」でノンフィクション作家の保阪正康氏が示唆に富む発言をされていたので共有させていただきます。(その1)

「皇室典範の意思決定の進め方というのは、この法律だけの問題ではないと思うんです。国旗損壊罪や情報公開をめぐる問題、憲法改正など、そういった一連の政策と一体化しているのではないかと懸念しています。

4月29日の昭和の日の式典でも、天皇陛下に発言をさせない方向に持っていっているのではないか、と感じる場面がありました。昭和時代の歌を歌わせたり、当時の映像を流したりはするけれども、今の天皇陛下ご自身には発言をさせない。

また、高市総理大臣が天皇陛下のもとへ、ほとんど内奏にも行っていないという話も聞いています。逆に言えば、天皇を昭和10年代のような存在にしておこうとする、そういう発想があるのではないか。そして、それがさまざまな政策と連動しているのではないか、と私は感じています。政治的な見方が過ぎると言われるかもしれませんが、そういう懸念を持っています。

もう一つは、象徴天皇制そのものが、これによって壊れていくのではないかということです。

象徴天皇制というのは、戦後の歴史の中で、天皇ご自身も努力を重ね、国民もそれを受け止めながら、「国民統合の象徴」としての新しい天皇像を、ともにつくり上げてきたものです。

その積み重ねを、今、壊そうとしているのではないか。

もっと簡単に言えば、近代日本をきちんと学んでいない人たちの天皇観、その怖さというものを、私はひしひしと感じています。


 


7月7日に放送された「#報道1930」でノンフィクション作家の保阪正康氏が示唆に富む発言をされていたので共有させていただきます。(その2)  

「平成の天皇、そして昭和後期の天皇というのは、自分たちに課せられた役割は何なのかということを、自ら問い続け、そして実践してこられました。 

 答えは最初からあったわけではありません。それを探しながら、皇后陛下とともに、追悼や慰霊に取り組み、災害があれば被災地へ足を運び、国民に寄り添う。その一つひとつを積み重ねてこられたわけです。  

逆に言えば、政治とは一線を画しながら、天皇という存在として何ができるのかを考え続け、その行動を積み重ねてきた。それが憲法の理念とも照応している。私は、その意味で一つのモデルケースをつくったのだと思っています。  

令和の天皇も、その姿勢を受け継いでおられると思います。  ところが、今の立法のプロセスを見ていると、それを壊そうとしているように見えるんです。大変失礼な言い方になるかもしれませんが、天皇を元首のような存在にしようとしているのではないか。憲法改正も含めて、昔に戻そうとしているのではないか。結果として、象徴天皇制の下で積み重ねられてきた天皇のあり方を、ないがしろにしているように感じます。  

象徴天皇制というのは、そういうものではありません。もっと政治的な存在にしていこう、実権を持たせるとまでは言いませんが、国政に対する責任を負わせるような、戦前に近い方向を目指しているのではないか。私は、そう考えたくなります。  

象徴天皇制というのは、天皇が努力するだけで成り立つものではありません。国民もそれを支えながら、いわば二人三脚でつくり上げてきたものです。  ところが今の議論を聞いていると、「そういう天皇制では意味がない」という発想が、どこかにあるのではないかという感じがします。  

結局、象徴天皇制というのは、国民の理解と支持があって初めて成り立つものです。天皇という存在は、国民と一体となって歩んでいかなければ続かない。  

戦争では、天皇のために命を落とした人があれだけいた。それにもかかわらず、平成の天皇は、「それでも、なぜ天皇制は残ったのか」という問いと向き合われたのだと思います。  天皇を憎んでも当然であり、恨んでも当然である。にもかかわらず、なぜ天皇制は存続したのか――。

その問いを真剣に考え抜いた末に選び取られたのが、憲法の理念に基づく象徴天皇制だったのではないでしょうか。  

そして、その考え方は、平成の時代における天皇陛下の一つひとつのご所作の中に、すべて表れているのだと私は思います」

 

2026年7月7日火曜日

村上誠一郎氏、林芳正氏に「次の自民総裁選、死に物狂いで頑張って」高市政権には苦言連発(産経);「皇室典範改正は皇室の皆さまのお気持ちを全く忖度せず、なぜ国会議員が決めるのか。愛子さまの可能性を全く否定している」と批判

 

〈高市早苗の歴史理解のレベルが低すぎる大問題〉 → 高市早苗のトンチンカンな歴史認識 → 「皇室典範の改正が急がれます。126代にわたって男系で皇統が継承されて来たという世界でも比類がない歴史的事実こそが天皇の権威と正当性の源だ」 / 国政を担っている方たちは、今上天皇が歴史学者であることをご存知なのだろうか。— 野口実

 

七夕の日 みなとみらいカハラホテルのイタリアン「OZIO(オッツィオ)」でランチ 2026-07-07

 7月7日(火)曇り

今日は天気予報は一日曇りだったが、昼過ぎに雨になり、そのあと薄く青空が見えるようなる、そんな一日だった。

気温は最高25~26℃。

今日は、みなとみらいのカハラホテル14階にあるイタリアン「OZIO(オッツィオ)」でランチ。

細やかに手の入った洒落たイタリアンだった。

デザートがタップリ。











6月25日の全体会議の議事録、公開されました。立憲民主党の長浜博行議員が、問題点を縷々指摘しても、森議長はほぼガン無視。立法府の総意をまとめようという意思さえ感じません。今国会中でやりたいのなら、強行採決したらいかがでしょう。自民維新がゴリ押ししたことが白日のもとに晒されて却っていいのでは。以下長浜議員の発言。(森暢平 )


 6月25日の全体会議の議事録、公開されました。立憲民主党の長浜博行議員が、問題点を縷々指摘しても、森議長はほぼガン無視。立法府の総意をまとめようという意思さえ感じません。今国会中でやりたいのなら、強行採決したらいかがでしょう。自民維新がゴリ押ししたことが白日のもとに晒されて却っていいのでは。以下長浜議員の発言。

https://shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/houkoku_21gijiroku.pdf/$File/houkoku_21gijiroku.pdfhoukoku_21gijiroku.pdf

真面目にこの会議に参加させていただいている者の一人として、お叱りを覚悟で申し上げるならば、やった感のあるアリバイづくりのような仰々しい立法府の長による全体会議など開かずに、普通の閣法として国会に提出すればいいだけのことだったのかなと失望せざるを得ず、このままでは立法府の総意が取りまとめられたとは認識していないことを申し添えます。


今までの過程を顧みて、日本国の象徴であり、日本国民の統合の象徴であって、この地位は主権の存する日本国民の総意に基づくことにも関連する案件なのですから、当然、いわゆる重要広範議案となる皇室典範改正法が自民党、日本維新の会の選挙公約に拘束されたベルトコンベヤーに乗ったようなスケジュール管理で、恐れ多いことではありますが、万が一にもさっさと法案処理すればいいと考えておられるとしたら大問題です。


私たち国会議員は、ある意味、法案の賛否、採決の結果はともかく、どうしてそうなったのかという、国会で議論されている内容を国民の皆様に正しく御理解いただけるように努力する、そのプロセスこそが代議制民主主義の肝、本質だと思います。ましてや、くどいようですが、本法案は、日本国民の総意に基づくものと密接に関連するのですから、両院の議長におかれましては、国民の皆さんの理 解が得られるものとなることのために、法案が上程されたならば、各院での最善の議会運営の方法を熟慮お願いを申し上げます。




「本当に戦争に関わるのはよそう。  戦争を手伝うのもよそう。  どっかの戦争を支持するのもよそう。  それだけを言い続けていきたい。」 (永六輔)

「美しい妹」と呼ばず - 首相へのモディ氏発言(共同) / 高市早苗、インドのモディ首相から「美しい妹」と呼ばれて大はしゃぎだったけど、実は「妹」と呼んでほしいと伝えてあったんだって! / 高市首相のインド初訪問、直前に変わった開催地 「国会日程」理由に(朝日) ← 実は、「国会日程」ではなくて、ジュエリーベストドレッサー賞授賞式の「日程」でした、というオチ。いつもいつも見え透いたウソはどうよ。

養子の子孫、天皇になり得る可能性と首相(47NEWS); 皇室典範で禁止されている養子を認め、長く民間人の男性を養子にして、民間女性と結婚し息子が生まれたら天皇になるかもしれない、と高市総理。 養親は麻生太郎さんの妹の可能性も。 平成の有識者報告書にある天皇陛下の長子、愛子さまの否定です。 国民の理解の否定でもあります。(蓮舫) / 「藤原家のように、令和は麻生家が…」 男系継承に中道・野田氏(毎日) ; 急ぐ必要のない皇室典範改正が強引に進む中、野田元総理のビラに出てくる「麻生太郎氏の妹が当主の三笠宮寛仁親王妃家(昨年秋創設)の養子縁組」の話があるのではと推論がでるのもわかる(宮本徹)

『こんじょう陛下』と何度も繰り返す高市首相(7月6日参院決算委員会) ← 前にも指摘されてたよね

 
 【#子供が習う漢字が読めない】「『こんじょう陛下』と執拗に天皇を侮辱する高市首相」(1:22〜) … 7月6日の参院決算委員会にて。 こんなおバカさんに皇室典範などイジらせちゃだめでしょう。

読む政治:「虚偽答弁」か「世論操作」か 高市陣営の中傷動画疑惑への本音(毎日);「説明が二転三転しているし、ウソをついているのは明白」(70代男性)「虚偽答弁に終始している」(40代男性)「回答がコロコロ変わり信用できない」(60代男性)「説明に具体性・一貫性がなく、適当にごまかしていたら国民はそのうち忘れるだろうと思っている」(50代男性)


 「説明が二転三転しているし、ウソをついているのは明白」(70代男性)

「虚偽答弁に終始している」(40代男性)

「回答がコロコロ変わり信用できない」(60代男性)

「説明に具体性・一貫性がなく、適当にごまかしていたら国民はそのうち忘れるだろうと思っている」(50代男性)



2026年7月6日月曜日

〈高市ショック〉 〈骨太ショック〉 → 円相場「年内170円」に現実味 財政懸念や米利上げ観測が重荷(日経); 1ドル165円のラインを越えても為替介入がなければ170円まで下がる――。 市場がそこまで警戒する理由は、政府の「骨太の方針」原案にあります。2025年度にあった財政健全化の文言が消えていました。 / ゴールドマン、1ドル=165円予想に転換-従来155円、キャリー取引選好(ブルームバーグ) / 為替市場に起きている壮大な「パラダイムシフト(日本の国力の低下、通貨の発行し過ぎによる通貨価値の希薄化)」に気がついてはいないが、bloomberg ,日経と多くのマスコミが円安論を載せ始めた。 — 藤巻健史  

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 ; 英訳をしてくれたジュリエット・カーペンターさんから「サラダ記念日はmyですか?our ですか?」と訊かれた。英語だと、そこんとこハッキリさせなくてはならない。記念日にしたのは自分だけど、私の答えはour salad anniversary でした(俵万智)

高市首相がもたらした異例国会 自民議員「こんなにひどいの初めて」(朝日 有料);「衆院で3分の2超の議席を得た自民党は首相の意をくみ、野党側の抗議を聞き入れず、一方的に審議時間を圧縮。坂本哲志・衆院予算委員長(自民)が職権による議事進行を重ね、3月中旬に衆院を通過させた。審議時間は59時間で、過去20年で最短。この間の平均は78.9時間だった。」

 

サッカーW杯、FIFAが米国選手の出場停止覆す トランプ氏関与の報道(日経) / 速報:トランプ大統領は、ワールドカップで米国のトップ得点王フォラリン・バログンの出場停止が取り消される直前に、FIFAのトップに電話をかけた。(NYT)


あなたたちはFIFAに対する私の嫌悪感を十分に理解していません。ですが、ここにその一端を示す短いテキストを置いておきます。

彼らは「水分補給休憩」を導入してワールドカップを改変しましたが、それは単に資金を集めるためだけであり、試合の流れを乱すだけです。

彼らは大会を通じてイランに対して不平等な扱いを加え、米国開催の試合がある日は毎日入場と退場を強要しました。

彼らはアフリカ最高の審判であるオマル・アルタンを、証明されていないテロ関連の疑いという理由で追放することを許しました。

彼らはメキシコとカナダのワールドカップでの役割を制限し、自国で13試合しか開催させず、米国の78試合と比べてしまいました。

彼らはサッカーを高級品に変え、恥ずべき価格設定を課しました。

彼らはテレビ放映権からの収入を爆発的に増やすためにチーム数を増やしましたが、それはショーのためでも、質のためでも、機会を増やすためでもありません。

彼らは2030年のワールドカップを破壊しました。3つの大陸にまたがる7カ国で試合を開催するというものですが。

 

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2026年7月5日日曜日

「日の丸ドローン」の相次ぐ大失敗…「ドローン敗戦」ニッポン 経済安保これで大丈夫か(週刊現代)

2026年7月4日土曜日

伝説のドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』がYouTubeにて無料公開中 / 【ゆきゆきて、神軍】邦画史に残る伝説のドキュメンタリー / ゆきゆきて、神軍(映画.com) / X上での評判(多数)

だから麻生太郎は"愛子天皇"を絶対阻止したい…島田裕巳が読み取った「執念の政治家の最終目的」 (プレジデント) ;「麻生太郎氏が、養子に皇位を継承させようとするのは、最も扱いやすい天皇を誕生させようとしてのこと...養子に入った人間はおとなしく政治家の言うことを聞けばいい」 / 麻生副総裁、高市政権を評価 「米国との関係安定」(共同) / 国民の合意がない「皇室典範改正」は高市首相から麻生氏への“賄賂”のようなもの 私利私欲のための改正は白紙に戻すべきだ 古賀茂明(AERA) / 皇室典範改正案、「養子」の子に皇位継承も 受け入れ先は4宮家…麻生太郎氏の妹、寛仁親王妃家も候補に(東京) / 麻生さんは妹の宮家に養子を取って「別の皇室」をつくり、天皇の外戚になるために政治介入している。(池田信夫)



〈既掲載記事〉

「拙速改正で日本を分断するな」(文藝春秋);「三笠宮寬仁親王妃家に養子が取られたら、麻生さんが天皇の外戚になり、平安時代の藤原氏のようになる。政治的権力者と天皇の権威との距離がぐっと近くなって、皇族の政治的中立性が揺らぐ可能性もある」(御厨貴) / 「戦後、民主主義国家となった日本において、国民からの支持なくして天皇制は存続し得ないことを自らの行動で示してこられたのが上皇であり、その思いを受け継ごうとされているのが天皇だ。当事者である皇族方の思いを顧みず、国民の理解も進んでいない典範改正は、果たして本来の目的である皇室の安定的な存続に寄与できるのか」

《天皇の外戚として…》麻生太郎がたくらむ「令和の藤原氏」皇室典範改正で子分の衆院議長が大暴走!(週刊文春 有料記事) / 国民の7割が「愛子天皇」を望んでいるのに…「男系男子」をゴリ押しする麻生太郎が密かにたくらむ"尊大な野望" (元木昌彦 プレジデント); 東久邇家の親族の男性「孫が皇室に『養子に来てくれ』と言われる可能性はないでしょ」「(『なぜ養子の可能性がないのか?』と改めて問うと)ないですよ。この辺の田舎者だから。彼の親だって、普通のサラリーマンなんですから」 

「愛子天皇」を拒む麻生太郎の頑なさ…「天皇家の長子」より男系男子の「遠い親戚」にこだわる"長老政治家"の本心(PRESIDENT 矢部万紀子) / 麻生氏の思い、誰ぞ知る=伊藤智永(毎日) / 「愛子天皇」阻止のため"皇族予備軍"を量産していいのか…天皇陛下の"静かな怒り"に触れた高市政権の皇室軽視 / それは天皇陛下が示したギリギリの言葉だった…島田裕巳「陛下と愛子天皇を望む国民の間にずれはない」(島田 裕巳 プレジデント) / 【皇室典範改正】高市首相の“男系男子”固執は麻生太郎氏の悲願「政界引退の花道にしたいはず」研究者が指摘(女性自身) 














 

米軍人、連邦議会議事堂で逮捕される トランプ氏の弾劾求めた直後(CNN) / アメリカで現役の空軍少佐ジェイソン・ワトソンが、制服姿でトランプ反対デモを行ったとして議事堂の階段で手錠をかけられて拘束された事件が、世界的な注目を集めました。 /  

〈自民党・高市内閣、もう終わってる! 退陣を!〉 → 高市首相の予算委出席減らしたい周辺「出れば出るほど、内閣支持率が下がりかねない」…国会の正常化持ち越し(読売) ← 「読売」の記事 / このような人物が、首相という行政について最高の権力者の座にあるとともに、衆議院で圧倒的多数を占める自民党を支配していることは、日本の民主主義にとって最大の危機。(郷原信郎) / なぜそんな者が「首相」の地位に就いているのか、なぜこの党はそんな者を「首相」の地位に座らせているのか、「首相」が国会に出ないとはどんな政権か、「働いて働いて」とは何だったのか(本田由紀) / 基本のキが分かっていないのではないか?首相と与党の議員たちはもう一度学校にもどって法律を勉強し直せ!(石田英敬)   


基本のキが分かっていないのではないか?首相と与党の議員たちはもう一度学校にもどって法律を勉強し直せ!


1. 議院内閣制の首相――「議会に責任を負う」

日本やイギリスでは、内閣は議会の信任によって成立します。

日本国憲法では、

内閣総理大臣は国会議員の中から選ばれる(第67条)

内閣は衆議院の信任を必要とする(第69条)

不信任決議を受ければ、総辞職か解散を選ばなければならない

つまり、首相は

「議会多数派の代表者」として行政権を担っている

のであり、議会と切り離された存在ではありません。

このため、首相は単なる行政の長ではなく、

政策を説明し

質問に答え

批判を受け

必要なら謝罪し

信任を維持する

ことが制度の中心になります。

政治学ではこれを

accountability(説明責任・政治的責任)

と呼びます。


2. 大統領制――議会から独立した行政

これに対して、典型的な例はアメリカです。

大統領は

国民によって選ばれ

任期が保障され

議会の信任によって地位を維持しているわけではありません。

議会は

法律を作る

予算を決める

調査を行う

ことはできますが、

大統領は

「議会の信任を失ったから辞める」

という制度にはなっていません。

そのため

議会で毎週答弁するという制度もありません。

必要があれば

一般教書演説

記者会見

委員会への政府高官派遣

などで説明します。

大統領本人が議会で延々と質問を受け続ける制度ではありません。


3. 「責任」の違い

ここでいう責任は法律上の責任だけではありません。

議院内閣制における

責任とは

議会から常に信任され続ける責任

です。

したがって

毎日の質疑

予算委員会

党首討論

委員会答弁

が制度の一部になります。

大統領制における

責任とは

任期終了時に国民の審判を受ける責任

です。

もちろん弾劾はありますが、

弾劾は

違法行為

を裁く制度であり、

政治的信任とは別です。


4. 日本の首相が国会に出席しないことはあり得るか

制度論から言えば、

原則として考えにくいと言えます。

日本国憲法第63条は、

「内閣総理大臣その他の国務大臣は、両議院の一議院から出席を求められたときは、出席しなければならない。」

と定めています。

つまり、

国会が出席を求めた場合には、首相は出席義務を負います。

もちろん

外遊

災害対応

病気

などで物理的に出席できない例外はあります。

しかし、

「私は国会答弁には応じません」

という態度は、

日本国憲法の予定する議院内閣制とは整合しません。


5. なぜそこまで答弁が重要なのか

議院内閣制では、

政府は

議会から行政権を預かっている

という考え方です。

そのため、

議会で

何を考え

なぜその政策を行い

どんな根拠があるのか

を説明すること自体が統治の一部です。

これは単なる情報提供ではなく、

統治権の正統性(legitimacy)を維持する行為です。

イギリスでは、首相が定期的に議会で質問を受ける制度(Prime Minister's Questions、通称PMQs)が象徴的な例です。首相は野党だけでなく与党議員からも質問を受け、議会との緊張関係の中で説明責任を果たします。


6. 哲学的・憲法論的に見ると

この違いは、近代政治思想における代表概念の違いとも対応しています。

議院内閣制では、政府は議会多数派の信任を媒介として権力を行使します。したがって、首相は議会との継続的な対話と説明を通じて正統性を維持しなければなりません。

一方、大統領制では、大統領は国民から独立した民主的正統性を直接付与されています。議会もまた独立した正統性を持つため、両者は相互に牽制し合う関係にあり、大統領が日常的に議会の質疑に応じることは制度上予定されていません。

したがって、議院内閣制において首相が国会審議への出席や答弁を恒常的に拒否することは、その人の勤務態度の問題ではなく、議院内閣制そのものの論理を損ないかねない問題です。憲法第63条の出席義務だけでなく、内閣が国会の信任に基づいて存立するという制度の根幹に関わるからです。もっとも、具体的な国会運営では日程調整や答弁者の選定などに一定の裁量や慣行があり、すべての場面で首相本人が答弁しなければならないわけではありません。しかし、国会が首相の出席を求めた場合に説明責任を果たすことは、議院内閣制の中核的要請と考えられています。


 

2026年7月3日金曜日

皇室典範改正案 立法府の総意から程遠い(中国新聞) / 【皇室典範改正案】「総意」軽視が甚だしい(高知新聞) / <社説>皇室典範改正案 唐突な男系維持は横暴だ(北海道新聞) / 社説:皇室典範改正案 撤回して議論を仕切り直せ(京都新聞) / 〈社説〉養子の子に継承権 象徴天皇と民主主義壊す(信濃毎日新聞) / <社説>皇室典範改正案/さらに総意とかけ離れた(神戸新聞)      

 

大船フラワーセンター 蓮が順調に開花中 ユリ クサキョウチクトウ アベリア ネムノキ カールドン 蓮のシャワー 2026-07-03

 7月3日(金)曇り

一日中どんよりとした曇り空。早朝(未明?)は雨だったようだ。

大船フラワーセンターの蓮が順調に開花している。

先週には50年に一度開花するという「双頭蓮(そうとうれん)」が開花したのを、ニュースやツイッターで知った。これは、うまく都合つかず実物は見れなかった。

あいにくの曇り空だけど、あるものは透き通り、そしてフワッとした感じの花弁が綺麗だった。

下(↓)は、その一部。








▼何種類かのユリ(三つめはヤマユリ?)



▼クサキョウチクトウ

▼アベリア

▼ネムノキ

▼カールドン(アーティチョーク、チョウセンアザミ)


▼恒例の蓮のシャワー

〈高市ショック〉 〈骨太ショック〉 → 「骨太ショック」長期金利、一時2.850%に 約30年ぶり高水準(朝日) / 【速報】上昇続く長期金利 一時2.83%に 約30年ぶりの高水準 日銀利上げのペースが遅れるとの懸念から(TBS) / 「骨太ショック」国債揺らす 長期金利3%視野、財政リスクに市場警鐘(日経) / 「骨太の方針」原案発表で日本10年国債利回りが2.78%台に上昇し入札低調 ; 内閣府がまとめた「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案が日銀牽制や370兆円規模の官民投資などを含む内容で市場に影響を与えた。新発10年物国債の入札は投資家需要の乏しい低調な結果となり、利回りは2.747%から2.782%まで上昇して約29年ぶりの高水準に達した。財政・金融政策への懸念から国債売り圧力が強まった。 / 国政の最大の緊急課題は、皇室典範でも副首都でも衆院比例の削減による少数政党閉め出しでもなく、日銀の金融政策と財政問題ではないのか / 為替、長期金利、国債市場。どれを見ても、財政拡張にフリーハンドはないのに、、、       

 

 

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内閣府がまとめた「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案が日銀牽制や370兆円規模の官民投資などを含む内容で市場に影響を与えた。新発10年物国債の入札は投資家需要の乏しい低調な結果となり、利回りは2.747%から2.782%まで上昇して約29年ぶりの高水準に達した。財政・金融政策への懸念から国債売り圧力が強まった。


 


 不思議な首相だと思う。

市場はすでに何度も、高市政権の「責任ある積極財政」に対して警告シグナルを送ってきたはずだ。

円安、長期金利、国債市場。どれを見ても、財政拡張にフリーハンドはないというメッセージは明らかだった。

それでもなお、あのような骨太方針を打ち出すのなら、市場の警告を読めていないのか、あるいは意図的に無視しているのか。

トランプ氏なら、まだ「自分のポジションがあるのか」と疑いたくなる。

しかし高市氏の場合、それすら見えない。

ただ市場に燃料を撒き、投機筋にボーナスステージを提供しているようにしか見えない。




天皇が高市首相「旧宮家養子案」に異例のご懸念を示された《首相側近「愛子天皇なら結婚相手いない」で大炎上》(週刊文春); 名古屋大学大学院の河西秀哉教授も驚いたという。 「(天皇陛下は)これまでは『制度に関する質問については言えません』の一言でしたので、衝撃を受けました。04年の人格否定発言以来の踏み込んだ内容です。旧宮家の養子案には、民意が反映されていないと疑念を呈されたように感じます」

 

2026年7月2日木曜日

米民主党急進左派が躍進「米国民は現状維持の政治にうんざり」(AFPBB) / コロラド州でも民主社会主義者の新人が予備選で勝った。11月の本選でも勝つ見込み。メラット・キロス、29歳、エチオピアからの移民、法科卒業済み、現在はコロラド大学で公共政策の博士課程に在籍。— 堂本かおる

「円安」倒産、上半期で2022年以降最多に-東京商工リサーチ (Bloomberg)

町の洋菓子店が原材料高騰と値上げで売上減、倒産が過去最多に ; 全国の町の洋菓子店が海外産チョコレートやヘーゼルナッツ、小麦粉、卵などの原材料価格高騰、人手不足、人件費高騰、包装フィルムの値上がりにより値上げを余儀なくされている。消費者の節約志向が強まり売上が減少した結果、倒産件数が過去最多となった。パン屋や和菓子店でも同様の廃業・倒産が相次いでいる。

 

大杉栄とその時代年表(829) 1909(明治42)年3月14日 「森田さんのお話では、『草枕』に登場する「志保田の嬢様」那美さんのモデルとなった前田つな子のおもかげと、おえんの容貌との間には、どこか似かよった所があったとかで、後年、寺田寅彦さんが、つな子の若い頃の写真を見て、『あの顔はいい。あれなら先生も気に入ったろう。きっと先生色気があったもんだから、余り口がきけなかったんだね』と云ったそうである」(夏目伸六『父・夏目漱石』)

 

ポン太とおえん

大杉栄とその時代年表(828) 1909(明治42)年3月9日~12日 「窓をあけて見ると、雨の中に無数の燈がみえる。ぬれた、さびし気な光だ、その間に電車停留場の青い火、赤い火がみえる、それは泣いてるやうだ。 ああ、自分は東京に来てゐるのだ、といふ感じが、しみじみと味はれた。そして妻や母のことが思ひ出された。(略)大きい都会、その中に住んでゐる人は皆生命がけに働いてゐる。……その中に自分もまぎれこんでゐる。……ああ、自分は働けるだらうか、働き通せるだらうか! 雨の音がわびしい、そのわびしさを心ゆくまで味はつて、そして、出来ることなら自分の身についてのすべてのことを泣いてみたい様な気がした。」(啄木日記) より続く

1909(明治42)年

3月14日

〈鰹節屋の御神さん〉

漱石宅から神楽坂への途中に宗柏寺があり、その隣に鰹節屋がある。その鰹節屋の御神さんは漱石の好きなタイプだった。

 

明治42年3月14日の日記

「今日も曇。きのう鰹節屋の御上さんが新らしい半襟と新らしい羽織を着ていた。派手に見えた。歌麿のかいた女はくすんだ色をしている方が感じが好い」

4月2日の日記

「散歩の時鰹節屋の御神さんの後ろ姿を久振に見る」

4月3日の日記

「鈴木禎次曰く。夏目は鰹節屋に惚れる位だからきっと長生をすると。長生をしなくても惚れたものは惚れたのである」

4月11日の鈴木三重吉宛の手紙

「今日散歩の帰りに鰹節屋を見たら亭主と覚しきもの妙なる顔をして小生を眺めおり候。果たして然らば甚だ気の毒の感を起こし候。その顔に何だか憐れ有之候。定めて女房に惚れていることと存じこれからは御神さんを余り見ぬことに取極め申候」

好きなタイプであると門人・知人に話しているので、思い詰めていたという程ではないにしても、おそらく漱石好みの姿形をしていたと思える。

森田草平が見た鰹節屋のお上さんは、帳場が暗くてよくは見えなかったが、「瓜実顔のしとやかな、どこか弱々しい所のある女」だったと認識している。

〈漱石の好みの「うりざね顔」;おえん、前田つな子〉


漱石の次男夏目伸六『父・夏目漱石』で、漱石は生涯、女道楽や遊蕩には走らなかったと述べ、でも例えばこんな女を好んでいたという話をしている。

明治42年頃、漱石は、おえんという当時有名な新橋芸者のブロマイドをわざわざ買ってきて、机上に飾り、ときおり疲れた目を休ませていたという。そしてその顔が、前田卓の面影と似ていたという。

「森田さんのお話では、『草枕』に登場する「志保田の嬢様」那美さんのモデルとなった前田つな子のおもかげと、おえんの容貌との間には、どこか似かよった所があったとかで、後年、寺田寅彦さんが、つな子の若い頃の写真を見て、『あの顔はいい。あれなら先生も気に入ったろう。きっと先生色気があったもんだから、余り口がきけなかったんだね』と云ったそうである」と書いている。

二人の面影が似ていると寺田寅彦が指摘し、森田草平がその言葉を伸六に伝えた。

このエピソードは、森田草平『夏目漱石』の「漱石と寺田博士」にも出てくる。

昭和10年10月24日、このころ森田は、『漱石全集』の「月報」に載せる「言行録」のことで、たびたび寺田宅を訪れていた。この日は寺田が病床についたと聞いて、見舞いに行った(これが寺田寅彦との最後の面談になった)。寺田はやつれてはいたものの元気に起きてきて、その月に第1回配本のあった『漱石全集』第4巻と、卓の談話と写真がのった「月報」の「言行録」の話題になった時、寺田がこう言ったという。

「『あれはインテレクチャルな好い顔で、これなら先生も気に入ったろう。僕もこの顔は好きだ。あの話の中に、山川〔信次郎〕さんはよく話しをなさるが、先生は滅多に口を効かれなかったとあるね。あれは先生、自分が気に入っていたものだから、色気があるので口が利けなかったんだね』と、寺田さんは又顔中皺苦茶にして笑われた」。


「その頃、新橋に、ぼんた、おえんと称する名妓がいて、どうも感じが、絵葉書屋の店頭に飾ってある、このおえんの顔に似ていたようだとも語っている。もっとも、ぽんたの方は、当世風の丸顔が、父の趣味に合わなかったせいか、帝国座で公演された『人形の家』に招待された時、偶然来合わせたこのぽんたを見て、父は、『存外よくない女である』と、日記のうちに書き込んでいる。つまり、父の嗜好に合った顔立は、むしろ古風なおえんの容貌であって、現に、そのブロマイドをわざわざ買い求めて来た父は、これを机上に飾って、時折疲れた眼を楽しませていたのである」とある。

明治44年(1911)11月28日、漱石は文芸協会から招待を受け、帝国劇場で上演されるイプセンの芝居『人形の家』を見に行き、そこで評判の新橋芸者ぽんたを見かけた。

ぽん太は丸いタヌキ顔で、「西に大阪宗右衛門町の富田屋八千代、東に新橋のぽん太」といわれた新橋の名妓。才能と美貌で評判になり、絵葉書(今のブロマイド)や明治屋のビール広告にも使われた。略奪愛の形で写真家の鹿島清兵衛の後指導で家計を助けた。森鷗外は、ぽん太夫婦をモデルにして小説『百物語』を書いている。

このぽん太と仲が良かったのがおえんで、おえんは、鹿島清兵衛の弟・清三郎の妾になっている。おえんは下膨れの瓜実顔で、まさしく漱石の好みのタイプであった。


3月14日

(漱石)

「三月十四日(日)、夕方、大久保から戸山が原(豊多摩郡戸塚町、現・新宿区戸山)散歩する。

三月十五日(月)、曇後晴、後曇。散歩の時、鈴木春吉に逢い、共に靖国神社の梅を見る。本多直次郎(嘯月)、留守中に来る。ツルゲーネフの手紙読む。トルストイとフローベルに感服する。

三月十六日(火)、朝、若杉三郎来る。寺田寅彦、昨日郷里から帰ったと、するめと鰹節持って来る。西村誠三郎(濤蔭)来る。鏡、小宮豊隆の下宿に行くが留守である。

三月十七日(水)、朝、雪九センチほど積っていたが、正午少し前にやむ。朝、渋川柳次郎(玄耳)、二人曳人力車で来る。二十日(土)に世界一周に出発するための暇乞いである。宝生新来ない。森田草平『煤煙』の後、与謝野鉄幹書くことを取り決める。(七月頃)靖国神社から下町の雪景色眺める。ダヌンツィオについて感想語る。(推定)

三月十八日(木)、春冷え。木曜会。野村伝四・飯田政良(青凉)来る。野村伝四、茶の間で鰻飯を馳走になる。飯田政良、短篇二篇持って来る。心理学専攻の菅原教造来る。心理学について質問したが、要領得ぬ。野村伝四と共に銭湯に行く。浴後散歩する。夜、松根東洋城・高浜虚子・西村誠三郎(濤蔭)・小宮豊隆来る。寺田克彦の送別会に謡の会催すことになる。小宮豊隆は、「レオニド・アンドレイエフ論」を高浜虚子に渡す。小宮豊隆泊る。」(荒正人、前掲書)


3月14日

「三月十四日 日曜 晴 暖

午前は独逸語でおくる。

うららかに晴れた、春らしい天気だ、午後金田一君と、久振りに興に乗つて文学のこと社会問題などを論じた。予は岩野君を激賞した。

そして四時頃から二人で散歩に出かけ、浅草に行つて活動写真を見、それから塔下苑をどこといふこともなくあるいた。三軒許り入つて茶をのんで出た。友はしきりに或る昂奮の状態を示してゐた。帰つたのはモウ十二時過ぎ、広小路の牛めし屋でいくたの自由思想家の酒をのんでるところで飯をくつて来た。

日曜らしい日曜だつた。


三月十五日 月曜 晴

一寸与謝野氏へ寄つてゆく。大学館へ約の如く行くと、まだ読まないから読み次第当方から通知するといふ。予は怒つた、然し何ともすることが出来なかつた!

夜は独逸語で十二時まで、


三月十六日 火曜 曇

空は曇つてゐて、少し寒い日であつた。九時半頃に並木君におこされた。予は何故か愉快でなかつた。並木君帰つて藤岡長和君が来た。藤岡君帰つて昼飯。

イヤな気持に捉へられて起ちたくないのを無理に出社した。五十回券の残りがあるからよいやうなものの、一昨夜スツカリつかつて了つて財布には鐚一文ない。」(啄木日記)


つづく

2026年7月1日水曜日

皇室典範の改正、産経以外の新聞はすべて社説で反対。安保法制でもなかった異例の事態 → [社説]皇室典範の改正案は再考を(日経);「2005年に自民党政権下の有識者会議がまとめた報告書も、第三者の介入が起きかねない、国民の理解を得るのが難しいといった事情から、養子案の採用は極めて困難としている。」 / 〔社説〕皇室典範改正案 「旧宮家」へ皇統が移る恐れも(読売);「政府はいったん立ち止まって今国会での改正案成立を見送るとともに、新たに有識者会議を設置して女性・女系天皇の可能性も排さずに皇位継承安定化の抜本策の議論を仕切り直す必要がある。」 / 社説:養子の子に皇位継承権 「総意」逸脱する男系固執(毎日) / 【社説】皇室典範改正、強行すれば禍根を残す 総意離れた暴走やめよ(朝日);「このまま強行すれば、天皇制のあり方だけでなく、議会政治の歴史にも大きな禍根を残すことは間違いない。国民の総意とも立法府の総意ともかけ離れた暴走は許されない。」 / 「国民の総意」とかけ離れた皇室典範改正案 政治部長・倉重奈苗(朝日) / 〈社説〉皇室典範改正案 立法府への背信行為だ(東京) / 皇室典範改正案、「養子」の子に皇位継承も 受け入れ先は4宮家…麻生太郎氏の妹、寛仁親王妃家も候補に(東京)       


読売新聞の怒りがすさまじい。毎日2本の社説を載せるが、皇室典範改正案の閣議決定に合わせて、長行の「1本社説」を掲載させた。


👉政府は与党の主張に沿って、皇族確保策を皇位継承の安定化の話にすり替えるかのように、旧宮家の男系男子による皇位継承に道を開いた。唐突な決定であり、 由々 ゆゆ しき事態を招く。養子の子に皇位継承資格を与えるかどうかは、天皇制の核心にかかわる(略)。政府は「総意」を利用して、腹案の実現を目指した、と言われても仕方あるまい。

👉夫と子が一般人であれば、家族内で、女性皇族には姓がないのに対し、夫と子には姓があるということになる。いびつな制度だと言わざるを得ない。与党は、家族の一体性が大事だとして夫婦別姓問題については、家族は同じ姓であるべきだと主張している。女性皇族の一家の一体性はどうでもよいというのか。

👉憲法は天皇の地位は「国民の総意に基づく」と定めている。天皇制に関する制度の変更は、国民を代表する立法府で大多数の合意に基づき、進めるべきだ。とても「静謐」とはいえない中で、与党が反対を押し切って改正案を成立させるようなことは、あってはならない。

 


●皇室典範改正案は「国民の総意」はおろか、「立法府の総意」からも離れている

●将来の女性・女系天皇への道を封じ、男系男子での継承への固執は明らかだ

●内容の問題に加え、「静謐な環境」も失われた。成立を強行すれば禍根を残す