岩波ブックレット「ルポ労働格差とポピュリズム」を読む。ねつ造リストを作って維新に提供した交通局の非常勤Aさん、西成区のケースワーカー期間雇用Bさんなどの話。彼らがなぜトオルちゃんを支持したのか? 参考になる。
— 西谷文和さん (@saveiraq) 2013年2月25日
西谷文和 @saveiraq
ねつ造リスト制作者のAさんは、「維新のスパイ」のようなことをしていた。はじめから「リストはねつ造」と感じた大交労組は、血眼になって「犯人」を探した。でもAさんが、なぜ「ねつ造という犯罪」に走ったのか?という点で、大交労組は、真摯に自分たちを問い直しただろうか?
西谷文和 @saveiraq
労組(特に連合系)は、正規と非常勤の格差をどう解決しようとしてきただろうか?Aさんの行為は犯罪だが、例えば槍玉にあがった大阪市バス運転手の中で正規雇用と委託労働者との賃金の違いはあぜんとする。そんな格差を結果として放置してきたから、Aさんのような「労組憎し」という人が出たのでは?
西谷文和 @saveiraq
市バス運転手は「同じ仕事」をしている。でも正規と委託の条件の違いは大。それどころか、「正規に残業させると予算がなくなる」という理由で、委託労働者にきつい仕事が回ってくる。ケースワーカーも同じ。このことに大阪市の労組はどう取り組んできたのか?トオルちゃんはうまくそこを突いた。
西谷文和 @saveiraq
私はトオルちゃんや安倍総理に対抗し、貧困をなくし、平和で豊かな社会制度にするためには、労組が欠かせないと思っている。しかし日本では、使用者側に取り込まれていき、癒着してしまった労組も少なくない。現場から観れば「期待していたのに裏切られた」感が強くなる。
西谷文和 @saveiraq
だからAさんのような人が増えてくる。昔のように賃金が右肩上がりであれば、矛盾はまだ表面化しないが、今はモロに攻撃されるので、毅然と戦うことが必要だ。大交はいまだに「何とかして嵐を避けようと」しているように見える。今までの路線ではダメ。過去を反省し闘ってみろよ
西谷文和 @saveiraq
大交は地下鉄民営化に反対しないようだ。自分の職場が奪われようとしている時に、まだ立ち上がらないのだろうか?これでは労組を解散して、新たに作りなおす方がいいのではないか?Aさんの行為は犯罪だが、攻撃に対して何もしない「不作為」も犯罪的だ。
大阪の地下鉄民営化問題でDVD製作中。戦前に梅田〜心斎橋間が開通した。何と心斎橋駅には、エスカレーターがあった。日本初の公営鉄道。税金と運賃収入で作り上げてきたみんなの財産。それをトオルちゃんは私鉄に差し出そうとしている。 twitter.com/saveiraq/statu…
— 西谷文和さん (@saveiraq) 2013年2月27日
戦後の資材不足の時、天王寺〜西田辺間は開削で掘り進められた。 twitter.com/saveiraq/statu…
— 西谷文和さん (@saveiraq) 2013年2月27日
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