維新は選挙屋、このままでは消滅…橋下共同代表
読売新聞 5月11日(土)20時41分配信
日本維新の会の橋下共同代表は11日、大阪市で開かれた地域政党・大阪維新の会の全体会議で、「維新の会は、選挙で議席を得るのが主目的の『選挙屋』になっている。選挙に勝つのは手段で目的ではない。このままでは有権者にそっぽを向かれて、年内に消滅してしまう」と述べた。
維新の会の支持率が伸び悩んでいることに危機感をあらわにしたもので、「大阪都構想だけでは、有権者の皆さんは支持してくれない。もう一度原点に戻って、政策実行の目標をしっかりと据えないといけない」とも語った。
最終更新:5月11日(土)20時41分
日刊スポーツ
橋下氏「『選挙屋』になっている」
参院選への危機感を強めている「日本維新の会」共同代表の橋下徹大阪市長(43)は11日、大阪市内で大阪維新の会会合に出席し「このままなら年内に維新の会が消滅することもあり得る」と語った。党支持率が低迷するなど失速傾向を認め、夏の参院選に向けた危機感を強調した。
橋下氏は「日本維新が国民の支持を得る力がなくなってきているのは確かだ。有権者からそっぽを向かれ、このままなら年内に維新の会が消滅することもあり得る」と述べた。
失速の要因を「組織が大きくなり、国会議員も入って全国各地で公認候補を出すとなった途端に、選挙で議席を得ることが主目的という『選挙屋』になっている」と分析した。その上で「あくまでも選挙は手段だ。目的が何かを見失うと一気に有権者は引いていく。実行力が物足りない」と訴えた。
日本維新は最近、迷走の色を強めている。今月7日、かねて橋下氏の参院選出馬を推している石原慎太郎共同代表(80)が、国会内で「維新は賞味期限を迎えつつある」とし、あらためて橋下氏出馬を議員団総意で伝えるとした。だが橋下氏は、首長と国会議員の兼職規定が解かれないなら不出馬、との姿勢を崩さず。それでも、橋下氏の出馬待望論は消えていない。
もともと地方分権を進めて日本を再生させようと、橋下氏が大阪維新を立ち上げ、石原氏と組み実行力を強化し、日本維新へ進化させた。だがここに来て、目的遂行より議席数確保に躍起ともとれる動きも見え、揺らいでいた。
この日の会合には所属国会議員も出席した。橋下氏は「(参院選は、昨年の衆院選のように)そこそこの数が当選すればいいとの気持ちがあれば、有権者に見透かされる。もう1度ねじを巻いて頑張ろう」と呼び掛けた。一方で、大阪維新の地方議員には「1つ1つ政策を積み重ねてきたから日本維新があるが、今はその力が弱い。原点に立ち返ってほしい」と指摘していた。
[2013年5月12日9時40分 紙面から]
@angelstroke 御意。橋下こそが選挙至上主義。維新議員も、お前が言うなよと内心、ムカついているでしょう。あれだけ発言がコロコロ変わるトップの下に自らで好んで行ったのだから自己責任ですが
— fckisnさん (@fckisn) 2013年5月11日
橋下氏「年内に維新消滅も」危機感強調 橋下「維新は選挙屋になっている。選挙で議席を得ることが主目的になっている」s.nikkei.com/10hN6hqいや、その筆頭が橋下徹。衆議院選挙のために市長業をほぼ一ヶ月休んだり、地震直後に兵庫県の選挙演説に行ったのは誰だ!
— fckisnさん (@fckisn) 2013年5月11日
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