2013年10月27日日曜日

放射能汚染 放射性セシウム:基準値超、野生ナメコから検出 桐生で販売 /群馬

毎日JP
放射性セシウム:基準値超、野生ナメコから検出 桐生で販売 /群馬
毎日新聞 2013年10月26日 地方版

 県は25日、桐生市黒保根町下田沢の農作物直売所「道の駅くろほねやまびこ」で販売していた野生のナメコから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る同590ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。ナメコは野生きのこの出荷制限区域のみなかみ町で採取されたもので、すでに28パック(1パック当たり200グラム)が販売済みだった。

 県によると、ナメコは19日に採取され、20〜22日に同直売所で「天然きのこ」として販売。厚生労働省が22日に買い取り検査を実施し、24日夜に結果が判明した。採取した同市の女性は「(出荷制限について)知らなかった」と話しており、直売所も採取先を確認していなかったという。

 パックには「県産」としか表示されていなかったため、県は県内の直売所や市場などに対し、野生きのこを販売する場合は採取した市町村まで表示するよう指示。ナメコの購入者に回収を呼びかけている。【喜屋武真之介】

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