売買盛り上がらぬ日本株
日銀大量買い 個人は敬遠
日本株は開店休業ですよ - 10月に入ってから日経平均株価はジリ高基調を続け、1万7000円台の水進を回復したにもかかわらず、日本株関係者の間からは、こんな嘆き節が漏れてきます。
というのも、株価水準こそ上がったものの、肝心の売買が盛り上がっていないためです。
東証1部の売買代金は3月以降、減少傾向が続き、アベノミクス以降、最低水準に落ち込んでいます。
特に個人投資家は売り越しを続け、マーケットから離れてしまっています。
市場関係者が閑散市場の元凶と口をそろえるのが、日本銀行による株(ETF)TF)の大量購入です。
購入額を年間6兆円ベースに引き上げた夏場以降、株価は上向きましたが、売買代金は減る一方です。
(略)
『朝日新聞』2016-11-05
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