2014年6月22日日曜日

けんかが弱い、勉強できない、貧しい「3つそろうといじめの対象」 宇都宮で麻生副総理が発言 (下野新聞) : 「政府の要職にありながらまともな貧困対策政策も打たない大金持ち世襲政治家が非常に醜い発言」

下野新聞
けんかが弱い、勉強できない、貧しい「3つそろうといじめの対象」 宇都宮で麻生副総理が発言  
6月22日 朝刊

麻生太郎副総理兼財務相は21日、宇都宮市のホテルで開かれた自民党県連の政経フォーラムで「学校で一番いじめられてるやつはといえば、けんかは弱い、勉強できない、しかも貧しい。3つそろったら丸腰。いじめの対象になります」などと発言した。深刻化するいじめ問題を受け、政府が対策に乗り出す中、いじめそのものに対する認識の在り方が問われそうだ。

発言は、同フォーラムのパーティーで麻生副総理が来賓あいさつした内容。集団的自衛権について説明する際のたとえ話の中で、勉強ができないことなど3つの条件がそろうといじめられる、と述べた。

さらに「しかし、勉強ができない、けんかが弱い、だけど金持ち。これが一番やられる。分かりますね」とも続けた。

いじめ問題については、昨年9月のいじめ防止対策推進法の施行を受け、文部科学省が今年3月、いじめのうち児童生徒が生命身体に大きな被害を受ける「重大事態」について、件数や学校側の対応状況などの調査を始める方針を固め、全国の教育委員会に通知。2013年度分の調査結果を年内に公表することとしている。

閣僚の発言をめぐっては、石原伸晃環境相が19日の参院環境委員会で、東京電力福島第1原発事故に伴う中間貯蔵施設建設をめぐる「最後は金目」発言について撤回したばかり。












0 件のコメント: