2013年12月31日火曜日

吉田拓郎 『今日までそして明日から』


吉田拓郎 『今日までそして明日から』



▲小田和正 クリスマスの約束2013 2013-12-25

会津の雪  阿弥陀寺、既に年越しの準備ですね。会津若松市七日町。(左近さんツイッター写真)

追悼 藤圭子さん。 2013年の記憶に。 (ツイッター集)

藤圭子さんのご不幸があった当時のツイッターを集めたもの。
興味本位のものや心無い憶測などが横行し、当時は公開を控えた。
年末にあたり、いろいろ考えた末、公開することにした。


































『はだしのゲン』 : 政府が一番見せたくないシーンはこれかな。ちなみに原爆後のゲンの母を担いで、ゲンと共に安全な所へ移動してくれたのは韓国人だったよね。

「はだしのゲン」閲覧制限が問題になった頃に作った記事。
なんとなく出番のタイミングを逸したもの。
今回、下に2、3のツイッターを追加して公開する。






















富士山 「2013年最後の、山中湖から朝の富士山」 「今年最後の富士山は、富士川に映る逆さ富士」



「盗人ですよ」 官邸FBに沖縄中傷(琉球新報) : 「沖縄全体に向けて「ゆすりとたかりの名人」「盗人(ぬすっと)ですよ」などと記したり、在日外国人を差別的な言葉で表したりする書き込みが散見された。」

琉球新報
「盗人ですよ」 官邸FBに沖縄中傷
2013年12月31日 

 安倍晋三首相と仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請をめぐり会談した25日、首相官邸は交流サイト・フェイスブック(FB)の政府公式ページで、その様子を伝えた。FBのフォロワー(読者)は自らのコメントを政府公式ページに書き込める。このうち、沖縄全体に向けて「ゆすりとたかりの名人」「盗人(ぬすっと)ですよ」などと記したり、在日外国人を差別的な言葉で表したりする書き込みが散見された。

 首相官邸はFBの運用方針で「法令違反」「公序良俗に反するもの」「特定の個人、企業、団体などを誹謗(ひぼう)中傷し、名誉・信用を傷つけるもの」と判断した場合、書き込みを削除すると示している。だが30日現在、差別的な表現は削除されていない。

徳洲会マネーに毒されているのは猪瀬だけでは無い。亀井もやり玉に上がったが、なぜ他の政治家は追及されない?安倍にとって都合の悪い人物だけ狙い撃ち? 閣僚や石破幹事長はパー券

日本の右傾化。扱いが大きくなって、ついに社説に。普段は抑制的な親日国シンガポールも踏み込んだ。


2013年、現在、原発は1基も稼働していない。それでも何の不都合もなく街も村も動いている。「原発ゼロ」で、静かに年を越す。(鈴木耕)

会津の雪 大内宿 (ツイッター写真)


渋谷道玄坂に棚引く日本国旗。別に、戦前、戦中の写真に色を付けたのではなく、今先程の写真。この数年、東京に時々出向くことがあるのだが、年末でも、こんなことはしていなかったのではないか。


正月にはあったような気が・・・・?

【朗報】泉谷しげる昨日発言「聞いた話だけど、俺だけ生であとはみんなテープだってよ」。私の妄想のひとつはリアルで実現される模様→「紅白歌合戦・泉谷しげる出演についての妄想」→大滝詠一巨匠と同い年、何かやってくれるかも知れませんね。

あとは、寝てしまわないかどうか、だ。



オスプレイ配備に反対し普天間基地を封鎖した東村高江区の人々を取材し、数々の賞を受け映画化もされた琉球朝日放送制作「標的の村」がテレビ朝日で1月2日午前6時から放送。座り込みをする人たちが唄う安里屋ユンタが凄まじくて、応答せずにおれぬ。

小林よしのり氏も、安倍首相は靖国参拝を『不戦の誓い』と述べて世界中から失笑をかっており、フランスの極右政党党首ルペンやロシアの極右政党党首ジリノフスキーと類似の極右と見なされている。ネトウヨと同レベルの国際感覚だと批判。恥です。 (金子勝)

357年も続いた飴屋さんが、今日で閉店です。最後の日は、400袋の限定。いま、長い列ができています。京都の桂です。




このお店のご家族には高校(京都府立桂高校)の同級生がおられた。
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12月30日 残念! 二回戦敗退 お疲れ。 12月28日 花園でも初戦勝利(全国高校ラグビー)! 12月22日 全国高校駅伝(女子) 京都府立桂高校初出場 昨年の男子初出場に続く 結果33位 母校だぜぃ (ツイッター写真)

今は、もはや「戦後」ではなく、既に「戦前」に入っているのではないか…という視点で、いろんな現象や出来事を見つめたり、考えたりすることが、今の「戦後」を長続きさせるためには、必要な気がする。(江川詔子)

靖国神社参拝が「問題」化した経緯と、アメリカのアーリントン墓地との違い。付:靖国参拝での各国反応 (NAVERまとめ)

NAVERまとめ
靖国神社参拝が「問題」化した経緯と、アメリカのアーリントン墓地との違い。付:靖国参拝での各国反応

「靖国問題」というと「中国と韓国が騒ぐこと」のように受け取られがちですが、一度、エビデンスを伴った形で、経緯を見直しておきましょう。
また、「戦死者を悼む場」として米アーリントン国立墓地が参照されますが、靖国神社とはまったく性質が異なります。
ほか、ロシア、台湾、EUなどの反応について。 
更新日: 2013年12月31日



徳州会に世話になった知事はこんなにいる

ジャーナリズムの連帯、東京新聞ー琉球新報(西谷修)

西谷修-Global Studies Laboratory
ジャーナリズムの連帯、東京新聞ー琉球新報

産経の論説委員長だった柴田穂は85年11月18日付1面でこう書いた「多くの日本国民は、かつて日本が中国を侵略し、中国人民に多大な危害を加えたことを知っており、その愚を二度と繰り返してはならないことを深く認識している」これが常識だった。その後はるかに右へそれ侵略への反省は消えた。(上丸洋一)

アルピニスト野口健さん「官邸デモの後はごみだらけ」野間易通さん「見てきたような嘘書いてんじゃねーよ」(togetter)  → 「このNYタイムズの記事に限らず、昨年の官邸前は終わったあとゴミひとつ落ちていないというのがさまざまなメディアに写真入りで報じられています。」

togetter
アルピニスト野口健さん「官邸デモの後はごみだらけ」野間易通さん「見てきたような嘘書いてんじゃねーよ」

(前略)

(6月30日付けニューヨークタイムスの記事を示して)

@kdxn 最後のセンテンスはこうです。"with hardly a scrap of garbage left behind." ゴミだらけの写真があるのなら出してみなさい。@kennoguchi0821
kdxn 2013-12-30 23:55:48

@kdxn このNYタイムズの記事に限らず、昨年の官邸前は終わったあとゴミひとつ落ちていないというのがさまざまなメディアに写真入りで報じられています。実際、官邸前に限らず日本のデモではゴミだらけになることは少ない。@kennoguchi0821
kdxn 2013-12-30 23:57:01

見てきたようなウソ書いてんじゃねーよ。
kdxn 2013-12-30 23:57:23

.@NclsNick @sangituyama @kennoguchi0821 官邸前抗議のボランティアスタッフやってますが、終わった後にゴミは殆どありません。あっても抗議終了後スタッフがゴミ袋持って巡回するのでゴミだらけなんてまず有りえませんね。
tmnabenabe 2013-12-31 00:02:09

国会前での秘密保護法反対の人たちはカネをもらっていたと書いた西田昌司@j_shoujinishida にしろ、見てもいないゴミを捏造した野口健@@kennoguchi0821 にしろ、デモが気に入らないのはわかるがもう少しフェアに批判できないものか。
返信 RT お気に入り kdxn 2013-12-31 00:11:15

(後略)





2013年12月30日月曜日

吉田拓郎 『落陽』 : 「この国ときたら 賭けるものなどないさ」


吉田拓郎 『落陽』

小田和正 クリスマスの約束2013より
(2013-12-25)



「「格差が大きくなっても経済は成長する社会」を志向する層が改憲や自衛隊の国防軍化も支持する傾向にある。それが自民支持層と重なり、経済的な自由主義と対外的な強硬姿勢を求めるアメリカ型の保守イデオロギーが日本にも定着しつつあるように見える」

安倍首相の靖国参拝 ネット世論の8割が支持←これって「Yahoo意識調査」の結果だけど、これを「ネット世論」と呼ぶのがアリなら、新宿二丁目で街頭アンケートをとって、「町の声は8割が同性婚を支持」ぐらいな記事も書けることになるよ。

12月30日 在特8人が中板橋で韓国人になりすまして、「有田先生、マンセー」などと街宣 (ツイッター写真) ザイトクの凋落顕著



辺野古埋立て承認 「裏切り」の衝撃① 首相会談で県庁幹部は政府の振興策は評価するが基地負担軽減の回答は慎重に評価する予定だった。「一連の発言は仲井真弘多個人の言葉だ。県が想定したシナリオとは違う」と指摘する。会談前日、又吉知事公室長と承認やむなしの川上副知事が対応で激論。

【全国高校ラグビー(花園)】京都代表 初出場の京都府立桂高校 残念! 二回戦敗退 相手はAシードの桐蔭高校(神奈川)


記事はコチラ(↓)に集約
12月30日 残念! 二回戦敗退 お疲れ。 12月28日 花園でも初戦勝利(全国高校ラグビー)! 12月22日 全国高校駅伝(女子) 京都府立桂高校初出場 昨年の男子初出場に続く 結果33位 母校だぜぃ (ツイッター写真)






北海道の雪 (ツイッター写真)

雪の京都、金閣寺 (ツイッター写真)






辺野古の海岸にはジュゴンが住む。ジュゴンは、静かで綺麗な海にしか住まない。まさに、平和のシンボル。沖縄(日本)にジュゴンがいるのは奇跡だ。その奇跡が、今、失われようとしている。



辺野古埋立て承認 背信の舞台裏① 承認記者会見を一人で説明した仲井真知事は入院中の東京都内の病院で複数の自民党関係者と面談。22日は病院から抜け出て都内で菅官房長官と極秘会談。知事のトップ交渉、政治判断に県幹部が入り込む隙はなかった。知事の高揚感と県庁の徒労感の原因

ニューヨークタイムズの風刺画がwやっぱりもう安倍は「予測可能」なまともな政治家には見えないのかとwww


「文学者の戦争責任」は決して過去のことでなくすでに始まっている。気を抜くなよ、俺は自分を含めとっくに厳しくチェックし始めてるぜ。(いとうせいこう)

12月29日22時30分過ぎ、渋谷区と警察、宮下公園から路上生活者を強制排除 1月3日まで公園を閉鎖 じゃ一体何処へ行きゃいいんだ! (ツイッター写真)











田中龍作ジャーナル
渋谷区と警察、公園から野宿者を強制排除

togetter
2013/12/29 渋谷区宮下公園でのホームレス越年支援者強制排除





NAVERまとめ
宮下公園のホームレスの越冬テントを強制排除する渋谷区
12/29、22時40分頃、警察が野宿する人のテントを撤去。この寒空でホームレスを強制排除する警察官に支援者が説明を求めているが、なんの法的根拠も示されていない。
---年末、野宿する人々のため支援する活動が全国的に行われている。
公園の中には、野宿する人々のための食事も準備されていたようだ。 
更新日: 2013年12月30日











2013年12月29日日曜日

会津の雪 「会津東山温泉 向瀧」 「鉄門と雪の鶴ヶ城」 「雪の花が咲いた。会津の冬。」 (ツイッター写真)




産経抄子の「ケネディ大使は靖国参拝しろ」は彼らの苦悩を現してる。 → 「心ある日本人が「嫌米」にならぬようケネディ駐日大使はぜひ、靖国神社にお参りいただきたい」



【産経抄】(2013/12/28)

長生きはしてみるもので、きのうの朝日、毎日両新聞の1面にそろって「国益」という活字が躍っていた。朝日新聞ではコラムでも使っており、「国益」より「平和と民主主義」が大事だと考えておられる両紙の愛読者はさぞ失望されたのではないか。

 ▼両紙ともに、安倍晋三首相の靖国神社参拝に中韓はもとより、米国も「失望した」と表明したのを喜ぶかのように「国益を損なった」と筆をそろえている。日ごろの紙面からは、想像できぬほど国益を重視する筆致に感心した。確かに、中国、韓国の対日嫌がらせは増し、進出企業が少なからぬ損害を受けるのは免れまい。

 ▼日中韓の首脳会談実現も望み薄だ。ただし、参拝せずとも対中韓関係は冷え込みっぱなしだったから、影響は「雪の上に霜がおりる」程度にしかすぎない。むしろ、首相の靖国参拝で得られた国益はかなり大きい。

 ▼第一は、首相が公約を守ったという事実だ。アベノミクスがうまくいっているのに中韓と波風を立てる必要はない、としたり顔でいう識者は、約束を守らない政治家を見過ぎたのだろう。政治家が自らの発言に責任を持ち、実行に移すのは当たり前の姿であり、「政治力」アップは間違いなく国益に資する。

 ▼米国務省が「失望した」と、表明してくれたのも国益に大いに役立った。日米同盟が永久不変なものではなく、歴史認識ひとつとっても日本が逐一、主張しなければ、中韓のプロパガンダ(宣伝)工作にしてやられかねないことを教えてくれた。

 ▼米国はかけがえのない同盟国ではあるが、国のために命をささげた先人への感謝は譲れぬ一線である。心ある日本人が「嫌米」にならぬようケネディ駐日大使はぜひ、靖国神社にお参りいただきたい

「日本には表現や言論の自由があったが、特定秘密保護法とかで住みやすい国じゃなくなる。 (逆に)一人一人が頑張って生きていくようになれる。 くそったれの安倍政権、大好きです」

楽園とは何か?
「楽に生きることじゃなく、力いっぱい生きること、そこで生きている人が力強いことだと認識が変わった。」
『未明の闘争』(講談社)で野間文芸賞を受けた保阪和志が、17日の贈呈式で挨拶した。
「日本には表現や言論の自由があったが、特定秘密保護法とかで住みやすい国じゃなくなる。
(逆に)一人一人が頑張って生きていくようになれる。
くそったれの安倍政権、大好きです」

回顧2013文芸
「朝日新聞」(夕刊)2013-12-24

米で低所得家庭の子ども急増 公立校の約半数に (共同)

47ニュース
米で低所得家庭の子ども急増 公立校の約半数に

 【ワシントン共同】米国の公立学校で低所得の家庭の子どもが急増し、2011年には児童生徒数のほぼ半数を占める事態になった。低所得家庭の子どもは健康面や学力などで不利な立場にあり、教育専門家は「これこそが米国の教育問題だ」と警告している。

 米教育振興慈善団体の南部教育財団(SEF)は、農務省が低所得家庭を対象に実施している昼食費の補助制度を利用している子どもの数を調査。それによると11年時点で全米の公立の幼稚園や小中高校の児童生徒約5千万人のうち48・0%が低所得家庭の子どもだった。

2013/12/29 08:07   【共同通信】

福井の雪 福井やばい。 雪やばい。 たのしい。笑 (ツイッター写真)

退潮浮き彫り…維新塾応募、見込み大幅に下回る(読売新聞) : 当初見込みの300人を大幅に下回る105人。昨年は、定員400人に対して3326人の応募者。

YAHOOニュース
退潮浮き彫り…維新塾応募、見込み大幅に下回る
読売新聞 12月28日(土)9時11分配信

 2015年春の統一地方選に向けた日本維新の会の「近畿ブロック維新政治塾」(塾長=橋下徹共同代表)への応募者が、当初見込みの300人を大幅に下回る105人だったことがわかった。

 昨春、国政進出に向けて初めて開講した「維新政治塾」には全国から3000人を超える応募があり、維新の退潮傾向が浮き彫りとなった形だ。

 維新は統一地方選の候補者養成のため、近畿2府4県を対象に塾生を先月末から募集し、今月26日に締め切った。来年2月から半年間開き、橋下氏らが講師を務める予定。

 衆院選の候補者発掘のため昨年3月に開講した維新政治塾では、定員400人に対して3326人の応募者が殺到。衆院選で塾生16人が当選した。しかし、その後、橋下氏のいわゆる従軍慰安婦問題を巡る発言の影響もあり、堺市長選で敗北するなど勢いの衰えが指摘されている。

 応募者が見込みより少なかったことについて、維新関係者は「今の党勢では仕方がない。塾生になっても、簡単には議員になれないと思ったのだろう」と話した。

最終更新:12月28日(土)9時11分読売新聞



現役が逃げ出し始めているドロ船に誰が乗る?

12月29日 京都、四条河原町マルイ前で差別反対アピール レイシストは遁走 (ツイッター写真)








togetter
【京都】人種差別・ヘイトスピーチ反対アピール at 京都・四条河原町(12・29)

 在特会が京都でカウンターに圧倒されたのを根に持った川東大了・元在特会副会長が意趣返しのヘイト街宣を予告したため、カウンターが集結。

しかし当の川東が現れないため、カウンターによる周知活動に切り替えられました。

川東が遁走したのか、遅れているだけなのか、まとめの作成時点では不明です。
(追記:午後6時前にのこのこ現れましたが、やっぱり街宣はやらかしませんでした。)




「特定秘密保護法に言いたい 国家間の本質、描写困難に ノンフィクション作家・西牟田靖さん」『毎日新聞』2013年12月27日付  国同士の問題に潜むからくりや本質が描かれず、埋もれてしまう~

おもいやり予算 米国人が撮る 在日米軍専用改札1.2億円・・・なぜ 『朝日新聞』(夕刊)2013-12-26

おもいやり予算 米国人が撮る
在日米軍専用改札1.2億円・・・なぜ
『朝日新聞』(夕刊)2013-12-26

在日米軍に多額の税金が使われていることに疑問を抱く米国人が、「ザ・思いやり予算」と題したドキュメンタリー映画を制作している。

米兵が恵まれた住宅に暮らす一方で、東日本大震災の被災者は狭い仮設住宅で耐えている-----。

様々な視点から不条理を描く。

(略)


河野談話の撤回要求へ 維新、年明け署名 参考人招致も (MSN)

MSN
河野談話の撤回要求へ 維新、年明け署名 参考人招致も
2013.12.28 08:14 

 慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」をめぐり、日本維新の会が年明けに河野談話の撤回と、河野氏の国会への参考人招致を求める署名運動を全国で展開することが27日、分かった。

 談話の根拠となった韓国での元慰安婦への聞き取り調査報告書は「ずさん」だったことが産経新聞の報道で明らかになっており、維新は署名運動を通じ見直しの機運を盛り上げたい考えだ。平沼赳夫国会議員団代表らが主導して進める。

 維新は「歴史問題検証プロジェクト・チーム(PT)」(座長・中山成彬元文部科学相)を11月に発足させ、談話の検証を開始。12月に内閣官房に対し、元慰安婦16人の聞き取り調査報告書の開示請求を行った。米カリフォルニア州グレンデール市に「慰安婦」像が設置された問題では、党所属国会議員が現地を視察している。

 だが、こうした取り組みにもかかわらず、談話見直しの論議は広がりを欠いている。このため、「間違った談話で、日本人がいわれのない汚名を着せられたままではいけない」(幹部)として、全国で声を上げることにした。

辺野古埋め立て申請を承認しながら「県外移設公約」は変えていないとする仲井真知事は午後3時からの記者会見で承認の説明を一人で続けた。その間、副知事や県幹部は押し黙ったまま。知事は承認の責任を取って辞任する考えはないことも明らかにした。

天喜2年(1054) 藤姓足利氏興る 定朝最後の事績、西院邦恒堂の丈六阿弥陀如来像 東西教会分裂

江戸城(皇居)東御苑 2013-12-25
*
天喜2年(1054)
この年
・藤姓足利氏興る
藤原成行、上野国淵名庄から足利に進出し、足利両崖山に城を築く。
*
・スコットランド、マクベス王、マルカム・カンモー(前スコットランド王ダンカン1世息子、後のマルカム3世)にスクーンの戦いで大敗。
マルカム・カンモーにはダンカン1世王妃シビル兄ノーサンブリア伯シューアドの支援。
*
・ビザンツ人、エルサレム・ロトンド(聖墳墓教会)一 部再建許可を得る。
315年コンスタンティヌス帝(母ヘレナ)、ロトンドをアナスタシス(キリスト復活の場所)に建立。
カリフ・ハーキム(ハキム)、ロトンドを徹底的に破壊。
*
・ムラービト朝のアミール、ヤフヤー・イブン・ウマル(1061年没)、シジルマーサを奪取、その後、南モロッコを奪取。
*
・アラゴン王ラミーロ1世(位1035~1063)、ロアーレを奪取。
*
・ナバーラ王(パンプローナ王)ガルシーア・サンチェス3世、アタプエルカの戦いで戦死(位1035~1054)。
息子サンチョ・ガルセス4世、即位(位1054~1076)。
1054年ガルシーア没後、ガルシーア弟カスティーリャ王兼レオン王フェルナンド1世、ラ・リオーハ併合。
ラ・リオーハを失ったことは、ナバーラ王国がイスラム教徒の領土から切り離されレコンキスタの直接的当事者でなくなったことを意味。
*
2月
・モルトメール(モルトムル)の戦い。
フランス王アンリ1世とアンジュー伯ジョフロワ・マルテル、7代ノルマンディ公ウィリアム(26)へ宣戦、軍をマントに集結。
弟オド司教、ルーアン大寺院モーガー大司教、ガイ伯などが反乱。
ウィリアム公、反乱軍をモルトメールの戦いに破る。
フランス王は引上げ。
*
3月
・教皇レオ9世、ベネヴェントよりカープア経由してローマ帰還。
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4月19日
・教皇レオ9世(51)、没(位1049~1054)。僧侶の妻帯を禁止したローマ教皇。
ハインリヒ3世、自分の官房長を教皇に任命。
教皇ウィクトル2世、即位(ヴィクトル、位1055~1057、シュヴァーベン出身)。
ノルマン人アプーリア地方コンヴェルサーノ(バーリ南)を占領。
*
5月3日
・定朝最後の事績、西院邦恒(くにつね)堂の丈六阿弥陀如来像
「丈六阿弥陀仏を安置す。尊容満月のごとし。堂字の体、壮麗にして誠に歎美すべし」(『春記』この日条)とある。
70年後の『長秋記』にも「西院故邦恒朝臣堂に向ふ。この所に仏師定朝の造りし仏あり。天下是を以て仏の本様となす」(長承3年(1134)6月10日)とある。
定朝のこの仏は特に理想とされたらしく、模範として造仏するため、仏師院朝に阿弥陀像の各部位の細かな採寸をさせている。
邦恒堂を建立した藤原邦恒は、阿波守など多くの国守を歴任し治暦3年(1067)に正四位下、82歳で歿した豊かな受領層であった。
『中右記』永長元年(1096)3月には、白河上皇が、邦恒堂の阿弥陀の相好がほかより勝るとして、わざわざ臨幸したと記している。
*
7月16日
・東西教会分裂
ローマ教皇の使節団(フンベルトゥス枢機卿、フリードリヒ枢機卿、アマルフィ大司教ペトゥルス)、ビザンチンでミサ中に入り込み、コンスタンチノープル総大司教(東方教会総主教)ミカエル・ケルラリオスとその支持者に教会破門状(「ローマ教皇教書」)をつきつける。
以後東西の教会分裂が1965年12月7日まで続く。

<東ローマ側の事情>
宗教的問題である東西教会の紛争がビザンツ帝国の愛国心を煽る政治的な独立保持の闘争に発展。
①東方教会の修道士が皇帝教皇主義に反抗してローマ教皇に「教会の自由」を訴えるも、ローマ教皇はドイツ皇帝の傀儡と化していて援助できず。
②総主教ミカエル・ケルラリオスの策動。
③ノルマン王国の勃興により南イタリア東ローマ領喪失。
*
7月17日
・ハインリヒ4世(4)、アーヘンで共同国王に即位。
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12月21日
・越前、気比大神宮諸殿舎の造営完了と伝えられる(「気比宮社記」)。
*
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愛知川の新幹線の線路沿いにある桜並木の風景です。春の桜のトンネルもキレイだけれど、冬の雪のトンネルもキレイ (ツイッター写真)

「英霊」は餓死、自殺攻撃をさせられた--装置「靖国」賛美の違和感(アゴラ 石井孝明) : 「靖国神社は死を「聖化」するための国家神道内の「装置」であり、「人工物」である。純粋な宗教施設ではない。」

アゴラ
「英霊」は餓死、自殺攻撃をさせられた--装置「靖国」賛美の違和感
石井 孝明

宗教施設ではなく「聖化」の装置

安倍首相が戦没者の慰霊を目的に、靖国神社を訪問した。太平洋戦争をはじめ、戦争で亡くなった方を慰霊することに反対する人はいないであろう。私もそうだ。

しかし慰霊の形が「靖国神社を参拝すること」であるべきとは思わない。靖国神社は、合理性、人間性を欠いた組織である帝国陸海軍の施設であり、問題の多いイデオロギーである国家神道の「装置」である。「慰霊の場」だけの意味を持つ存在ではないのだ。それを賛美するのは不思議だ。
そもそも靖国神社はどのような存在か。日本の軍事史を学べば次のことが分かる。

1・近代国家では、どの軍隊でも、異常な行為である戦争を遂行するための精神的支柱を必要とする。日本帝国の場合は、天皇を神とし、それが軍を統率するという虚構を作った。国家神道というイデオロギーを作り、天皇を祭祀長とした。

2・国家神道は、日本の土俗宗教である神道を変容させたものだ。そして内容は漠然とした面があり、理を突き詰めない日本の精神的風土と合っていた。

3・靖国神社、また全国に置かれた護国神社は、戦争による不条理の死を、生きる軍人、また周囲の遺族に納得させるための存在だった。死者が尊い神になるという虚構をつくり、その死を意味のあるものした。

4・つまり、靖国神社は死を「聖化」するための国家神道内の「装置」であり、「人工物」である。純粋な宗教施設ではない。

ちなみに、高橋哲哉東大教授の著書『靖国問題』(ちくま書房)、池田信夫アゴラ研究所所長のコラム「靖国参拝という非合理主義」も、同趣旨の認識を示していた。左右に言論界を分けるのはばかばかしいことだが、左(?)の高橋氏も、右(?、というより合理主義者だが)の池田氏にも共通したということは、これらはどの立場の人も問題を考える際に受け止めるべき事実であろう。

靖国神社が当時の人々の戦死の恐怖を完全に乗り越える装置になったとは思わない。しかし重要な役割を果たした。境内には戦前の陸海軍関係の記念碑が大量に並んでいる。

日本帝国陸海軍の非合理性

(以下略)


ニューヨーク・タイムス、社説でバッサリ 「日本版NSC」「秘密保護法」断罪 : 「日本の新聞より激しい」

安倍首相は、靖国参拝した日の夜、報道各社の政治部長らとご飯を食べている。でも、その時のことを書いた記事が今に至るも見当たらない。週末にコラムで書くんじゃないかと待っていたんだけど…。あの日、首相はどんな様子で何を語ったのか。この疑問に答えてくれるのが報道の仕事ですにゃん(江川詔子)

12月28日 韓国でゼネスト ソウル市庁広場に10万人超集結 鉄道民営化反対など訴え













2013年12月28日土曜日

N.S.P 『さよなら』


N.S.P 『さよなら』






12月27日 ザ・タイガース再結成コンサート 東京ドーム (ツイッター) 「バンド史上初めて在籍した6人全員がステージにそろい」 「タイガースのコンサートに行ったら停学!と言われてから45年…随分と待ちました」 















「朝日新聞」2013-12-28

東京 今年最後の江戸城(皇居)散歩 冬枯れの二の丸庭園 名残の紅葉もみじ 咲き始めた梅 サザンカ 2013-12-25

晴天だった12月25日
お昼休みに江戸城(皇居)東御苑へ散歩。
翌日は本丸広場を周ることにして、この日は二の丸庭園へ。

しかし、残念! 翌日は雨で寒く、散歩は×。
更に、翌々日、金曜日は庭園クローズなので、
結局のところ、25日の散歩が今年最後の江戸城(皇居)散歩となった。

▼汐見坂の石垣

▼冬枯れの二の丸雑木林


▼紅葉の名残も

▼気の早い梅が咲いている

▼サザンカ

▼天主台の後ろから本丸広場方向を見たところ

曽野綾子さんは天賦人権論の「天賦」を「添付」ぐらいにしか思ってない……っていうか、もしかして、「テンポラリー」のtempで、テンポラリーファイル扱いかもしれない。(小田嶋隆)



戦争絶対反対の美輪明宏さんは、今年の紅白で長崎のことを綴った「ふるさとの空の下で」を唄う。 美輪明宏さんには次の唄もある「悪魔」 「祖国と女達(従軍慰安婦の唄)」




つまるところ、歴史認識の問題。A級戦犯の合祀だけでなく、靖国神社が動員に於いて果たした機能と、現在に至るまでどういう歴史観を持っているか、そうした点に関しては、幾ら戦没者への追悼を強調してみたところで、諸外国の理解は得られない。(平野啓一郎)




安倍ちゃんにとってのフェイスブックは、魔法使いのおばあさんがにとっての魔法の鏡と同じものなのかな。 「鏡よ鏡、世界で一番民衆に支持されている首相は誰かな〜?」 「あなたさまでございます」  とか。


なんだって? マンデラ氏葬儀といい、靖国参拝といい…オリンピック開会式欠席すんの? どこまで外交オンチなんだ、この人…orz : 安倍首相:ソチ五輪開会式 欠席へ-毎日新聞(ふるまいよしこ)



会津の雪景色。畑のうねの形のままに雪が降り積もった雪原。 (ツイッター写真)

大阪市教委:「民間」校長が大量辞退、20人のうち7人。「辞退するような人をなぜ面接で通したのか。選ぶ目が曇っていたのではないか」毎日 : 担当者は「面接時に自信がないとは言わない。見抜くのは難しい」 人物見抜けないなら、公募無理だって

絶好のお餅つき日和。今朝8時ごろの浅間山の山頂部分。雲の間から顔を出してくれた。2013年12月28日 山本宗補撮影(長野県御代田町)

【高校ラグビー】初出場の桂が2回戦進出 54大会ぶり出場の県浦和は敗退 第2日 - MSN産経ニュース


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中国 四川省 成都のユニクロに侵入しようとしてる奴が・・ (ツイッター写真)

今朝の日経新聞一面コラム春秋。昭和16年12月8日の日米開戦に「奴隷の平和より王者の戦争を! 」とナショナリズムをたぎらせ、時局に酔った人々をあげて、安倍首相の靖国参拝に歓呼し、「外交的に孤立しようと日本はわが道を行け」と高揚する人たちに、ナショナリズムの暴走を案じている。(江川詔子)


春秋
2013/12/28付

 奴隷の平和より王者の戦争を! 評論家の亀井勝一郎は昭和16年12月8日の日米開戦に発奮し、雑誌「文学界」の企画「近代の超克」のなかでこう呼びかけた。ナショナリズムをたぎらせていたのは亀井ばかりではない。それまで冷静だった多くの識者も時局に酔った。

▼高村光太郎は「記憶せよ、十二月八日」なる詩を書いている。「この日世界の歴史あらたまる。/アングロサクソンの主権、/この日東亜の陸と海とに否定さる」……。欧米列強がもたらした近代という時代を、いまこそ乗りこえたい――。明治維新このかた、ながく日本人の心によどんでいた情念が噴き出したのだろう。

▼きっかけさえあれば、現在でもそういう思いは人々をとらえるのかもしれない。安倍首相の靖国神社参拝に異例の「失望」声明を出した米国への、まるで72年前の言説のような激しい言葉がネット空間に飛びかっている。外交的に孤立しようと日本はわが道を行け。そんなコメントは数知れず、歴史が巻き戻されたようだ。

▼ナショナリズムはしばしば暴走する。中国や韓国に加えて米国にもそれが向かうとすれば危機はいよいよ深まろう。自らのふるまいが災厄を呼びこみつつあるという自覚は、けれど安倍さんにはないようだ。普天間問題に区切りをつけた。景気は上向きで株価も高い。高揚するこの人を誰も止められず、その先に何が待つ。




靖国神社の建設も管理も他の神社とは違って、最初は兵部省、その後は陸軍 省、海軍省と、軍事官庁によって運営されていたのです。つまり、最初から戦乱と戦争、軍事的な色彩を持って成立した神社なのです

東京新聞:「戦争できる国への布石?」 首相靖国参拝 自民党改憲草案で「正当化」 追悼でなく「戦死納得させる装置」


琉球新報 社説 首相靖国参拝 政権の暴走を危ぶむ 偏狭な歴史観、共有できず : 「沖縄にとって靖国神社は、ゼロ歳児が「英霊」としてまつられる「ねつ造された」空間でもある。沖縄戦の記憶をなし崩しにし、アジアに非難されるような偏狭な歴史観は共有できない。」

琉球新報 社説
首相靖国参拝 政権の暴走を危ぶむ 偏狭な歴史観、共有できず
2013年12月27日

 安倍晋三首相が首相としては初めて靖国神社を参拝した。参拝にこだわる安倍氏の国家主義的な歴史観は、戦後日本が積み重ねた歴史観と平和国家像を否定するものだ。特定秘密保護法の強行成立のような強引な政治手法も目立つ。中韓に加え、米国からも非難を浴びるような政権の暴走を危ぐする。

 かつて日本は国家と宗教が結びついて近隣諸国を侵略した。その反省から平和憲法は政教分離を規定した。安倍氏の行為は国家の最高責任者としてふさわしくない。

 靖国神社が、沖縄戦で住民が被った無念の死を殉国美談とする歴史読み替え装置の役割を果たしていることを忘れてはならない。

侵略戦争を正当化

 日本の軍人は天皇のために命をささげると祭神として靖国神社にまつられるとされてきた。国家神道という宗教と軍国主義が結び付き、国民を戦争に動員する役割を果たしてきた。靖国神社は「侵略戦争を正当化し、美化する」(高橋哲哉東大大学院教授)施設であるとして国内外で問題になっている。

 だが安倍首相は東京裁判について「連合国側が勝者の判断によって断罪した」と国会で表明、侵略性を認める政府見解とは異なる歴史観を持っている。

 ことし8月15日の「全国戦没者追悼式」の安倍首相の式辞から、アジア諸国の犠牲者に対し深い反省と哀悼の意を伝える言葉が消えた。植民地支配と侵略を謝罪した1995年の「村山談話」以来、歴代内閣が共通の歴史認識として積み重ねてきた言葉を消し去った影響は深刻だ。

 その一方で靖国神社参拝を強行した。東条英機元首相ら戦争を指導したA級戦犯もまつられている。「日本のために尊い命を犠牲にした英霊に尊崇の念を表する」という首相の発言が中韓両国の気持ちを逆なでするのは当然だ。

 中国は「人類の良識に対する挑戦」、韓国は「嘆かわしく怒り」と非難するなど、日中・日韓関係が決定的に悪化するのは必至の情勢だ。米国も「失望している」との異例の批判声明を発表した。首相は、個人的な望みを実行したことで、国益を大いに損ねたことを自覚すべきだ。

 参拝後、首相は参拝した歴代首相と「全く同じ考え」だと述べた。中曽根康弘首相(当時)と小泉純一郎首相(同)の参拝は、高裁と地裁でそれぞれ「宗教的活動に該当」するとして違憲判決が確定した。国政の最高責任者が一宗教法人へ参拝する行為を司法が警告していることを認識しているだろうか。「内閣総理大臣 安倍晋三」名で献花しながら「私人」だったとの釈明は通らない。

ゼロ歳の「英霊」

 沖縄戦の場合、軍人・軍属以外でゼロ歳児から高齢者までの一般住民が「戦闘参加者」という身分で準軍人扱いされ、援護法を適用されている。援護法が適用されると「英霊」として靖国神社に合祀されている。

 軍の強制・誘導などにより発生した集団死であったり、軍に壕を追い出され、食料を奪われたりした沖縄戦体験が、援護法適用の過程で、戦争に協力したかのようにどんどん書き換えられていった。

 石原昌家沖縄国際大学名誉教授が指摘するように「日本政府は沖縄住民の最も残酷な無念の死を、崇高な犠牲的精神によって自らの命を絶った集団自決(殉国死)として美化していった」のである。沖縄にとって靖国神社は、ゼロ歳児が「英霊」としてまつられる「ねつ造された」空間でもある。沖縄戦の記憶をなし崩しにし、アジアに非難されるような偏狭な歴史観は共有できない。

 特定秘密保護法や今回の靖国神社参拝にみられるように安倍政権はタカ派色を鮮明にしている。中韓両国との外交関係が冷え切ったままの米国一辺倒の外交・安全保障政策は早晩行き詰まるだろう。アジア諸国との歴史認識の共有を含む信頼関係の構築にこそ、政権は力を注ぐべきだ。

会津の雪 今日の会津、結構降ってます^^ (ツイッター写真)

靖国の本質は「遊就館=露骨な軍国史観」にあります。靖国の《英霊》は、政府が選んだ死者です。維新の功労者でも、西郷隆盛は西南戦争の反政府側で除外。二次大戦死者でも、沖縄戦民間人、空襲死者、原爆犠牲者、抑留死者は除外。

【社説】安倍首相の靖国参拝は日本の戦略的負担に (WSJ)




WSJ
【社説】安倍首相の靖国参拝は日本の戦略的負担に
2013年 12月 28日 11:21 JST 更新

 安倍晋三首相は26日、物議を醸す行動に出た。就任1年の節目に、250万人の戦没者を祀る靖国神社を参拝したのだ。戦没者には、大日本帝国軍の暗黒時代を象徴する東条英機元首相ら14人のA級戦犯も含まれる。安倍首相の靖国参拝は、中国、韓国、米国という奇妙な連合による批判を招き、終戦から70年近く経ってなお、東アジアでは微妙な政治情勢が続いていることを浮き彫りにした。

 メディア各社が陸空から追跡する中、正装であるモーニングに身を包んだ安倍首相は、靖国神社の入り口で一礼した後、本殿に上がって参拝した。首相は参拝後に発表した談話で「靖国神社の参拝については、戦犯を崇拝するものだと批判する人がいる」との認識を示したうえで、「二度と再び戦争の惨禍に人々が苦しむことの無い時代を創るとの決意を伝えるため」に参拝したと説明した。また、その考えは「過去への痛切な反省の上に」立つものであり、「国内および諸外国の」戦没者に祈りを捧げたと述べた。

 安倍首相は「中国、韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは全くない」と強調したが、それは口で言うほど簡単なことではない。参拝後数時間のうちに中国外務省は日本の駐中国大使を呼び、「日本の指導者が戦争被害を受けた中国や他のアジア諸国の人々の感情を容赦なく踏みにじったことに強い怒り」を感じると抗議した。また、韓国の報道官を務める劉震竜文化体育観光相も「嘆きと憤怒を禁じ得ない」と強く反発し、米国は「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに失望している」との声明を在日米大使館のウェブサイトに掲載した。

 現職の首相として2006年以来初めてとなる安倍首相の靖国参拝は、日本の軍国主義復活という幻影を自国の軍事力拡張の口実に使ってきた中国指導部への贈り物だ。中国政府は、対外的には尖閣諸島の日本の領有権を積極的に脅かし、中国の軍事費に比べればわずかに過ぎない日本の防衛予算の増額に強く反発している。一方、対内的には一党体制の正当性を強化すべく、反日ナショナリズムをあおっている。中国では26日、共産主義国家建設を指導した毛沢東氏の生誕120周年が祝われたが、毛氏が追求した政策では何千万人という人々が死亡した。

 今後、中国の日系企業に対する暴動や製品の不買運動などに注意する必要があり、こうした反日運動は政府による暗黙の支援を受けている場合が多い。北京の日本大使館は中国の在留邦人に向け、「対日感情の悪化が懸念される」として行動や言葉使いに注意するよう喚起するメールを出した。

 一方、韓国は中国とは状況が異なる。日本同様に自由民主主義国である韓国は、無法な暴動よりも外交的に冷たい態度を取ることで日本への敵意を表す可能性が高い。しかし、自己主張を強める中国への対処、とりわけ中国の覇権を阻止できる可能性が最も高い裕福な米同盟国間の協力を損なうことになるため、そうした外交的不和がもたらす影響は極めて大きなものになる。

 これは、靖国参拝の重大な側面だ。日本政府の一部有力政治家が、個人的信仰、政治的迎合、またはその両方のために、化学兵器や性的奴隷など戦時の残虐行為の事実をごまかし続けるだけでも大きな問題だ。だが、真実に反する行為によって、志を同じくする国が平和で自由主義的な地域秩序を推進できなくなる時、それは日本にとって戦略的負担となる。

 日本政府は将来的に、靖国神社の黒い闇に染まっていない新たな非宗教的戦没者慰霊碑の建立を検討することが必至となるだろう。そうなった時、独裁主義的な中国の脅威について明確に認識している安倍氏はこの戦略的負担を念頭に置くかもしれない。

首相靖国参拝:過去からの緊張が苦しめ遺憾 国連報道官(毎日新聞)

毎日新聞
首相靖国参拝:過去からの緊張が苦しめ遺憾 国連報道官
毎日新聞 2013年12月28日 11時29分(最終更新 12月28日 12時23分)

 【ニューヨーク草野和彦】国連の潘基文(バンキムン)事務総長の報道官は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝に対する「中国と韓国の強い反発」を事務総長が認識しているとした上で、「過去から生じる緊張が今も、(北東アジア)地域を苦しめていることは遺憾だ」と語った。

 報道官によると、事務総長はこれまで、地域の国々が「共有する歴史について共通の認識と理解」に達するように促し、特に「被害者の記憶には敏感になり、相互信頼の構築に努める必要があると強調してきた」という。こうした取り組みについて、報道官は「(各国の)指導者たちは特別な責務を負う」と指摘した。

米有力紙「参拝は平和主義から離脱」(NHK) : ニューヨークタイムズ もはや日本は、中国に対抗するうえで頼りになる存在ではなく、中国との緊張を高める「アジアの問題」になろうとしていると指摘

NHK
米有力紙「参拝は平和主義から離脱」
12月28日 11時56分

安倍総理大臣の靖国神社参拝について、アメリカの有力紙のニューヨーク・タイムズは日本が戦後の平和主義から離脱しようとしているという論説記事を掲載し、日本と中国や韓国との関係が一層冷え込み、アメリカの対アジア政策にも悪影響を及ぼしかねないと懸念を示しています。

27日付けのニューヨーク・タイムズは、国際面のトップに「神社への参拝によって日本のリーダーは平和主義から離脱する姿勢を鮮明にした」という見出しの論説記事を掲載しました。

記事には安倍総理大臣が靖国神社参拝に先立ち、野党やメディアの反対にもかかわらず特定秘密保護法を成立させたほか、自衛隊の装備を拡充する防衛大綱をまとめるなどして、政治的なリスクを負いながら日本の戦後の平和主義からかじを切ろうとしているとしています。

また、外交的には今回の靖国神社参拝が日本と中国や韓国との関係を一層悪化させ、アメリカにとってももはや日本は、中国に対抗するうえで頼りになる存在ではなく、中国との緊張を高める「アジアの問題」になろうとしていると指摘し、アメリカの対アジア政策にも悪影響を及ぼしかねないと懸念を示しています。

安倍晋三と百田尚樹の対談のタイトルは「日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ」だそうです。猪瀬直樹の「勝ち抜く力」と共に年末の読書はこれで決まりか。







「安倍・百田よ、世界の真ん中で歴史逆行の恥を晒せ」



12月28日 今日も沖縄県庁前では、辺野古埋立承認に抗議する集会が開かれました。「この怒りを1月の名護市長選挙へにつなげていこう。稲嶺市長を圧勝させて、日米両国政府に『基地要らない』の思いを示そう」。

ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』を読む(88) 「第10章 鎖につながれた民主主義の誕生 -南アフリカの束縛された自由-」(その4) 「マンデラが釈放された1990年以降、南ア国民の平均寿命はじつに13年も短くなっている。」

北の丸公園 2013-12-24
*
自由を獲得するための血の滲むような戦いが行なわれたにもかかわらず、なぜこんなことが起きたのか?
旧体制との間の譲歩に対して反対する草の根運動が、なぜ起きなかったのか?

「われわれは見過ごしてしまったんです - 肝心なところを!」(ウィリアム・グミード)
私はこの疑問を、ANC活動家の第三世代で、体制移行期に学生運動のリーダーとして街頭で抗議活動を行なったウィリアム・グミードにぶつけてみた。
「皆、政治交渉には注目していた」と、彼はデクラークとマンデラの首脳会談についてふり返る。
「何かまずいことがあれば、すぐに人きな抗議行動が起きた。ところが経済交渉の報告については、みんな専門的なことだと思い込んで、興味を持たなかったんです」。
ムベキが交渉を「管理的」なものであり、民衆の関心事ではないと規定した(チリの「専門化された民主主義」と共通する部分が大きい)ことも、これに拍車をかけた。
その結果、「われわれは見過ごしてしまったんです - 肝心なところを!」と、彼は憤激に声を震わせる。

「本当の戦いは経済にあった」
今日、調査報道ジャーナリストとして南アで高い評価を得るグミードは、この国の真の将来を決めたのはこうした「専門化された」会議だったことが次第にわかってきたという。
だが当時、それがわかっていた者はほとんどいなかった。
私が話を聞いた多くの人と同様、グミードも南アが体制移行期の間、ずっと内戦寸前の状態にあったことを指摘した。
黒人居住区には国民党から武器を提供されたギャングが跋扈し、警察による虐殺が相変わらず横行し、指導者の暗殺も後を絶たず、国全体が壊滅状態に陥る可能性があちこちでささやかれていた。
「あのときは政治のことしか頭になかった - 大衆行動を起こし、ビショ(デモ隊と警察との決定的な衝突が起きた場所)へ行って「ここから出て行け!」と叫ぶことばかり考えていました」と彼はふり返る。
「でも本当の戦いはそこにはなかった - 本当の戦いは経済にあったんです。自分があまりにも無知だったことが不甲斐ない。自分は政治的な経験を十分に積んでいて、すべての問題を理解していると思っていた。それなのにいちばん大事なことを見逃してしまうなんて・・・」"

新著『ターボ・ムベキとANCの精神を求める闘い』
以来、グミードはその失敗を埋め合わせようとしてきた。
私が彼と会ったとき、彼は新著『ターボ・ムベキとANCの精神を求める闘い』をめぐって南ア国内で巻き起こった、激しい論争のまっただなかにいた。
この本はグミードが当時、政治活動にかまけるあまり注意を怠っている関に、ANCの交渉チームがどのようにしてこの国の経済的主権を手放してしまったかを徹底的に暴くものだ。
「私にこの本を書かせたのは怒りだ」とグミードは私に語った。
「私自身に対する怒り、そして党に対する怒りです」

だが、違う結果になりえたかと言えば、その可能性はほとんどなかった。
パダヤキーの言ううように、ANCの交渉チームは自分たちがしていることの重大さに気づいていなかったのであれば、街頭で抗議デモを行なったところで大きな影響力があったとはとうてい考えられない。

「自分たちの政府ができるのだから、先々いくらでも修正できる」と考えていた
交渉が行なわれたこの重要な期間を通じて、南アの民衆は常に危機的状態に置かれていた。
マンデラが自由の身になるのをこの目で見届けた熱狂と、ANCの武装部門のリーダーで、マンデラの後継者として多くの人が期待を寄せていたクリス・ハニが暗殺されたことへの怒り ー その両方の間を目まぐるしく行き来していたのだ。
ほんのひと握りの経済学者を除けば、中央銀行の独立などという、通常でも眠気を誘われるような話題について議論しようとする人はいなかった。
ほとんどの人は、たとえ政権に就くにあたってどんな妥協を強いられたとしても、ANCがしっかり主導権を握ればそれは解消できるものだと思い込んでいたと、グミードは指摘する。
皆、「自分たちの政府ができるのだから、先々いくらでも修正できる」と考えていたのだ、と。

交渉によって民主主義そのものの質が変質してしまった
当時、ANCの活動家たちが理解していなかったのは、交渉によって民主主義そのものの質が変質してしまったという事実だった。
それによって、いったん自由を束縛する”綱”が南アをすっぽり覆ったときには、「先々」などというものは事実上なくなってしまったのだ。"

マンデラが釈放された1990年以降、南ア国民の平均寿命は13年も短くなっている
それでも政権に就いて最初の2年間、ANCは限られた資産を用いて富の再分配という約束を実行しようと努めた。
立て続けに公共投資が行なわれ、貧困層向けの住宅10万戸以上が建設され、数百万世帯に水道、電気、電話が引かれた。
だがご多分に漏れず債務に圧迫され、公共サービスの民営化を求める国際的圧力がかかるなか、政府はやがて価格を上昇させ始める。
ANC政権発足から10年経った頃には、料金を払うことのできない何百万もの人々が、せっかく引かれた水道や電気を利用できなくなった。
2003年には、新しい電話線のうち少なくとも40%が使用されていなかった。

マンデラが国営化すると約束した「銀行、鉱山および独占産業」も、依然として白人所有の四大コングロマリットに所有されたままであり、これらのコングロマリットはヨハネスブルグ証券取引所上場企業の80%を支配していた。

2005年には、同証券取引所上場企業のうち黒人が所有するものはたった4%にすぎなかった。
2006年には、いまだに南アの土地の7割が人口の1割にすぎない白人によって独占されていた。

悲惨きわまりないのは、ANC政権が500万人にも上るHIV感染者の生命を救うための薬を手に入れるより、問題の深刻さを否定するほうにはるかに多大な時間を費やしてきたことだ
(2007年初めの時点では、いくらか前進の兆しが見られるが)。

もっとも顕著にこのことを物語るのは、おそらく次の数字だろう。
マンデラが釈放された1990年以降、南ア国民の平均寿命はじつに13年も短くなっている。

*新しいサービスが利用できなくなった人のほうが利用できるようになった人より多いかどうかについては、南アでもさまざまな議論がある。
利用を絶たれた人のほうが多いことを示す信頼できる研究は、少なくともひとつある。
政府の発表によれば、水道を利用できるようになった人は900万人だが、この研究は水道が利用できなくなった人の数を1,000万人としている。
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