2013年4月30日火曜日

岩手の桜 水沢競馬場、最高の桜 龍谷寺のモリオカシダレとソメイヨシノ満開 水沢公園の桜『満開』 高松の池、夜桜3景。絶品






プーチン・安倍共同会見で堂々の質問。 これを叩くヒトたちがいる。 「記者が会見で空気読んでどうするんですか。」




JCASTニュース
TBS記者のプーチン大統領への質問 ネットでは批判する声が大半だが…
2013/4/30 18:14

   安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領がモスクワのクレムリンで会談し、経済協力を拡大する中で領土問題をめぐる交渉を加速させることで一致した。会談後に行われた共同会見で、日本側の記者がプーチン大統領をいらだたせる一幕があった。

   ネット上では「バカ記者のせいで雰囲気悪くなってる」といった記者批判の声が相次いだが、逆に「直截に質問したことを評価すべき」との声もある。

両国記者が2問ずつ代表質問

   共同会見は2013年4月29日の22時過ぎから約50分にわたって行われ、その模様は国内でもNHKで生中継された。冒頭、プーチン大統領と安倍首相が10分ずつ発言。安倍首相は、
「今回の訪問が、今後の日ロ関係の発展に新たな弾みと、長期的な方向性を与えるものになったと確信する」
と訪ロの成果を強調した。冒頭発言後、ロシア側記者から2問、日本側から2問の代表質問が行われた。4問目の日本側(TBS)の質問にプーチン大統領が反発。ネット上で記者に対する批判が広がった。

   1~3問目は、
「経済協力の促進が、平和条約締結に向けた交渉にどのような影響を与えるか」
「北方領土交渉を、どのようなスピード感を持って進めたいと考えているか」
といった、会談の内容を比較的肯定的にとらえたものだったが、4問目の質問は、かなり角度が違うものだった。質問では、北方領土のインフラ整備が進んでいることなど、ロシアによる実効支配が強まっていることを指摘した上で、
「日本にとっては、受け入れ難いような状況になっていると思うが、安倍総理はどのような認識をお持ちか」
と安倍首相の見解を質した。プーチン大統領に対しても、
「ロシア政府は今後も同じような政策を北方領土に対して継続する考えか。そしてその場合、日本との領土交渉への影響については、どのように考えるか」
と見解を求めた。

   安倍首相は、
「今回の共同声明において、『双方の立場の隔たりを克服し』とあるように、重要なことは、そのような問題を根本的に解消するために北方領土問題を解決するしかないということ」
と無難な返答だったが、プーチン大統領は明らかにいらだった様子で、
「私が今、注目したのは、記者の方が、この質問を紙から読み上げていたこと。この質問を、多分ほかの人からもらったと思うが、その人に対して、次のことを伝えていただきたいと思う」
と記者が紙を見ながら質問していたことを皮肉った。会場からは笑い声も起こった。

   プーチン大統領は、問題解決には両国間の信頼関係の醸成が必要だとした上で、
「もし、この(領土問題解決の)プロセスにおいて、妨げを起こしたいならば、それも可能。 そのためには、激しくて直接な問題、直接な質問をして、同様に激しくて直接な回答をもらうことができると思う」
と述べた。

TBSキャスター「私もあの場にいたら、同じ質問をしたと思う」
   一連のやり取りは「NAVERまとめ」などで拡散し、「まとめ」の中で紹介された声は、
「空気が読めない」
「生産的でない」
「バカ記者のせいで雰囲気悪くなってる」
といった記者を批判する声が大半だ。

   今回のプーチン大統領の会見に限らず、首脳による共同会見では質問数が各国ごとに1~2問に制限されるのが一般的だ。このため、限られた機会で効率的に答えを引き出すために、記者の間で事前に代表質問の内容を調整することは珍しくない。今回も、この慣例にのっとったとみられる。

   質問を擁護する声もある。ジャーナリストの竹田圭吾さんは、ツイッターで、
「記者が会見で空気読んでどうするんですか。ローマで日本の財務大臣が明らかに酔った様子で表れたときにそのことについて何も質問しなかったのが偉いのか。ロシアの不法占拠に憤っている人は記者が直截に質問したことを評価すべきでは」
と指摘している。

   TBSも一連のやりとりを4月30日の夕方のニュース番組「Nスタ」で紹介し、竹内明キャスターが、
「記者は当然の質問をぶつけただけ」
「私もあの場にいたら、同じ質問をしたと思う」
と論評した。

NAVERまとめ
【悲報】#TBS の記者がつまらん質問をしてプーチン大統領がブチギレ呆れる 日露共同会見 #nhk

プーチン大統領『日本のマスコミに大激怒』のその内容とは



相手がプーチンであろうと、イシハラであろうと、ハシモトであろうと、
面倒なことになるのを恐れるな。

「記者が会見で空気読んでどうするんですか。」だ。
それは、イコール記者不要論だ。

togetter
関根和弘氏(朝日新聞モスクワ支局員)がTBS記者のプーチン大統領への質問について詳細報告








ベアテ・シロタ・ゴードンさんの追悼式 美智子皇后がメッセージを寄せる 「戦後社会における日本女性の権利のためにゴードンさんが果たした役割を重視しており、その功績が日本で長年にわたって記憶されると信じている」

朝日新聞   2013年4月30日0時22分
憲法草案関与のゴードンさん追悼、美智子さまメッセージ

 【ニューヨーク=中井大助】連合国軍総司令部(GHQ)の一員として日本国憲法の草案づくりに携わり、昨年末に89歳で亡くなったベアテ・シロタ・ゴードンさんの追悼式が28日、米ニューヨークであった。アジアの文化を米国に紹介することにも長年尽力したゴードンさんをしのんだ。

 ニューヨーク・フィルハーモニックのバイオリン奏者で、息子が同楽団の音楽監督を務める建部洋子さんはゴードンさんの力で奨学金を受け取り、ニューヨークで音楽を学ぶことができたと述懐。戦前、日本でゴードンさんの母親からピアノレッスンを受けたというオノ・ヨーコさんもビデオメッセージを寄せ、日本のアーティストを励ましてくれたことに感謝をした。

 ジャパン・ソサエティーの桜井本篤理事長は、宮内庁の川島裕侍従長からもメッセージが寄せられたことを披露。ゴードンさんと交流があった皇后美智子さまが「戦後社会における日本女性の権利のためにゴードンさんが果たした役割を重視しており、その功績が日本で長年にわたって記憶されると信じている」との内容だったという。

円安と株高で、本業が振るわなくても企業決算が大幅改善する。・・・小泉政権期も円安と株高で企業収益が改善したが、結局、国際競争力が低下し「失われた20年」になった。


MSN
元三井住友銀行副会長・中野健二郎 企業決算記事の見出しに苦言
2013.4.28 08:39 

4月下旬から5月にかけて、上場企業各社の平成25年3月期決算の記事が経済面の多くを占める。仕事柄、気になっていたことだが、各企業の業績の見出しで「V字回復」「利益3倍増」「大幅増益」など、興味がわく記事にするためか、実態が見づらい見出しをつけることが多いようだ。

やや専門的になるが、例えば「V字回復」の見出しだ。仮にA社が環境や特殊要因で前期に大幅な赤字決算(要因は営業利益の赤字、大幅な人員整理に伴う特別損失、資産の減損の計上など)だった場合、翌期は多くない営業黒字になっても特別損失の削減や人員減の固定経費の削減で利益は積み上がる。つまり、前期3千億円の赤字が翌期2千億円の黒字になった場合、前年比5千億円の利益改善と数字上はなる。

企業の実態が異なるときに、これが本当の「V字回復」という見出しに合うことなのか。

専門のアナリストたちはすぐに分析や解析ができる。しかし、読者や一般投資家、取引先なども決算は見る。その企業の内容を精査すれば、本当のV字回復かどうか、経済部の記者ならばすぐに分かることだろう。

また、B社は前々期1千億円の利益を出したが、大減益になり、100億円になった。努力して翌期には300億円まで戻った。この時の見出しは「利益3倍増」である。しかし、2年前に比べ利益は3割の水準しか戻っていない。

例として出したが、決算数字というものは企業の実態を精査した上で判断すべきだし、少なくとも大手各紙は各企業の決算の分析、解析を正確に把握し、記事内容はもちろん、見出しについてもっと考えるべきであろう。

話はそれるが、筆者は4月中旬に米国でスタンフォード大学のIT企業に詳しい教授と面談する機会を得た。

米国のIT業界はアップル、グーグルを筆頭にベンチャー企業から大企業に成長した会社が多い。最近の動きとして「ビッグデータ」と総称される大量の情報から、いろいろな角度で分析、解析するソフトを開発する数多くのベンチャー企業が芽生えているらしい。

つまり、情報を分析、解析する力量が問われている時代なのだ。

これから1カ月ほど企業決算が公表される。急に大幅な円安になったことから、好決算の海外子会社を持つ企業の連結決算は為替調整部分だけでも大幅に増える。

業績が良くなることは結構なことだが、真の企業活動によるものかどうか、要因を分析、解析した上で的を射た記事と見出しによる報道を期待したい。



【プロフィル】中野健二郎

なかの・けんじろう 昭和22年、熊本県出身。九州大経卒。元関西経済同友会代表幹事。

太陽柱を伴いながら沈んで行く夕日と大日岳 トワイライトに染まる奥大日岳 立山の星空~富山方面2013.4.28



高村正彦自民党副総裁、現行憲法では「自衛隊は違憲」 よって、憲法9条2項(戦力不保持)を廃棄して「国防軍」とすると述べる

YAHOOニュース
<高村副総裁>憲法9条2項「削除譲れぬ」
毎日新聞 4月29日(月)23時55分配信

 高村正彦自民党副総裁は29日のTBS番組で、戦力不保持を定めた憲法9条2項に関し「文字通りだと自衛隊は違憲になる」と指摘。党の憲法草案は2項廃棄と「国防軍」化を盛り込んでおり「公明党に悪いが、削除は譲れない」と述べた。

 一方、公明党の北側一雄副代表は同じ番組で、改憲の発議要件を緩和する96条改正を先行する構えの自民党に対し「中身を並行して議論した方が国民に分かりやすい」と慎重な論議を求めた。【小山由宇】

関連記事
自民党の高村副総裁、「憲法9条には、『陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない』とはっきり書いてあるが、自衛隊は、・・・条文だけを見れば憲法違反で、みっともない。」



「安倍晋三と朝日新聞の『不適切な蜜月』」(週刊ポスト2013/05/17号)

右欄■MY BLOG LISTにある
ブログ「平和ボケの産物の大友涼介です。」さんの記事 ↓
「安倍晋三と朝日新聞の『不適切な蜜月』」週刊ポスト2013/05/17号
に注目したい。


2013年4月29日月曜日

「怒っちゃダメ!」猫が勇気をふりしぼって子供をしかる父親を止める(動画)

らばQ
「怒っちゃダメ!」猫が勇気をふりしぼって子供をしかる父親を止める(動画)


横浜 山下公園 海の青よりも新緑がすがすがしい 2013-04-29

今日(4月29日)は久しぶりに横浜港方面に散歩に出た。
山下公園~港の見える丘公園~山手洋館~元町、というありきたりのルート

気候もよく気持ちのいい散歩であった。

まず山下公園。
海の青よりも新緑がすがすがしい一日であった

▼横浜駅から「みなとみらい線」に
お~、所沢、川越につながってる~

▼海岸道路のイチョウの新緑

▼ホテル ニューグランドも新緑に包まれて


▼たくさんのシラン

▼山下公園の定番「氷川丸」
ご苦労さまデス


岩手の桜 龍谷寺のモリオカシダレ。8分咲き(4月29日) 水沢競馬場、さくら満開(^^)



福島の桜 観音寺川【2013.4.28.】 見頃はまだ先です。



秋田の桜 自衛隊通りの桜並木 横手公園は満開はまだ






治安2年(1022)4月 対馬守任命にみる武士と受領との関係 武士受領の歴史的位置 受領と郎等との関係

横浜市わが町 2013-04-27
*
治安2年(1022)
4月
・この月、大宰府が敵国の侵攻に備えて対馬守に「武芸者」を任じたいと申請。
これに応えて、帯刀(たちはき、皇太子親衛隊員)・兵衛尉として長年在京勤務した経験を持ち、刀伊撃退に勲功をあげた府官藤原蔵規(まさのり、菊池氏の祖)が任命された。
高麗と国境を接する対馬守は、武士と受領との関係を最も先鋭な形で表している。

同様に、
蝦夷と接する陸奥国でも、鎮守府将軍には、延喜14年(914)に藤原利仁が任命されて以後、将門の父良持(よしもち)、将門の乱後は、秀郷・貞盛本人とその子孫たちが相次いで在任している。
奥羽の俘囚たちに睨みをきかせるために、有力武士が選ばれた。

また、
坂東諸国でも将門の乱平定後は、秀郷を下野・武蔵両国守に任命したことを先例に、武士が受領になることが増えてくる。
同時に坂東諸国では乱後、受領が押領使を兼帯する例が形成されていく。

政府はときどき坂東諸国の受領に武士を任命して、下野の秀郷子孫や武蔵・上総・下総・常陸に土着した良文(よしふみ)子孫や繁盛子孫らに睨みをきかせていた。
また満仲・頼光・頼信・頼国(頼光長子)と、10年間隔で源氏の武士を美濃守に起用しているのは、美濃が東国と京を結ぶ要衝不破関(関ケ原)を抱えていることから、東国に対する備えという意味があった。

従って、
有力武士の本拠地の分布傾向は、「天下の固め」という観点からみることができる。
①摂津国多田を本拠とする源満仲・頼光は西国方面に対する備え、
②伊勢に本拠を置く平維衝は東国方面または伊勢神郡への備え、
③越前に本拠を置く利仁流藤原氏は北陸方面への備え、
④下野の秀郷流藤原氏、武蔵・上総の良文流平氏、常陸の維幹流平氏は、奥羽の俘囚への備え、
⑤大宰府府官層を構成した大蔵春実(おおくらのはるざね)子孫や維幹流平氏は対外防衛と九州の備え、
としての役割が期待されていた。

しかし政府は常に武士を特定の諸国の受領に配置しようとしていたわけではない。
武士は、他の受領希望者と同じく実入りのいい国、縁の深い国を希望して受領に任命されるが、名だたる武士が任じられた国では国内田堵負名層の反受領的動きが低下した。
政府は武士を受領に起用することによって、反受領闘争抑止効果を期待していたものと思われる。

武士受領は、武威を背景に寺社勢力や国内田堵負名層を抑圧して国内支配を行い、膨大な私財を蓄積した。
政府は貢納物完済をある程度期待でき、摂関ら公卿たちも馬や財物の献納を喜んだ。

武士受領の起用は政府・公卿らにとって、財政的見地からみても一面では得策であった。
反面、武威を恐れて抗議行動を控えた寺社権門や国内百姓は、不満を鬱積させたまま任期満了まで我慢し、後任として穏和な文人受領が赴任してくることを期待する。
実際、同一国の受領に継続して武士を任じることは少ない。
4年で交替するからこそ、武士を受領に任命できた。

武士受領の任国での蓄財は、私君への献納のためだけではない。
武士は、武器の購入、駿馬の購入・飼育、郎等や下人の給養など、武芸を維持・更新・継承していくために膨大な財力を必要とする。
任国での蓄財はそのために投入され、本拠地での私営田経営にも投入された。

受領は国内支配の行政幹部として子弟郎等を引きつれて任国に赴任した。
藤原明衡(あきひら)が永承7年(1052)頃書いた『新猿楽記』は猿楽見物に来た西の京に住む右衛門尉一家の一人一人の職能を紹介する一種の職人尽であるが、その中に四郎君(しろうぎみ)という「受領郎等」が登場し、次のように紹介される。

彼は武芸に優れ、簿記書道が上手で、着任時の作法、交替時の事務処理、税務処理などを巧みにこなす能力がある。

「所」目代の仕事、検田使・収納使などの仕事もうまくやり民を疲弊させずに税をきちんととり、政府に損をさせず自分の利益もしっかりあげる。
万民の支持を受け、宅はいつも豊かで諸国の土産を集めて莫大な蓄財をなしている。
除目のときには新任受領から最初にご指名がある。

現実にはありえない理想的な受領郎等像であるが、受領郎等には、国衙行政の実務能力だけでなく、武芸も求められた。
もちろん実際には同一人物が文武両方に堪能ということは難しく、事務能力か武芸かどちらかの技能が必要だった。

新任受領のための手引である「国務条々(こくむじようじよう)」には、郎等の中から「清廉の勇士」を選んで、赴任途中の郎等たちの喧嘩を取り締まらせるよう注意し、また良史は本来武士など使うべきではないが、物騒な時世だから必ず「堪能武者」の郎等2、3人を採用するように注意している。
国内武士から採用するのもよいとしている。
任官待ちの実務官人層や在京武士たちは正規の官職につけなくても、受領郎等になって任国に随行すれば結構稼げた。

伊勢平氏の基礎を築いた正盛は、受領の順番待ちの期間、播磨国司や加賀国司の郎等になっていた。
在京武士たちは自ら受領郎等になることもあったが、自らの郎等を受領に郎等として斡旋したり、逆に受領から斡旋を求められることもあった。
武士の郎等たちも受領郎等になれば荒稼ぎできる。

受領郎等になった武士たちが、検田使・収納使として国内諸郡に派遣されたとき、武士特有の荒っぽいやり方で業務を執行し、田堵負名たちから恐れられたであろう。

永延2年(988)に受領藤原元命(もとなが)を訴えた尾張国郡司百姓らは、元命子弟や武士郎等らの業務遂行を、「夷狄」(蝦夷や俘囚)や「豺狼(さいろう)」(山犬や狼)のように残酷で貪欲であり、民の財物を奪っては京宅に運んでいる、と糾弾している。
武士は、貴族たちから殺人を業とする罪深く恐ろしい存在として蔑視されていたが、民衆たちの武士観も同じだった。

9世紀の諸国受領は、俘囚を国内支配の武力として利用していた。
俘囚という忠実な武力を失った10世紀の受領の新たな武力が、郎等として雇用した武士であった。

受領と受領郎等との主従関係は、任期4年を期限とする利権に群がる雇用関係、文字通りの傭兵であり、貴族と家人の主従関係以上にドライな関係であった。
清少納言は「すさまじきもの」として、「除目に司(つかさ)得ぬ人の家」では以前に仕えていた者たちが、今年こそはと大勢集まって受領拝命の前祝いの酒盛りで気勢を上げ、拝命がないと分かるや一人抜け二人抜け、こそこそ退散していく様子を面白く措いている(『枕草子』)。

しかし、武士受領の場合は武士の郎等を雇う必要はなく、自分の郎等を連れて行けばよい。
武士受領の武名を慕って郎等になることを願う国内武士もいた。
ただしその主従関係は、在任期間に限定されることが多かったと思われる。
*
*

福島の桜 雪と合戦場のしだれ桜と三春滝桜(2013-04-21)ほか(村山嘉昭さん)




岩手の桜 一関市 磐井川河川敷堤防満開の桜(2013.4.25)





福島 生態系に異変 原発事故の影響を調査

中日新聞
福島 生態系に異変 原発事故の影響を調査
(2013年4月25日) 【中日新聞】【朝刊】【その他】

 福島原発事故で放出された放射性物質が、生態系にどのような影響を与えているかを検証する調査が進んでいる。事故から2年余りが経過し、一部の動植物では放射性物質が原因とみられる変化も確認されている。もちろん、それがそのまま人間に当てはまるわけではない。しかし、生態系は人間の生活と不可分。調査から得られるデータを無視するわけにはいかない。(上田千秋)

羽や脚短いチョウ

 「科学に100パーセントはないが、チョウに表れた変化は放射性物質が原因とみて間違いない」

 事故2カ月後の一昨年5月から、チョウの一種「ヤマトシジミ」への影響を調べている琉球大の大瀧(おおたき)丈二准教授(分子生理学)はこう話す。

 大瀧准教授の研究室はチョウを用いた研究が専門。調査のきっかけは事故発生から間もなく、大学院生から「ボランティアや炊き出しは他の人でもできる。私たちがやるべきことは生物への影響の調査では」という声が上がったことだった。

放射能で汚染されたエサを食べた結果、羽化の途中で死んだ個体(大瀧准教授提供)
 早速、福島県の5カ所(福島、郡山、いわき、本宮の各市と広野町)と茨城県の3カ所(水戸、つくば、高萩の各市)、宮城県白石市、東京都千代田区の計10カ所でヤマトシジミを採取すると同時に、地表から0センチ、30センチ、1メートルの空間放射線量も測定した。これらは事故後に羽化しており、線量が高い所にいたヤマトシジミほど羽が小さいことが分かった。

 子や孫世代についての調査では、さらに興味深いデータが得られた。

 異常のある雌と正常な雄から生まれた子や孫を調べると、(1)羽化までの日数が長くなる(2)目がへこんでいる(3)脚が短い(4)羽がくしゃくしゃになっている(5)羽の模様が不自然−など、異様な個体が多数確認された。他の実験で突然変異誘発剤を餌に混ぜて食べさせたケースに似ていたという。

 ただ、これだけでは放射性物質が原因とは言い切れない。今度は福島県飯舘村(2カ所)と福島市、同県広野町、山口県宇部市の計5カ所でヤマトシジミの幼虫の餌になる野草「カタバミ」を採取。それを沖縄で捕った幼虫に食べさせる内部被ばくの実験や、個体に放射線を直接照射する外部被ばくの実験をした。

 結果はカタバミに含まれていた放射性セシウムの量や、照射した放射線量にほぼ比例する形で、異常な個体の割合が高くなっていた。脱皮や羽化の途中で死んでしまう例も目立った。

 こうした調査や実験の成果をまとめた論文は昨年8月、英科学誌ネイチャーの関連誌「サイエンティフィック・リポーツ(電子版)」に掲載され、英BBC放送や仏ルモンド紙に大きく取り上げられた。

 だが、国内では批判も多かった。インターネット上には、感情的に結果を否定するような文言が書き込まれていた。

 大瀧准教授は「論文を読んでいないことが明白な批判が多かった」と振り返る。「何でも最初から完璧にできるわけではない。指摘を受けてまた実験をし、進歩していくのが科学。根拠のある批判や指摘であれば、どんどん寄せてほしい」

免疫力 半減のサル

 日本獣医生命科学大の羽山伸一教授(野生動物管理学)らのグループはニホンザルの被ばく実態を調べた。先進国で野生のサルが生息しているのは日本だけで、羽山教授は「人間以外の霊長類が被ばくした例はない。記録にとどめておくのが、科学的に重要だと考えた」と語る。

 調査対象としたのは、福島第1原発から60〜80キロ離れた福島市西部の山林で捕獲され、個体数調整のために殺処分となったサル。筋肉1キログラム当たりのセシウム量は、2011年4月時点で1万〜2万5000ベクレルだった。3カ月後には1000ベクレル程度にまで下がったものの、同年12月から再び上昇に転じる個体が多く見られた。

 「サルは木の実やドングリなどを食べる。冬はそうした餌がなくなるので、セシウムの含有度が高い木の皮を食べたのだろう。明らかに内部被ばくしたと考えられる」

 造血機能にも異常が確認された。筋肉中のセシウムの量が高い個体ほど赤血球と白血球の数が減っていたほか、免疫力が約半分にまで落ちていたケースもあった。事故後に生まれた子ザルでも同様の傾向が見られた。

 青森県で捕獲・殺処分されたサル約60匹と比べると、違いは顕著だった。青森のサルからはセシウムは検出されず、赤・白血球、免疫力とも異常はなかった。「福島のサルの異常はセシウムによるものと考えていい」と羽山教授は説く。

 サルの寿命は約20年。5歳ぐらいから出産する。羽山教授は「少なくとも、そこまでの調査は必要」と話す。「次世代への影響が心配だ。『放射線の影響は何もなかった』となればよいが、まずは調べないと。サルは生物学的に人間に近い。将来的に役に立つことがあるかもしれない」

 大瀧准教授や羽山教授の調査結果は先月30日、東京大農学部で開かれた「飯舘村放射能エコロジー研究会」のシンポジウムで発表された。同シンポでは、別の研究者たちから、イネや鳥類に表れた異変についても発表された。

 福島の動植物の調査はこれだけではない。環境省は一昨年11月、国際放射線防護委員会(ICRP)の指標を参考に「哺乳類・鳥類」「両生類」「魚類」「無脊椎動物」「陸生植物」の5分類、26種類の動植物を調査対象に指定。大学や研究機関などと協力しながら、警戒区域とその周辺で調査している。

 同省自然環境計画課の担当者は「予算の問題はあるが、セシウム137の半減期である30年ぐらいは調査を続けていきたい」と説明する。

「人間との関連 考慮必要」

 数々の調査が進んでいるとはいえ、生態系全体から考えれば、これまでに分かったことはまだ乏しい。長い時間をかけて放射性物質の影響を見極めていく必要がある。

 大瀧准教授は「『チョウに影響があっても、人間には関係ない』と考える人もいれば、『もしかしたら人間に関係するかも』と思う人もいる。議論をしていくことが何よりも大切だ」と指摘し、こう提言する。

 「安全であることと、分からないことは全く別のこと。福島原発の事故以降、さまざまな場面で情報が出されなかったり、データの裏付けもないのに『安全だ』と言い切ろうとするケースがあった。だが、それらは科学的な態度とはいえない。私たちの研究が理性的に思考していく材料の1つになればよいと思う」



 ヤマトシジミ 羽の長さ約1.5センチの小型のチョウで、北海道以外の日本全国に広く分布する。卵から成虫になるまで1カ月弱、成虫になってからは1週間程度生きる。人間と生活空間が重なっているため、採集もしやすい。

 ニホンザル 本州から九州まで広い範囲に生息し、青森県下北半島のニホンザルは世界最北のサルとして知られる。体長は50〜60センチ。寿命は約20年。

『主権回復の日』式典写真が一面トップ 「先の大戦で日本軍が「侵略」したのは中国、韓国だけではない。」(ジャカルタ・ポスト紙)


4・28『主権回復の日』(『屈辱の日』) 式典で「陛下万歳」を唱和 公明党は苦言 

日経新聞
政府式典で予定外の「陛下万歳」唱和 公明代表が苦言
2013/4/29 0:27

政府の主権回復式典が終了して天皇、皇后両陛下が退席される際、出席者が「天皇陛下万歳」と発声し、国会議員や政府関係者が予定外の唱和をする場面があった。公明党の山口那津男代表は式典後、党本部で記者団に「憲法に国民主権がはっきりと規定されている中で日本の独立が認められた日だ。その意義を十分に踏まえた行動だったか問われる」と疑問を呈した。



2013年4月28日日曜日

わが猫額庭に今年もクレマチスが咲いた 2013-04-27


昨日(4月27日)、
わが猫額庭にクレマチスが咲いた。
10年ほど前、家人が友人から戴いたもの。
のちに、それを庭に植え替えた。

毎年鮮やかな色で目を楽しませてくれる。

花の数はまだまだもっと増える。




牧野和春『桜伝奇』を読む(4) 目次 と 第1章 真鍋の桜(茨城県)

『桜伝奇』 日本人の心と桜の老巨木めぐり 牧野和春
もくじ
第1章 真鍋の桜(茨城県
1 校庭の桜の木
2 ソメイヨシノ
3 戦争と桜と日本人

第2章 根尾谷淡墨桜(岐阜県)
1 齢一千年を越えてなお
2 継体天皇ゆかりの桜
3 薄墨・菊花石・天皇

第3章 醍醐桜(岡山県)
1 ”赤ケット”の記憶
2 後醍醐天皇お手植えの木
3 水神・守護霊・春の木

第4阜 山高神代桜(山梨県)
1 樹齢二千年!
2 老樹に会う
3 ”咲く”は老いの証

第5章 石部桜(福島県)
1 会津五桜
2 幸の里の血潮
3 白虎隊の少年たちを想う

第6章 荘川桜(岐阜県)
1 御母衣ダムの建設
2 二本の老樹の移転計画
3 荘川桜友の会

第7章 常照皇寺の九重桜(京都府)
1 京の都に「雅」を求めて
2 今は力なく色褪せて
3 「梅」か「桜」か

第8章 伊佐沢の久保桜(山形県)
1 大地の「角」
2 田村麻呂と三本の桜
3 「ミヤコ」対「ヒメ」

第9章 高麗(こま)神社のしだれ桜(埼玉県)
1 遠く「高句麗」にさかのぼる
2 奥武蔵の風景
3 桑畑に働き、桜に心を癒す

第10章 桜株(東京都)
1 オオシマザクラへの船旅
2 火山の島の生命力を映す
3 「役行者」と「桜株」

第11章 三春滝桜(福島県)
1 桜久保のはなやぎ
2 日本人の心と「シダレ」
3 ねがはくは花のしたにて……

第12章 狩宿の下馬桜(静岡県)
1 最古最大のヤマザクラ
2 霊峰富士とサクラ
3 宣長が感じた光の中へ

あとがき
著者紹介
付録 牧野和春・選 サクラの主要老古木一覧
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いま旬の桜、
第5章 石部桜と第11章 三春滝桜は、先に紹介した。
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第1章 真鍋の桜(まなべのさくら 茨城県土浦市)
1 校庭の桜の木

茨城県土浦市立真鍋小学校の「お花見集会」
 ・・・「さくら」の調べがマイクロホンを通して流れ始めると、正面玄関前をスタートした六年生児童が、全員ひとりずつ、幼い児等をおんぶして一組となり、桜を中心に輪になっている児等の、その外側をかけ足で一周する。
児童等はいっせいに拍手。
先生たちも笑顔でこれを迎え、一緒に拍手……。
わあーツと歓声に包まれる校庭。
それが鉄筋三階藩の白亜の校舎に反響する。

おんぶしているのは最上級の新六年生。
おんぶされているのは新しく入学した〝新一年生″たちである。

・・・茨城県土浦市立真鍋小学校(土浦市真鍋町四-三-一)である。
新学期を迎え、入学式に続いて真鍋小学校が毎年続けている新入生を迎えての「お花見集会」なのである。

 ここの桜は「ソメイヨシノ」である。・・・
胸高の周囲約五・一メートル、樹高十一メートルもあり、ソメイヨシノでは第一級の老樹であり、また巨木でもある。その意味で昭和三二年、茨城県天然記念物に指定され、真鍋小学校がその管理者となっている。

 学校そのものは明治十年(一八七七)六月三日(これを創立記念日とする)の創設である。
このとき、「真鍋学校」の名称で、当時、西真鍋、長松院に開校したのであった。
つまり、当時どこでもみられたように、取りあえず寺院を校舎に当てての発足である。
・・・明治十五年四月、真鍋小学校と改称、そして明治四〇年、現在地に新校舎が落成して同小学校の新しい歴史が始まった。・・・
実は、校庭にあるソメイヨシノの巨木は、その校舎新築を祝って、その年の春、卒業した六年生たちが醵金(きょきん)して学校に贈ったものだという。・・・

 「真鍋のサクラ」が有名になり始めるのは昭和五七年からで、この年四月、NHKテレビが全国に放映した。
その後、民放も含めてしばしばこの桜と児童等との交歓風景はテレビ放映され、小学校校庭のなかの桜の巨木として広く知られるようになった。

2 ソメイヨシノ
「ソメイヨシノ」については、殊にその起源をめぐってかねていろいろにいわれてきた。
一般には、ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの自然雑種で、江戸末期に、江戸、染井村に住む植木屋が保護育成して売り出し、ソメイヨシノの名称で急速に全国に普及した、ということで通っている。

明治中期以降普及したがルーツは不詳
 三好学はその著『桜』(昭和十三年、冨山房刊、一四六頁)の中で「染井吉野」を取り上げている・・・。

 『江戸名所図会』・『東都歳事記』・『江戸花暦』などは勿論、広重の浮世絵に現れた上野向島などの桜の景色は殆ど皆山桜である。
又、清親の花見の絵などにもよく山桜が画かれている。
私は江戸に生れ維新の時国へ行つたが其頃の江戸の桜は幼少で覚えがない。
明治十五年から東京に住んで、在学の余暇花見に行った。
此時代にはまだ山桜が多く、染井吉野は少かつたやうである。
(中略)
染井吉野は生長が盛んで早く花が見られ、又挿木で容易に繁殖するから、随つて苗木の供給が豊富で、価も亦安い。
山桜のやうに優美な特徴はないが、花の時には葉が出ないから満樹皆花で、単調ではあるがもてはやされる。
(中略)
染井吉野は兎に角明治の中頃までは珍しかつたから、…(以下略)     (以上、旧かな)

明治期におけるソメイヨシノの存在が右の一文でうかがわれる。
また三好は「染井吉野は朝鮮系統の桜と認められるが、併し東京へ移植された経路は明かでない。
唯明治の初頃染井の植木屋で培養されたやうに言はれてゐる。此桜を俗に吉野と呼ぶが、大和の吉野山の桜は山桜で、これとは別種であることは述べるまでもない」(旧かな)とも記している。

では、最新の学説はどうか。
川崎哲也解説『日本の桜』(山と渓谷社、一九九三年刊)の「ソメイヨシノの起源」(一六三頁)の記述を要約してみる。

①伊豆大島原産説があったが誤りと判明。

②小泉源一が済州島説を提唱。つまり、済州島より、船乗りがサクラを吉野権現に献上、のち染井村の植木屋が吉野詣での帰りに持帰り売り出したというもの。これも、吉野山にソメイヨシノが発見されず否定。

③一九一六年、米国植物学者アーネスト・ウィルソンが、オオシマザクラとエドヒガン雑種説を提唱。国立遺伝学研究所竹中要が、交配実験によりウィルソン説を確認、一九六五年、結果を発表、伊豆半島発生説を妥当とする見解に立つ。

④岩崎文雄は、染井村の植木屋伊藤伊兵衛政武こそ、ソメイヨシノの作出者と唱え、伊豆半島発生説を否定。

⑤荻沼一男はサクラの染色体研究の立場より、エドヒガンとオオシマザクラのF2ではなく、F1の自家交配またはオオシマザクラとの戻し交雑の結果と考える。

⑥北アメリカの学者より、ソメイヨシノは雑種起源ではなく、独立した種との新説出さる。

以上のうち、特に後半の二説は最近のものであり、ソメイヨシノの起源について、学問的な詰めにまでは至っていない。

ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの、それぞれの長所を遺伝的に受け継いでいる
・・・ソメイヨシノは葉に先立ってまず花が咲き、しかもその花びらは大きく、いかにも見栄えがする。
更に生長もはやく、根付きもよいからまたたく間に全国に普及した。

「ソメイヨシノ」という名前は『日本園芸雑誌』(明治三三年発行)に藤野寄命が発表した「上野公園桜花の種類」と題する論文ではじめてつけられ、その翌年、松村任三により、学名としても命名された。
従って、江戸、染井村(現在の東京都豊島区駒込あたり)の植木屋が発売した「吉野桜」の名前は、本場の吉野よりクレームがついたものの以後、「染井吉野」の名称で流通することになった。
しかし、木の寿命は比較的短命で、六〇年とも八〇年ともいわれる。

かくて学説上、ソメイヨシノのルーツはかたまっていないわけであるが、ソメイヨシノの、葉に先がけて花が咲くのは、エドヒガンの特徴であり、また花びらが大きいのはオオシマザクラの特徴であろう、と一般にいわれている。
いってみればソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの、それぞれの長所を遺伝的に受け継いでいる、とも解釈されている。

ソメイヨシノが驚くべき短期間に日本列島全域に広がっていった理由もこんなところにあったのであろう。

3 戦争と桜と日本人
(略)
*
*

桜伝奇―日本人の心と桜の老巨木めぐり
桜伝奇―日本人の心と桜の老巨木めぐり

今週の『あまちゃん』讃(2013-04-28)

















朝ドラ「あまちゃん」効果で岩手県久慈市がスゴいことになってる

今朝の「あまちゃん」。アキが海に落とされ、春子が駆け寄るシーンに最高の仕掛け発見。クドカン凄いな。

宮本信子の凛々しさ、美保純のかっこ良さ、渡辺えりのポーズの可愛さ、片桐はいりの地味さ、木野花の人柄の良さ!








今週出逢った雑学警句小咄人生訓(2013/04/28)









大宮(在特会の)デモ、カウンター側から掲げられたカッコいいプラカ


片山さつきがとんだとばっちりを食ったらしい。
さもありなん、というところがプチ・リアル。


食の規制緩和圧力が止まらないアメリカ。酪農業界が政府に提出した「牛乳に添加したアスパルテーム等の人工甘味料表示撤廃要請」に国民が反発、現在反対署名数が9万人を突破。

福島の桜 会津若松 鶴ヶ城の桜 葉桜気味


岩手の桜 地裁前の石割桜満開





京都の桜 平野神社。突羽根桜。境内にてこれ一本だけ咲き残った、今年最後の京都桜です。


岩手の桜 中津川沿い、テレビ岩手の裏手にあるシダレザクラが良い感じ

滋賀の桜 朽木 「かよぞう桜」、青空にはえて綺麗でした。

猪瀬都知事、オリンピック招致で対抗する都市を中傷。「イスラム圏の国々は、共有するものはアラーだけであり、お互いに殺しあってる。さらに階級制度もある。」 → 「真意が正しく伝わっていない。」と釈明 → 発言撤回、謝罪。 「今回の件で誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫」

【4月30日更新↓】












togetter      コチラ ↓
〔報道検証〕五輪誘致:NYタイムズ紙が報じた猪瀬都知事のイスラム誹謗発言は事実なのか
NYタイムズ紙の担当記者に同行した同社タブチヒロコ氏との一問一答を簡単にまとめてみました。
タブチさん、迅速なご対応ありがとうございました。
※まとめ後、猪瀬氏にも確認すべきという意見をいただいたので、このまとめの内容を丸ごと猪瀬都知事本人のアカウントに投げ、見解を求めました。現在回答待ち。(4/29 15時現在)






togetter
都知事選: 猪瀬直樹候補の外交感覚…イノセ流『ケンカのイロハ』
 …やっぱり“作家”センセイ?



YAHOOニュース
猪瀬都知事、他候補を批判=20年五輪招致への影響も―米紙
時事通信 4月29日(月)21時4分配信

【ニューヨーク時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は26日付で、2020年夏季五輪招致を目指す東京の猪瀬直樹都知事が他の立候補都市を批判する趣旨の発言をしたと報じた。国際オリンピック委員会(IOC)は招致活動において、他の候補都市のイメージを損なう行為や発言を禁じており、知事の発言が五輪招致に影響を及ぼす可能性もある。

同紙によると、猪瀬知事は「選手にとってどの都市で開催するのが最高か?  社会基盤や洗練された施設が整備されていない他の二つの国と(東京を)比べてください」と話した。また、「イスラム諸国が共有しているのはアラーの神だけで、彼らは互いに争っている。彼らの国には階級がある」とし、イスラム圏初の五輪開催を目指すイスタンブール(トルコ)を意識した発言をした。

IOCは「翻訳(された記事)であるため知事の発言の真意は定かではないが、全ての立候補都市は招致活動における規則を思い出してほしい」との声明を出した。 


NHK
猪瀬知事「イスラム諸国はけんかばかり」
4月29日 18時59分

アメリカの新聞ニューヨーク・タイムズは、2020年夏のオリンピック招致を巡る東京都の猪瀬知事のインタビュー記事を掲載し、猪瀬知事がほかの立候補都市を引き合いに「イスラム諸国はけんかばかりしている」などと発言したと伝えました。

IOC=国際オリンピック委員会の行動規範は、ほかの立候補都市との比較を禁じており、「すべての候補都市にルールを守るよう強調したい」とする声明を発表しました。

ニューヨーク・タイムズによる猪瀬知事のインタビューは、今月、招致活動のため訪れていたニューヨークで行われ、26日に掲載されました。

この中で、猪瀬知事は「アスリートにとって、いちばんよい開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない、2つの国と比べてください」とほかの立候補都市に言及しています。そのうえで、「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一、アラーだけで、互いにけんかばかりしている」という内容の発言をしたということです。

IOCはオリンピックの招致活動についての行動規範で、各都市は互いに敬意を払うべきだとして、ほかの都市との比較を固く禁じています。

ニューヨーク・タイムズは「発言で立候補都市の資格を失うことは考えにくいが、IOC側の信頼は揺らぎかねない」と指摘しています。

トルコのクルチ青年スポーツ相は、記事が掲載された翌日、ツイッターでコメントを発表し「発言は公正ではなく、悲しいことだ。オリンピック精神に反している。イスタンブールはほかの立候補都市に対して否定的な声明を出したことはないし、これからも出さない」としています。そのうえで、「われわれは日本の人々を愛しているし、日本人の信仰心や文化を尊重している。そして若者も、高齢者も同じように尊重する」としています。

IOC=国際オリンピック委員会は声明を発表し「記事に掲載された発言の翻訳を見ただけでは知事が本当は何を言おうとしていたのかは定かではない」として、今後、東京都に対して真意を問いただす考えを示唆しました。そのうえで、「IOCとしてはすべての候補都市に対して招致活動に関連したルールを改めて強調したい」として、招致活動に伴う行動規範を順守するよう各都市に対して改めて求めています。

猪瀬知事の発言について、JOC=日本オリンピック委員会の会長で東京の招致委員会の竹田恒和理事長は「猪瀬知事がどういう思いでどのようなことを話したのかまだ確認できていないので、何も申し上げることはできない。招致委員会としては、ほかの立候補都市と比較はしないというIOCのルールをよく理解して今後も招致活動を進めたい」と話しています。

記事の内容は
ニューヨーク・タイムズに26日、掲載された記事によりますと、猪瀬知事へのインタビューは訪米中、ニューヨークで行われました。

インタビュー記事によりますと、猪瀬知事は開催都市について「アスリートにとって、いちばんよい開催地はどこか。インフラや洗練された競技施設が完成していない2つの国と比べてみてください。ときには例えばブラジルのように、初めて開催するのもよいでしょう。しかしイスラム諸国では人々が共有しているのは唯一、アラーだけで、互いにけんかばかりしていて、階級もある」という内容の発言をしたということです。

また、若者の人口の割合が大きいイスタンブールが有利なのではないかという指摘に対して、猪瀬知事は高齢者が健康を維持できるよう、運動できることが日本社会のよさだと説明したうえで、「トルコの人々も長生きしたいでしょう。長生きしたければ、日本のような文化をつくるべきだ。若い人は多いかもしれないが、早く死ぬようではあまり意味がない」という内容の発言をしたと伝えられています。

インタビューは日本語で行われ、同席したニューヨーク・タイムズの日本人記者は「記者による翻訳の偏見を避けるため、通訳の翻訳のことばを採用した」と、個人のツイッターで説明したうえで、「誤訳があったとは認識していない」としています。


Afternoon Cafe   ↓
差別体質まるだしの猪瀬知事には五輪招致する資格無し







私の真意が正しく伝わっていない。  ←  コチラ
(「釈明」の「真意が正しく」伝わらない文章だネ。こりゃ。)

毎日新聞
猪瀬知事:「真意伝わらず残念」 トルコ批判を疑われ
毎日新聞 2013年04月29日 23時31分(最終更新 04月30日 00時15分)

2020年夏季五輪招致を目指す東京都の猪瀬直樹知事が、米紙とのインタビューでライバルのイスタンブール(トルコ)を批判したと疑われる発言をしたとされる問題で、猪瀬知事は29日夜、「東京が他都市を批判したとされていますが、私の真意が正しく伝わっていない。他の立候補都市を批判する意図はまったくなく、このようなインタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ。今後もIOCルールの順守、他都市の招致活動への敬意をもって、招致活動に取り組んでいく」とのコメントを発表した。

また、20年夏季五輪東京招致委員会は「我々がIOCのルールを順守して進めてきた招致活動に疑問が投げかけられ、批判の対象になってしまったことは本当に残念だ」としている。【竹内良和】

YAHOOニュース
<猪瀬知事>発言を撤回し謝罪「「イスラム圏に誤解招く」
毎日新聞 4月30日(火)11時45分配信

2020年夏季五輪招致を目指す東京都の猪瀬直樹知事は30日、米紙のインタビューで国際オリンピック委員会(IOC)の倫理規定に反して立候補都市のイスタンブールを「イスラム教国は互いにけんかしている」などと批判したとされる問題について、報道陣に「不適切な発言で撤回する」と述べた。また「イスラム圏の方に誤解を招く表現でおわびします」と謝罪した。

【猪瀬氏発言】ニューヨーク・タイムズ「記事に完全な自信」 (↓)

猪瀬知事はこの日、登庁しない予定を急きょ変更し、今後の対応協議のため午前11時過ぎに都庁入りし、報道陣に笑みも浮かべながら対応した。

問題とされた発言は、インタビュー終了後の雑談での「感想」だったとしたうえで「甘かったと言えば甘かった」と釈明。今後については「他都市に敬意を払いながら(招致)活動を続けたい」として、5月にロシアである各立候補都市のプレゼンテーションにも参加する姿勢を示した。

昨年12月に就任した猪瀬知事は「五輪招致はJOC(日本オリンピック委員会)の仕事」と公言していた石原慎太郎前知事と違い、招致活動の先頭に立つ意欲を見せてきた。今年1月の初の海外出張は、ロンドンでの五輪開催計画の記者会見。今月のニューヨーク出張も、主目的は日米交流団体の招きによる講演だったが、実質的には五輪招致PRの場として活用した。

それだけに、都議会五輪招致特別委員会副委員長の浅野克彦議員(民主)は「招致機運が下がってしまう。(作家の)知事は、普段から『言葉の力』の大切さを訴えているのに」と憤る。29日夜にはインターネット番組に出演し「知事はおわびしなくちゃならない」と批判を展開。特別委は臨時会開催の検討も始めた。

スポーツジャーナリストの谷口源太郎さんは「(開催都市決定の投票権を持つ)IOC委員は五輪の理念を非常に重視しており、発言は招致活動にも大きな影響を与えるだろう。猪瀬知事は五輪の歴史的価値や意味を理解しないまま、招致に夢中になっている」と批判する。【竹内良和、佐々木洋】

毎日JP
猪瀬氏発言:ニューヨーク・タイムズ「記事に完全な自信」
毎日新聞 2013年04月30日 09時50分(最終更新 04月30日 11時25分)

猪瀬直樹東京都知事が2020年夏季五輪招致のライバル、イスタンブール(トルコ)を批判したと疑われる発言をした問題で、発言を報じた米紙ニューヨーク・タイムズは29日、猪瀬氏による「真意が正しく伝わっていない」との批判に反論し「記事には完全な自信がある」とする編集幹部の談話を明らかにした。

同紙スポーツエディターのジェイソン・ストールマン氏は記事について「猪瀬知事をインタビューした記者2人は流ちょうな日本語を話す。また知事は自身の通訳を用意しており、記事に引用した言葉はその通訳によるもの。通訳の言葉は録音している」と説明した。(共同)









猪瀬知事の「謝罪」に見る「法令遵守」への逃避(郷原信郎)

略)

猪瀬知事の発言の最大の問題は、オリンピックの基本理念に反し、オリンピックを通して実現しようとする「他者、他国を尊重し合うフェアネス」という社会の要請そのものに反したところにある。
猪瀬知事の会見での「謝罪」は、問題を「五輪招致規範」の規定の「遵守」にすり替え、「法令遵守」に逃避しているに過ぎないのである。
東京五輪招致をめざす都知事としての基本的な姿勢自体を問われかねない発言をしたことを真摯に反省し、謝罪しない限り、東京五輪の招致活動に重大な支障となることは避け難いであろう。


MSN
「最後の雑談だけクローズアップ、残念」「不適切発言についてはおわび」 知事とのやりとり
2013.4.30 17:00 
(詳細なやりとり)





ニューヨークタイムズ紙(The New York Times)の掲載記事に関する知事コメント
Governor's comments regarding the April 27, 2013 The New York Times article
平成25(2013)年4月30日(火曜)、猪瀬知事は、2020年オリンピック・パラリンピック招致活動に関するニューヨークタイムズ紙の記事について、以下のコメントを発表しました。

IOCの行動規範第14条について、ルールを完全に遵守していくことを強調したいと思います。
インタビューにおいては、私は選手、オリンピック関係者、観客の皆様に東京が最高の場所を提供できる能力があるという強みを強調しました。

残念ながら、ご指摘の記事は他の立候補都市について触れたごくわずかなコメントに焦点があたり、私の真摯で広い意味での2020年招致への想いは完全には反映されませんでした。

しかしながら、私は自分のコメントの一部が不適切と認識される可能性があることを認め、心よりお詫び申し上げたいと思います。

私の招致にかける情熱は変りません。今後とも残りの招致期間において、他都市に敬意を表し、親愛なる気持ちをもって、招致活動を継続して参ります。

2013年(平成25年)4月30日

In reference to Article 14 of the International Olympic Committee's (IOC) Code of Ethics, I wish to underline that I am fully committed to abiding by the rules established by the IOC.
At the interview I underscored Tokyo’s strengths as a city and its ability to provide the best platform for athletes, Olympic Family members and spectators alike. Unfortunately, the article in question focused on a small number of comments relating to another bid city and therefore did not reflect my sincere and wider thoughts on the 2020 bid campaign.
I regrettably acknowledge, however, that some of my words might be considered inappropriate and consequently would like to offer my sincere apology.
My overwhelming passion and desire for Tokyo to host the 2020 Olympic and Paralympic Game remain strong. I look forward to the remainder of the bid campaign, where we will continue to enjoy a respectful and friendly rivalry with the other Bid cities.

April 30, 2013


YAHOOニュース
<五輪招致失言>猪瀬知事「真意なかった」
毎日新聞 5月2日(木)20時50分配信

 東京都の猪瀬直樹知事は2日の定例記者会見で、2020年夏季五輪招致を巡って国際オリンピック委員会(IOC)の倫理規定に反してライバル都市のイスタンブールを批判した問題について「(発言に)真意はなかった」と述べ、イスラム社会を侮蔑する内容ではなかったとの認識を示した。今後も招致活動を続けるとしたうえで、トルコ側とは謝罪するのではなく「世界史について語り合いたい」と話すなど、強気の姿勢を貫いた。

【猪瀬都知事発言は】「ルール抵触の可能性」JOC会長が認める 招致は継続

 猪瀬知事はニューヨーク出張中に米紙のインタビューで「イスラム教国は互いにけんかしている」などと発言し、報道後に不適切だったとして撤回・謝罪した。会見では、他都市に言及した点は問題だったと認める一方で、内容については「そんなに真意はないんです」と説明を避け、IOCが処分しない決定をしたことを持ち出し「もう終わったこと」と繰り返した。「他都市に触れるつもりはなかった」と、質問者に一定の誘導があったとの見方も示唆した。

 猪瀬知事は発言撤回後の1日、自身のツイッターで「今回の件で誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした」などと書き込み、ネット上で批判が殺到した。この点については「正当な批判なら敵ではない」と釈明。また、昨年8月にもイスタンブールやマドリードより東京が優位だとのツイートをし、後に削除したことを認め「(当時は)行動規範を詳細に認識していなかった」と述べた。【竹内良和、清水健二】





BritishEmbassy(*英国大使館)がレインボウパレード参加をTweetしてる




応援メッセージ乙武洋匡
作家/東京都教育委員
 なぜか、日本人は「ストライクゾーン」をつくりたがる。そして、その「ストライクゾーン」から外れた人々のことを指さし、くすくす笑う。でも、それが諸刃の剣になっていることに気づいている人は少ない。誰もが、何かの拍子にストライクゾーンから大きく外れ、一転してマイノリティ(少数派)となる可能性を秘めているのだから。そのときは、自分がうしろ指さされ、くすくす笑われることになるのだ。  みんなちがって、みんないい――。これが、僕の目指す社会。一人ひとりのちがいを認めあい、一人ひとりが胸を張って生きていける社会へ。東京レインボープライド2013の成功を心よりお祈りしています。

東京 江戸城(皇居)東御苑 ハクウンボク 2013-04-23 北の丸公園でも 2013-04-26


ハクウンボク
遠目で見ると白雲が棚引くように見えることから名づけられた。
そうなるまでには、今はまだ少し早い
江戸城(皇居)東御苑
4月23日の状況

▼こちらは4月26日に北の丸公園で見つけたハクウンボク
江戸城(皇居)よりまだもう少し若い

東京 北の丸公園 ハクウンボクが見ごろ 2013-05-02



福島第1原発1号貯水槽の外側土壌、採取した水の放射能濃度が2日前と比べ10倍超に上昇

時事ドットコム
土壌の放射能濃度10倍に=1号貯水槽、2日前と比べ-福島第1

 東京電力福島第1原発の地下貯水槽から放射能汚染水が漏えいした問題で、東電は28日、1号貯水槽の外側土壌で27日に採取した水の放射能濃度が、2日前と比べ10倍超に上昇したと発表した。貯水槽外側土壌での水採取場所は2カ所あり、今回上昇が判明した場所はこれまで濃度が低い状態が続いていた。東電は「原因は分かっていない。監視を続ける」としている。

 東電によると、放射能濃度が上昇したのは1号貯水槽の南西側土壌。27日に採取した水でストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1ミリリットル当たり1.1ベクレル検出された。26日は検出限界値未満で、25日は同0.099ベクレルだった。(2013/04/28-01:45)

福島の桜 湯川村 勝常寺の桜は満開ですね。今日は念仏踊りが奉納されます(2013.4.28)

秋田の桜 八橋の桜いっきに咲き始めた

安倍首相、戦車事件で嘲笑・ヒンシュクの嵐:庶民からNYタイムズ東京支局長まで。 おまけに漢字、間違えた! 

togetter   ↓
安倍首相、戦車事件で嘲笑・ヒンシュクの嵐:庶民からNYタイムズ東京支局長まで
1:安倍晋三 首相(自民党)、戦車に乗る。
2:NYタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏。安倍戦車事件を「デュカキスと戦車事件」になぞらえる。
> マーティン・ファクラー氏の該当ツイート
> マーティン・ファクラー氏とは?
> 「デュカキスと戦車事件」とは?
3:周囲の反響(嘲笑の嵐)



毎日JP
ネット世代向けイベント:各党がアピール 首相は戦車に
2013年04月27日

インターネット愛好家などを集めたイベント「ニコニコ超会議2」の自衛隊ブースで、
迷彩服を着て10式戦車に乗った安倍晋三首相
=千葉市美浜区の幕張メッセで2013年4月27日午後4時29分、鈴木泰広撮影
ア~ァ
7月まで封印のはずが・・・
晋三クンはソレガマンできない。
三歳児のような得意顔がなんとも・・・。

MSN
首相、迷彩服で戦車に乗る ニコ動イベントに登場
幕張メッセで開かれた「ニコニコ超会議2」。
「自衛隊、在日米陸軍」を訪れ戦車に乗る安倍晋三首相
=27日午後、千葉市美浜区(松本健吾撮影)



CNET
安倍総理がニコニコ超会議2を電撃視察--「ネットで世界を変えましょう」
藤井涼 (編集部) 佐藤和也 (編集部) 2013/04/27 17:08

4月27日、幕張メッセで開催中の巨大イベント「ニコニコ超会議2」に、安倍晋三内閣総理大臣が来場。政党ブ―スや自衛隊ブースなど、約30分にわたり会場内を視察した。

安倍総理は自民党ブースに設置されている宣伝車「あさかぜ」に登壇。「これからはネット選挙が解禁になります。みなさんと一緒に戦っていくことができるんです。私も昨年からFacebookをはじめました。一緒にネットを活用して、日本と世界を変えていきましょう」と演説した。

安倍総理の突然の訪問に会場内は騒然となったが、自民党ブースをはじめ行く先々で多くの来場者が詰めかけ、大きな声援を送っていた。

(写真)
安倍総理が自民党ブースで演説

「ネットで世界を変えましょう」と安倍総理

自民党ブース内のホワイトボードに直筆のメッセージを残した
アレッ?
字、間違えた?
なんか一本足らん!
テンも無い!
ええッ~!!







実に楽しそうな 石破茂さんと三原じゅん子さん。前線に行きなさい、どこへでも。


これは是非 ↓ (糸井重里さんの絶品!)
「まず、総理から前線へ。」 「とにかく死ぬのヤだもんね。」









「日本の首相が731という機体番号の戦闘機に乗って笑顔を見せるのは、ドイツの首相がハーケンクロイツがついた戦闘機に乗って笑顔を見せるのと同じくらいに不用意なことだ」




ニューヨークタイムズ紙に続いて、ワシントンポストも、安倍首相の歴史認識巡る発言を批判 「自己破壊的」 歴史直視していない

NHK
米紙 首相の歴史認識巡る発言を批判
4月27日 20時53分

アメリカの新聞「ワシントン・ポスト」は、安倍総理大臣の歴史認識を巡る発言を取り上げ、「歴史を直視していない」と批判するとともに、中国と韓国の憤りは理解できるとする社説を掲載しました。

これは、26日付の「ワシントン・ポスト」の電子版の社説が「歴史を直視できない安倍総理大臣」というタイトルで掲載したものです。

「ワシントン・ポスト」はこの中で、安倍総理大臣が就任以降、「活力を失っていた日本経済を再生させたり、自民党内の反対派を抑え、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加に道筋をつけたりするなど、日本の未来は前向きに見えた」としています。

しかし、安倍総理大臣の歴史認識を巡る最近の発言は、「すべての成果を台なしにしたいように見える」として、「中国や韓国の激しい憤りは理解できる」としています。

そのうえで、日本がかつて中国や韓国などのアジア諸国を侵略したことは事実だとして、「安倍総理大臣の主張する歴史の見直しは正当化できない。歴史を直視しなければ、互いが納得できる決着は難しくなる」と批判しています。

安倍総理大臣の歴史認識に関する発言を巡っては、アメリカ国務省のベントレル報道部長が25日、日本政府に対し、中国や韓国との関係改善を促していることを明らかにしています。



スポニチ
米紙 安倍首相は「自己破壊的」 歴史直視していないと批判

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は26日、安倍晋三首相が「侵略の定義は国際的にも定まっていない」と述べたことについて、歴史を直視していないと強く批判する社説を掲載、これまでの経済政策などの成果も台無しにしかねないと懸念を示した。

 社説は、日本が韓国や中国を侵略したのは疑いのない事実だと指摘。中韓が内政上の動機から反日感情をあおることがあるとしても、それは「安倍氏が陥った自己破壊的な(歴史の)修正主義を正当化する理由にはならない」とした。

 さらに、戦前の帝国主義への郷愁に浸っているようでは、国内改革を推し進めたり、正当な主張である防衛予算の増額などを隣国に納得させたりすることも困難になると論じた。

 安倍首相の歴史認識をめぐっては、ニューヨーク・タイムズ紙も24日付の社説で、中国や韓国の「敵対心を無謀にあおっているように見える」と批判している。(共同)
[ 2013年4月27日 11:29 ]


憲法「9条と表現の自由を定めた21条は絶対変えてはならない」(野中広務)

琉球新報
改憲の動き危惧 野中氏、政権を批判
2013年4月25日            

 【東京】小渕内閣で官房長官を務めた野中広務元自民党幹事長(87)が24日、京都市内で琉球新報など県内2紙のインタビューに答え、政府が28日に開く「主権回復の日」式典について語った。野中氏は「沖縄にとっては間違いなく『屈辱の日』。それを祝うというのは私には耐えられない。(閣内に)一人でもこれが主権回復かと問う良識がなかったのか」と安倍政権を批判した。開催に関して「日本の在り方を変え、憲法改正の扉を開けていく局面になると心配する」と述べ、改憲に強く反対した。

 野中氏は「4月28日は沖縄を米軍の施政権下に入れた日。その日をなぜ式典にしないといけないか憤りを感じる。県民が怒るのは当然だ。神経を逆なでされ、砂をかけられたような状態だ」と述べた。

 さらに「普天間移転や米軍の問題で沖縄は長い歳月苦労している。それを修復するんだという気持ちがなかったら主権回復にならない。記念すべきだと無理に閣議決定し、天皇陛下を利用すべきでない」とした。

 安倍晋三首相が国会発議要件を緩和する96条改正から着手しようとしていることに関し「憲法9条は日本人が大きな犠牲を払って獲得した宝物だ。要件から変えようとするのが姑息(こそく)だ。憲法の中身を論議するのはいいが、9条と表現の自由を定めた21条は絶対変えてはならない」と特に9条改正などに明確に反対した。国会議員の靖国参拝や尖閣問題でも安倍政権の姿勢に疑問を呈した。

4・28『屈辱の日』 沖縄県民集会 東京会場 「沖縄を切り捨てて何が「主権回復日」か!」




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NHK
沖縄 主権回復式典に抗議の大会
4月28日 12時17分


政府が日本の主権回復を記念する式典を開いたのに合わせて、主権回復後もアメリカの統治下に置かれた沖縄では、式典に抗議する大会が開かれ、このあと「式典の開催は、再び沖縄を切り捨てるもので到底許されない」という大会決議を採択しました。

この大会は、昭和27年4月28日に日本が主権を回復したあとも、沖縄は20年にわたりアメリカの統治下に置かれ続けたことから、沖縄県議会の野党・中立会派や平和団体などが式典に抗議して、宜野湾市で開いたものです。

大会は、政府主催の主権回復の記念式典と同じ時刻の午前11時から始まり、県内各地から大勢の人が参加しています。

はじめに、県議会の喜納昌春議長が「主権の回復後も普天間基地の移設問題やオスプレイの配備など、沖縄を頭越しにした政策が進められ、納得できる状況ではない」と訴えました。
大会ではこのあと、「沖縄が切り捨てられた『屈辱の日』に政府が式典を開くことは、沖縄県民の心を踏みにじり再び沖縄を切り捨てるもので到底許されない」という大会決議が読み上げられ、採択しました。

主権回復の記念式典を巡り、沖縄県内では、これまでに県議会や18の市町村の議会が、抗議決議や撤回を求める意見書などを採択しています。

主権が回復しているとは言えない

昭和47年まで本土復帰の運動を続けたという沖縄県恩納村の66歳の男性は「政府が今、なぜ主権回復を記念して式典を開くのか理解できません。アメリカ軍基地に伴う負担を考えると、主権が回復しているとはとても言えないのではないか」と話していました。

また、中城村からひ孫を連れて大会に参加した66歳の女性は「政府主催の式典には反対で、ことばも出ないくらいです。4月28日が、沖縄にとっていかに屈辱的な日だったかということを、孫やひ孫にも伝えていきたい」と話していました。

沖縄が本土に復帰した昭和47年に生まれたという豊見城市の40歳の男性は「基地があることが当たり前という状況のなかで育ってきたが、やはり、沖縄は本土よりも基地の負担が重く、平等ではないと思う。基地問題を解決することなく、政府が式典を開くことはとても残念です」と話していました。


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