日経新聞
ユニーGHD、5年ぶり最終赤字 前期 スーパー不振で減損
2015/4/3 16:37
ユニーグループ・ホールディングスは3日、2015年2月期の連結最終損益が24億円の赤字(前の期は74億円の黒字)に転落したと発表した。従来予想は54億円の黒字。最終赤字となるのは10年2月期以来5年ぶり。中核企業のユニーが運営する総合スーパーで消費増税後に収益性が低下した店舗の減損損失を計上したことが響いた。
売上高に当たる営業収益は前の期比1%減の1兆189億円と従来予想を36億円下回った。経常利益は同19%減の204億円に下方修正した。従来予想は215億円だった。総合スーパー(GMS)事業の不振に加え、コンビニエンスストア事業の売り上げも低迷した。同社のコンビニ1店舗の1日当たりの既存店売上高は15年2月期に43万6000円と前の期よりも2万1000円減少している。
ユニーGHDは現在、ファミリーマート(8028)と16年9月に経営統合することで交渉している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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